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2013年09月30日

モンスターズ・ユニバーシティ(アメリカ)

ポジティブなマイク(声:ビリー・クリスタル/日本語吹替版:田中裕二)は、誰よりも人間の子どもを怖がらせられるモンスターを目指しているのに周囲と比べて身体が小さくかわいらしいルックスをしていることに悩んでいた。
エリートモンスターになるべく憧れの大学モンスターズ・ユニバーシティに進学するも、大きな体躯のサリー(声:ジョン・グッドマン/日本語吹替版:石塚英彦)をはじめ将来有望なモンスターが多く通っていた……。

ワイルド・スピード EURO MISSION(アメリカ)

リオの犯罪王から100億円を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、宿敵であるFBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が現れる。
ホブスは、高度な運転技術と特殊な車両を駆使して、世界各国でスケールの大きな犯罪を繰り返す巨大組織を追跡中だったが、警察も軍も歯が立たない。
そこで、その組織を壊滅させるために、ドミニクとそのチームに協力を要請しにきたのだ。
さらにホブスは、死んだと思われていたドミニクの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)が生きており、その犯罪組織に関係している事を仄めかす。
一体、なぜレティが?ショウ(ルーク・エヴァンス)という謎の男が率いるその犯罪組織の目的は一体何なのか?ドミニクはブライアン(ポール・ウォーカー)たち馴染みの凄腕ドライバーを招集して決戦の地、ヨーロッパに降り立つ。
全ての謎を解き明かし、今度こそ仲間全員で自由を手に入れるために……。

レジェンド・オブ・トレジャー 大武当 失われた七つの秘宝(香港)

1910年代の中華民国初期。
道教の第一名山“武当山”で500年に1度開かれる武術大会に参加するため、考古学者で武術家の唐雲龍(チウ・マンチェク)は娘の唐寧(シュー・チャオ)を連れて、武当山へと赴く。
だが彼の真の目的は、山の各所に隠されているという7つの秘宝と神剣を手に入れることだった。
同じく、女性武術家の天心(ヤン・ミー)も武術大会出場を装い、秘宝を狙いにやって来る。
やがて、唐雲龍と天心は協力しながら秘宝を探すことになるが、邪悪な影を持つ白龍(デニス・トー)率いる武闘軍団に行く手を阻まれる。
そんな中、唐寧は白龍の弟子・水合一(ルイス・ファン)と出逢い、互いに惹かれ合っていくが……。

欲望のバージニア(アメリカ)

禁酒法時代のアメリカでは、密造酒の製造・販売が横行し、それがギャングがのさばる一因にもなっていた。
とりわけバージニア州のフランクリンは世界で最も密造酒の製造が盛んな地域であった。
1931年、このフランクリンで長男ハワード(ジェイソン・クラーク)、次男フォレスト(トム・ハーディ)、三男ジャック(シャイア・ラブーフ)のボンデュラント3兄弟は名をあげていた。
ハワードも一目置くフォレストは男気に溢れ、手堅く確実な仕事をする。
しかしジャックはギャングと組んで手を広げたいと野心を燃やしていた。
しかし、フォレストがマギーに、ジャックが牧師の娘バーサに恋をしたことから、兄弟に転機が訪れる。
そんな折、新しく着任してきた取締官レイクスが高額な賄賂を要求してくる。
他の者たちが次々とこの要求に屈する中、フォレストはこれを拒否。
そのために陰湿な脅迫が兄弟を襲い、さらに彼らの最愛の者たちまで巻き込むことになる……。

もうひとつの世界(イタリア)

イタリアのミラノ。
終生を修道生活に捧げる誓いの儀式を1か月後に控えた若い修道女のカテリーナ(マルゲリータ・ブイ)は、ある日、公園でジョギング中の男性から“古いセーターに包まれた赤ちゃんを発見した”と手渡される。
その赤ちゃん(ガブリエーレ・ガロファッロ)が無事に病院に保護された後、彼女は手元に残ったセーターのタグを頼りに、エルネスト(シルヴィオ・オルランド)のクリーニング店を訪ねる。
赤ちゃんの母親を見つけ出そうと考えたのだ。
この偶然の出会いは、2人の間に友情のような感情を芽生えさせてゆく。
彼女の母親探しを手伝うことを決意するエルネスト。
従業員の名前すら覚えようとせず、友達もいないエルネストだったが、もしかすると自分は赤ちゃんの父親ではないかと思い始めてもいたのだ。
一方、カテリーナは“ファウスト”と名付けられた赤ちゃんとの面会を重ねるにつれ、その子に情が移ってゆくのを感じていた……。
一方、毎晩の寝場所を求めて彷徨う家出少女テレーザ(カロリーナ・フレスキ)は、恋人の警官とともに新しい生活を始めようとしていたが、辛い過去を抱えていた。
やがて、ファウストを包んでいたセーターが、カテリーナとテレーザを繋げてゆく……。

2013年09月28日

MOON DREAM(日本)

貿易商である父の仕事の関係でナイジェリアから東京にやって来たボブ(ボビー・オロゴン)は、来日早々、パスポートと現金入りのカバンをバスに置き忘れてしまう。
途方に暮れていたところを助けてくれたのは、偶然通りかかったサユリ(南沢奈央)。
その可愛らしさと優しさにボブは一目惚れ。
無事にカバンも見つかって一安心だったが、公園で知り合った斉藤(ワッキー)に誘われるままパチンコ屋に入り、今度は有り金を全て失ってしまう。
その後、ひょんなことから外国人労働者を多く雇っている面倒見のいい古田社長(六平直政)の解体屋で働くことになったボブ。
やがて、同じ境遇にある外国人のアブ(ダンテ・カーヴァー)たちと友好関係を築いてゆく。
仕事は順調、サユリとも再会を果たし、貧しいながら暮らしも軌道に乗ってきたボブ。
ところが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう……。

真夏の方程式(日本)

手つかずの美しい海が残る玻璃ヶ浦で進められている海底鉱物資源開発計画の説明会に招かれた物理学者・湯川学(福山雅治)は、川畑夫妻(前田吟・風吹ジュン)が経営する旅館「緑岩荘」に滞在することになった。
そこで湯川は一人の少年・恭平(山崎光)と出会う。
恭平は親の仕事の都合で、夏休みの間、親戚である川畑家の旅館で過ごすことになったという。
翌朝、堤防下の岩場で男性の変死体が発見された。
男は旅館のもう一人の宿泊客・塚原。
彼は元捜査一課の刑事で、服役後に消息を断ったある殺人事件の犯人を捜していたらしい。
現地入りした捜査一課刑事・岸谷美砂(吉高由里子)は、さっそく湯川に協力を依頼。
やがて、環境保護活動にのめりこむ旅館の一人娘・成実(杏)や、観光業がふるわず廃業を考えていたという川畑夫妻、そして恭平をも巻き込みながら、事件を巡る複雑な因縁が次第に明らかになっていく……。

ポドリ君の家族残酷史X 韓国の夜と霧(韓国)

忠実な警察官ポドリ君は、父親であるイ・ミョンバク大統領への愛情を示すため、今日も放水銃で暴徒たちを鎮圧し、秩序を乱す不衛生な害獣=ネズミたちの駆除に精を出す。
だが、いくらポドリ君が頑張っても父親からはメールの返事さえ来ない。
激しく父の愛を求めるポドリ君は、ついに長い旅に出ることを決意する。
行く手を阻む暴徒たちを乗り越え、ネズミを統率する笛吹き女のエロティックな誘惑に耐え忍び、アクション映画さながらに突き進む。
その先に待っていたのは、ポドリ君の求める愛そっちのけで呪術に耽り、陰謀を巡らすイ・ミョンバクとパク・クネ、2人の韓国大統領だった……。

ハートの問題(イタリア)

ある晩、心臓に違和感を覚えた売れっ子脚本家アルベルト(アントニオ・アルバネーゼ)は手術を受け、救命救急治療室に移される。
そこに、重い心臓発作を起こしたアンジェロ(キム・ロッシ・スチュアート)が運び込まれる。
アルベルトはクレイジーでやかましいお喋りだが、人間関係をうまく作れない孤独な男だった。
じっと黙っていられないアルベルトは、アンジェロの症状にお構いなしでペチャクチャと話しかける。
アンジェロは、貧しい環境から努力して成功した自動車修理工場の経営者で、2人の子供と、3人目を妊娠中の妻ロッサーナ(ミカエラ・ラマゾッティ)がいる。
母親も見舞いに来て、楽しそうだ。
アルベルトの相手をするうちに、アンジェロは彼のペースに巻き込まれていく。
何から何まで対称的な2人は退院後に再会して、お互いに自分を理解してくれる世界で唯一の人物だと思うようになっていた。
脚本が書けなくなったアルベルトは、貯蓄もなく、恋人のカルラにも去られてしまう。
一人ぼっちになった彼は、ローマ近郊にあるアンジェロの修理工場で暮らすようになる。
反抗期の子供たちもいるそこでの生活は毎日賑やかで、アルベルトは気持ちが解放されていくのを感じる。
アンジェロは自分の心臓がよくならないことを悟りながらロッサーナやアルベルトにはそれを告げず、その一方で、すべてをアルベルトに託そうと考えていた……。

TRAIL(日本)

たき火を囲み、とりとめのない話をする芸術家たち。
画家(山口洋佑)、音楽家(三富栄治)、詩人(藤本徹)は、創作旅行の途中で山間の村に立ち寄る。
そこで出会った赤い服を着た少女トキ(時政里紗)の案内で、空き家を借りて創作活動を開始。
森を散策し、雲を眺め、時に動物と触れ合うのどかな日々。
そんなある日、三富とトキが森に入ったまま姿を消す。
雨の森、濁流の川……。
2人を探していた山口と藤本は、やがて変わり果てた姿のトキを見つける。
それから数年後。
民話の調査でアルゼンチンからやってきた作家(ダン・アビー)は、滞在先のホテルで悪夢を見る。
そして、展覧会で山口が描いた絵に遭遇したその瞬間、現在までの1分1秒という時間が堰を切って渦巻き、作家の中に流れ込んでくる……。

2013年09月27日

トイレの花子さん 新劇場版(日本)

高校1年生のさよ(上野優華)は母と2人で、東京から祖母が待つ田舎町に引っ越してくる。
転校初日、友達になったのはクラスメイトの真帆。
だが、彼女はクラスの中でいじめを受けていた。
そのことに気付いたさよだったが、自分が仲間外れになることを恐れ、真帆を助けてあげることができない。
そんなある日、真帆がトイレに閉じ込められてしまう。
一度はクラスメイトと一緒に帰宅したさよだったが、夜になって真帆のことが心配になり、学校に戻る。
そこで目にしたものは、不可解な死を遂げた真帆の姿だった……。
しかし、この悲しい出来事は、これから学校で起こる恐ろしい事件の始まりに過ぎなかった……。

スタンリーのお弁当箱(インド)

明るい性格でクラスの人気者、スタンリー(パルソー)は、カトリック系の学校に通いながら、いつも楽しい物語を創作してクラスメートを笑わせている。
ある朝、頬にあざを作って登校してきたスタンリーに、英語教師のロージー(ディヴィヤ・ダッタ)がその理由を尋ねると、街で喧嘩に巻き込まれて大喧嘩になったのだとクラス中を楽しませる。
食い意地の張った中年国語教師のヴァルマー(アモール・グプテ)は、授業中に早弁をしている生徒を見つけて叱りつけるが、自分もお腹がすいてしまい、教室を抜け出して他の先生の弁当をつまみ食いする。
昼食の時間。
クラスメートはそれぞれ持参してきた弁当を並べて皆で食べているが、スタンリーは家庭の事情で弁当を持ってこられず、教室をそっと抜け出し、水道水を飲んで空腹を我慢していた。
昼食時間になるといつもいなくなるスタンリーを見かねたクラスメートのアビシェークは、自分たちの弁当を少しずつわけてあげようと提案。
スタンリーは、ためらいながら恥かしそうに皆の好意を受け入れ、弁当を貰うのだった。
ところがそれを見つけたヴァルマーがスタンリーに「弁当を持ってこない生徒は学校に来る資格がない」と叱りつけ、教室から追い出し、スタンリーはその日から学校に来なくなってしまう。
実はスタンリーは、両親がいないため叔父の家に居候しており、学校から帰ると、毎日飲食店の厨房で夜遅くまで働かされていたのだった……。

桜姫(日本)

ワケあり稼業の権助(青木崇高)は、桜姫という美少女(日南響子)を目撃する。
彼女は高家の名門、吉田左門(野々村真)の一人娘だったが、吉田家の名前を聞いて権助の顔色が変わる。
桜姫の出自を教えたのは、この時代には不似合いな風貌の男・定吉(合田雅吏)だった。
夜、一人で眠っていた桜姫は、権助に襲われる。
最初は抵抗していた桜姫は次第に女の歓びに目覚め、権助の右腕に掘られた釣鐘の刺青を目に焼き付ける。
左門は良家との縁談を進めようとしていたが、盲目の琴の師匠・春琴(風祭ゆき)は、桜姫の女としての変化を感じ取っていた。
やがて権助への恋慕から、桜姫は家を飛び出す。
三ヶ月後、お金にがめつい宅悦(徳井優)が経営する遊郭“ぢごくや”には、お七(麻美ゆま)を初め数人の遊女がいたが、断トツ人気は新入りの風鈴お姫。
彼女こそ、あの桜姫だった。
腕に釣鐘の刺青を入れた彼女は、相手をする男に、釣鐘の刺青の男を探してほしいと頼んでいた。
権助は、心中の死に損ないの坊主・清玄(でんでん)から風鈴お姫の評判を聞き、会いに行く。
激しく求め合う2人。
男たちが姫をちやほやし、自分好みの権助まで入れあげるのが我慢ならないお七は、清玄を使って権助抹殺を企む。
宅悦が作る精力剤を盗み出し、清玄に飲ませるが、効き目が強すぎて清玄は死んでしまう。
そのころ権助は、侍・長浦残月(平山祐介)と取引をしていた。
実は桜姫を襲った日、長浦から頼まれて吉田家の家宝の掛け軸を盗んでいたのだ。
精力剤を盗まれた宅悦は、犯人がお七だと突き止めると、彼女を裸にして拷問を加える。
ぼろぼろで雨の中捨てられたお七に、優しく傘を差し出す姫。
しかしお七は縄を解かれた途端、姫を蹴り倒し、壮絶な泥レスを始める。
しかし姫に好戦されたお七は、嵐の中逃げていく。
店に戻った姫は、吉田家の掛け軸が盗まれていたことを知る。
それは権助が盗人であることを意味した。
愛する男と、一度は捨てた家の間で揺れる姫。
姫の恋の行方は……。

最後のキス(イタリア)

30歳目前のカルロ(ステファノ・アコルシ)、マルコ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)、パオロ(クラウディオ・サンタマリア)、アドリアーノ(ジョルジョ・パソッティ)、アルベルト(マルコ・コッチ)の5人は幼なじみ。
恋愛に関して、それぞれが事情を抱えていた。
恋人ジュリア(ジョヴァンナ・メッゾジョルノ)の妊娠を知ったカルロは、実は18歳の少女に惹かれている。マルコは結婚直前。別れた恋人を忘れられないパオロ。
アドリアーノは妻との間が絶望的だ。
そして、女性を愛することができないアルベルト。
さらに、ジュリアの母は平凡な生活に飽き飽きしていた。
そんな若者たちと、彼らを取り巻く人々を巡る恋愛模様の行方は……?

コンプライアンス 服従の心理(アメリカ)

アメリカのあるファーストフード店。
朝からトラブル続きの金曜日、店は賑わいを見せていた。
そこへ警察官を名乗るダニエルズ(パット・ヒーリー)という男から1本の電話が入る。
彼は店長のサンドラ(アン・ダウド)に、女性店員ベッキー(ドリーマ・ウォーカー)に窃盗の疑いがかかっていると告げ、彼女の身体検査を命じる。
警察官の言うことなら……と、その指示に忠実に従うサンドラ。
しかしこれは、その後数時間に渡って行われる“信じがたい行為”の始まりにすぎなかった……。

2013年09月26日

コン・ティキ(イギリス)

南太平洋のポリネシア諸島は、大陸から遠く位置するにもかかわらず、古くから住人がいる。
彼らの起源についてある仮説を立てた人物がいた。
南米のインカ文明とポリネシア文明との相似点が多いことから、ポリネシア人の祖先は、南米から海を渡って渡来した古代南米人なのではないか。
1947年、提唱者であるノルウェーの若き学者トール・ヘイエルダール(ポール・スべーレ・バルハイム・ハーゲン)は、この仮説を証明するため、ある挑戦を決意。
それは無謀とも言える試みだった。
古代でも入手が容易な材料のみで筏を作り、現代的な装備は無線機のみで、ペルーからポリネシアへ向かう航海に挑戦するというのだ。
その距離、8,000km。
同じ志を持つ仲間が集まり、信念を貫く男たちの命がけの冒険が始まる。
“コン・ティキ号”と名付けられた筏に乗り込んだのはヘイエルダールに加えて5人の仲間たち。
冷蔵庫のセールスマンだったヘルマン・ワツィンゲル(アンダース・バースモー・クリスチャンセン)、無線担当のトルスティン・ロービー(ヤコブ・オフテブロ)とクヌート・ハウグランド(トバイアス・サンテルマン)、トールの幼なじみで航海士を担当するエリック・ヘッセルベルク(オッド・マグナス・ウィリアムソン)、スウェーデンの民族誌学者ベングト・ダニエルソン(グスタフ・スカルスガルド)。
絶え間ないサメの襲撃、荒れ狂う嵐、命綱である無線機の故障……。
想定を超えるトラブルが続発する中、生き残るために厳しい戦いを強いられた男たちは、いかに困難を乗り越え、人間として成長していったのか……。

映画「立候補」(日本)

2011年11月。
橋下徹が仕掛けた40年ぶりの大阪府知事・市長選挙。
維新か反維新か、世論は二つに分かれ、マスコミをも巻き込んで日本中が沸き返っていた。
そこに現れた場違いな4人の泡沫候補たち。
スマイル党総裁のマック赤坂、二度目の府知事選に挑む“高橋先生”こと高橋正明、7歳の娘をもつ61歳の中村勝、初選挙の岸田修。
なぜ、彼らは300万円の供託金を支払ってまでして、敗北必死の選挙に立候補するのか。
過激な政権放送が話題を呼んだ外山恒一、落選歴15回という羽柴秀吉ら泡沫候補たちの独自の戦いを追いかけ、歴史に残ることのないチャレンジャーたちの原動力とその目的を探る。

太秦ヤコペッティ(日本)

映画の街・京都太秦を舞台に、家族のために家づくりと裏稼業にいそしむ男の姿を鮮烈な色彩で描く異色作。
妻子とともに家族3人で睦まじく暮らす百貫省二は、自ら思いついたやり方でマイホームとなる「磁石の家」を建てはじめる。
ある夜、家の資材のため牛をさばいて牛皮をはいでいた省二は、その様子を見た警官の小早川義竹から、ある“裏稼業”を紹介される。
省二は家族のために家を造りながら裏稼業を重ねていくが、ひょんなことから事態が思いがけない展開をみせて……。
京都を拠点とする製作会社シマフィルムが手がけ、現代京都の風景を背景とした意欲作を発表していく「京都連続」シリーズの3作目。
タイトルのヤコペッティは、「世界残酷物語」などのドキュメンタリーで知られるグァルティエロ・ヤコペッティに由来。

ami?amie? つきあってねーよ!(日本)

女遊びを重ねるテツ(高味光一郎)とレズビアンのグミ(吉野有佳)は幼なじみ。
仲の良い2人は決して恋人関係に陥らず、幼い頃から友情で結ばれていた。
ところがある日、グミが結婚式場から逃げてきた花嫁のケイコ(松井理子)に一目惚れ。
これをきっかけに、2人の関係に変化が生まれる……。

愛のあしあと(フランス)

1964年。
パリの靴店で働く若い女性マドレーヌ(リュディヴィーヌ・サニエ)は売春婦のアルバイトを始め、客だったチェコ出身の医師ヤロミル(ラシャ・ブコヴィッチ)と恋人同士になる。
1968年。
ヤロミルと社会主義国チェコの首都プラハを訪れたマドレーヌは娘ヴェラを出産するが、共産党が進める自由化政策“プラハの春”を嫌って帰国。
1997年のロンドン。
大人になったヴェラ(キアラ・マストロヤンニ)は米国人ミュージシャンのヘンダーソン(ポール・シュナイダー)と恋に落ちる。
その翌年、バイセクシュアルであるヘンダーソンはAIDSを患っていることをヴェラに告白する。

2013年09月25日

ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE(日本)

セクシーな美女に誘惑された芸人たちがアドリブで芝居をしつつキスを我慢するという、バラエティ番組『ゴッドタン』の人気企画『キス我慢選手権』。
川島省吾(=劇団ひとり)は、このコーナーで驚異的なアドリブ力と憑依型の演技力を開花させた。
彼を迎え撃つ最凶の刺客は、暗殺組織、ゾンビ、敏腕刑事、屈強な戦士、マッドサイエンティスト……。
そして、極限状態でキスをせがむ美女の誘惑。
おぎやはぎ、バナナマンといった共演者たちが見守る中、完全アドリブ、ノンストップで芝居を続ける川島は、物語をどのように紡いでゆくのか。
そして、その結末は……?24時間のキス我慢選手権が今、幕を開ける……。

アンコール!!(イギリス)

英国の名優テレンス・スタンプとバネッサ・レッドグレーブが熟年夫婦を演じ、ロックやポップスを歌う合唱団を舞台に、さまざまな人々が再び人生に前向きになっていく姿を笑いや涙を交えて描くヒューマンコメディ。
英ロンドンに暮らす72歳のアーサーは、無口で気難しい頑固老人。
息子との関係もうまくいかず、笑顔を見せられる相手は最愛の妻マリオンだけだった。
病弱だが陽気なマリオンは、ロックやポップスを歌う風変わりな合唱団「年金ズ」で歌うことが楽しみで、ある時、「年金ズ」は国際コンクールのオーディションに挑戦することに。
しかし、そんな折にマリオンのガンが再発。
練習に行かれなくなってしまったマリオンの頼みで、アーサーが代わりに合唱団に参加することになるが……。

ハングオーバー!!! 最後の反省会(アメリカ)

これまで、フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィアナキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)たちの騒動に関わってきたギャングのボス、チャウ(ケン・チョン)が、バンコクの刑務所から脱獄する。
一方、アメリカではアランが相変わらずのバカ息子ぶりを発揮していたところ、その様子にキレた父親シド(ジェフリー・タンバー)がショックで倒れ、亡くなってしまう。
さすがに周囲も“もう面倒見きれない!”と匙を投げ、アランを施設に収容しようとフィル、ステュ、ダグが車を走らせる。
ところがその途中、大物ギャングのマーシャル(ジョン・グッドマン)に拉致され、“ダグを返して欲しければ、金を盗んだチャウを探してこい!”と命令されてしまう。
なぜ自分たちが巻き込まれたのか理解できない一行だったが、実はアランの携帯電話に、チャウからメールが送られてきていたのだ。
かくして、バンコクとラスベガスを舞台に繰り広げられる大騒動の行方は……?

やさいのようせいクイズげきじょう(日本)

“親と子が共感できる優しい世界”をテーマに描いた“新鮮だけど普遍的”なテレビシリーズから、人気のエピソードがデジタルリマスター版で再登場。
原作は、『科学忍者隊ガッチャマン』など数々のアニメーション作品のキャラクターデザインで知られるクリエイター、天野喜孝。
さらに、妖精たちと一緒にクイズに挑戦。
未就学の子どもたちにも難しすぎず、映像ならではの楽しいクイズがたくさん。
あそびうたのコーナーでは、人気曲『おもちゃのチャチャチャ』で、妖精たちの特別音楽会に親子で参加。
集中力の持続が難しい幼児のために、“クイズには大きな声で答えよう!”と呼びかける参加型の構成になっている上に、多少のおしゃべりやきちんと座っていられなくても大丈夫。
さらに、幼児が不安を感じる劇場内の照明や音響にも配慮しており、親子での劇場デビューにぴったりな作品。

ムネオイズム 愛と狂騒の13日間(日本)

2009年8月30日に行われた衆議院議員選挙は、民主党が自民党に大勝し、政権交代を実現した歴史的な選挙となった。
鈴木宗男は、その前回の選挙で新党大地を立ち上げ、汚職疑惑を乗り越えて衆議院議員に返り咲いていた。
しかし、東京地裁で“あっせん収賄罪”の有罪が確定し、最高裁が上告を棄却すれば、すぐにでも懲役1年5ヶ月の実刑で収監されてしまう怖れがあった。
収監後も国政への命脈を保つには、自らが立ち上げた新党大地の国会議席数を現状の1から2に伸ばす必要がある。
そこで、タレントで車椅子の元郵政大臣・八代英太を副代表に任命し、盟友・松山千春や佐藤優らの応援を得て、崖っぷちの選挙戦が始まる。
民主党や連合との選挙協力を取り付けて臨んだものの、政権交代の突風は鈴木をも飲み込んでゆく。
その13日間の戦いにカメラは密着した。

袋小路(イギリス)

ロマン・ポランスキー監督の長編第3作。
満潮時には外界と遮断される孤島の古い城に、初老の男ジョージと若く美しい妻テレサが住んでいた。
閉ざされた世界で理想の生活を送ろうとジョージが全財産を投じて購入したその城に、ある時、傷を負った2人組のギャングがやってくる。
隔絶された空間を舞台に、夫婦とギャングの奇妙な人間関係を描き出していく心理サスペンスドラマ。

100回泣くこと(日本)

4年前のバイク事故で逆行性健忘症を患い、事故以前1年間の記憶を失った藤井(大倉忠義)は、恋人の佳美(桐谷美玲)に関する記憶がぽっかりと消えていた。
ところが、共通の友人であるムース(忍成修吾)とバッハ(波瑠)の結婚式に出席したことをきっかけに、2人は運命の再会を果たす。
初めて出会ったはずの佳美に自然と惹かれた藤井は、ずっと乗っていなかったバイクの修理に彼女を誘い、距離が接近。
やがて、藤井の記憶は戻らないまま、止まっていた時が動き出すように、2人は再び付き合い始めるのだった。
だが、4年間ずっと待ち続けていたはずの佳美は、かつて恋人同士だった事実を藤井に打ち明けようとしない。
一方、佳美に強く惹かれた藤井は“突然だけど、結婚しよう”とプロポーズ。
それを受けた佳美だったが、“1年間、結婚の練習をしよう”と条件を付けて一緒に暮らし始める。
穏やかに過ぎてゆく2人の生活。
街角の小さな教会でのたどたどしい愛の言葉と誓いのキス、佳美が熱を出した時、藤井が渾身の力を出して踊ってくれた“解熱の舞”……。
ささやかながら、満ち足りた幸せがこのままずっと続くと思っていた頃、佳美に病魔が忍び寄る。
ある日、佳美は“実家の父親の具合が悪いから”と家を出たまま帰ってこなくなってしまう。
佳美の言葉に何の疑いも持たなかった藤井だったが、久しぶりに帰った実家で見つけた手紙をきっかけに、4年前も自分たちが付き合っていた事実を知る。
さらに、佳美の親友、夏子(ともさかりえ)から彼女の現状を聞き、バイクを飛ばす。
なぜ、佳美は“結婚まで1年”と答えたのか……。
なぜ、かつて2人が付き合っていたことを明かさなかったのか……。
藤井の失われた記憶の中には、佳美への深い愛と、あまりにも切ない真実が隠されていた……。

21オーバー 最初の二日酔い(アメリカ)

高校時代から優秀で、現在はスタンフォード大学の医学生・ジェフ(ジャスティン・チョン)。
翌日には将来を左右する大事な面談を控えた彼のもとに、高校時代の悪友ミラー(マイルズ・テラー)とケイシー(スカイラー・アスティン)がやってくる。
2人の目的は、アメリカで飲酒が許可される21歳になったジェフの誕生日を祝うこと。
ジェフは2人を無下に追い返すわけにもいかず、とりあえずビールを1杯飲むことにする。
しかし、3人の祝杯はどんどんエスカレートし、ジェフは完全に泥酔してしまう。
3人は店をかえながら飲み続け、いくつものパーティーに紛れ込んでは問題を起こし、すでに制御不能な状態に。
夜も更け、ミラーたちはジェフを家に送り返そうとするが、3人はまったく見覚えのない場所にいた。
ジェフの大学の知り合いをたどって家を探そうとする過程で、友達もいず、寮を追い出され、留年ぎりぎりで、自殺を繰り返しては警察沙汰になっていたジェフの今の姿が明るみになる。
どうしてジェフはそんな風になってしまったのか? また、面談の時間が迫るなか、ジェフを無事に家に送り届けることができるのか……?

尖閣ロック(日本)

尖閣諸島魚釣島が国有化されてから1週間が過ぎた2012年9月18日、中国における反日デモが勢いを増し、漁業監視船による領海侵犯が繰り返される中、ふたりの日本人が魚釣島に上陸した。
その内のひとりであるロックミュージシャンのTOKMAにスポットを当て、上陸前日と当日の36時間を追ったドキュメンタリー。
国を愛する2人の男の明るく伸びやかな冒険の旅を通し、現代日本人の誇りを描き出す。

スターティング・オーヴァー(日本)

26歳同士の洋子(成澤優子)と太郎(片山享)が、慌ただしく引越しの準備をしている。
2人は高校2年のときに付き合い始め、東京で一緒に暮らしていた。
しかし10年の間にお互いの気持ちは変化し始め、太郎は別の女性に惹かれるようになり、2人は別れることになった。
一緒に荷物を片付けながら、昔話をしてなかなか先に進まない。
一緒に過ごした時間の長さを痛感した太郎は自分の選択に自信が持てなくなるが、洋子の想いを振り切るように、再出発を決意する。

2013年09月24日

しわ(スペイン)

銀行に勤めていたエミリオに、認知症の症状が見受けられるようになった。
そのため、エミリオは養護老人施設へ入所することになる。
お金に細かくしたたかな同室のミゲル、孫のためにバターや紅茶をこつこつ貯めているアントニア、アルツハイマーのモデストと彼の世話を焼く妻ドローレスら、施設には多様な人々が暮らしていた。
施設で暮らすうちに、重症の者は2階の部屋へ移動するらしいと気付く。
ある日、誤ってモデストの薬がエミリオのもとにくる。
このことから自分もアルツハイマーであることを知ってしまったエミリオは、ショックのあまり症状が進行する。
エミリオが2階へ送られることになる前に、ミゲルは彼のためにある行動に出る……。

殺しのナンバー(アメリカ)

アメリカ、ニュージャージー州。
CIA捜査官エマーソン・ケント(ジョン・キューザック)は、本部の指示で裏切り者を処分するが、その現場を目撃した彼の娘を逃してしまう。
上司のグレイ(リーアム・カニンガム)がその娘を始末したものの、彼の脳裏には訴えるような彼女の眼差しが焼き付く。
このミスで心にも傷を負ったエマーソンは、イングランド東部サフォーク州の人里離れたブラックレグ・マイナー送信局に左遷される。
ここでは、暗号オペレーターの女性と護衛の捜査官がペアを組んで数日交代で勤務、ヨーロッパの工作員たちに機密指令を送っていた。
だが、何の事件もないここでの任務は、20年以上の経験を持つエマーソンにとっては楽な仕事だった。
コンビを組む暗号オペレーター、キャサリン(マリン・アッカーマン)の明るさも、エマーソンの閉ざされた心を次第に解きほぐして行く。
だがある日、交代のため局へ向かった2人は、入口で突然激しい銃撃を受ける。
間一髪、局内に避難した2人は残されたデータから、襲撃してきたのは殺しのプロ集団と判断。
本部に救援を要請したエマーソンに返って来たのは、“暗号が漏洩したので、送信係を退任させて撤退しろ”という指示。
“退任”とは“死”を意味していた。
その時、キャサリンが、敵がCIA最重要幹部15人の暗殺指令を送信した記録を発見。
彼らが消されれば、世界は混乱に陥る。
だが、中止指令の送信には殺された同僚メレディス(ルーシー・グリフィス)が使用していた暗号表が必要だった。
必死に暗号表を探すキャサリン。
一方、オペレーター回線までが敵に占拠されていた事実に気づいたエマーソンは、さらに“女を殺せ。
お前は見逃してやる”との電話を受け、内部の人間が事件の黒幕なのではないかと疑惑を抱く。
その時、キャサリンが暗号表を発見。
と同時に、激しい爆発音が響き、局の扉が破壊され、武装した数人の男が乱入してくる……。

攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain(日本)

2027年、第四次非核大戦終戦から一年、戦禍の爪痕癒えぬニューポートシティで自走地雷を使った爆殺事件と、兵器売買の収賄容疑者である軍人が銃殺される事件が発生。
雨に烟る中、公安の荒巻大輔(声:塾一久)はその軍人の電脳を求め墓地を暴く。
だがその背中に冷たい銃口を向けたのは、殺された上官の容疑を晴らそうと動く陸軍義体化部隊501機関に所属する超ウィザード級ハッカーにして全身義体のサイボーグ、草薙素子(声:坂本真綾)だった。
一方、“眠らない眼”を持つ男バトー(声:松田健一郎)は、草薙を爆殺事件の犯人と疑い、新浜県警の刑事トグサ(声:新垣樽助)は、銃殺事件と娼婦殺人事件の共通項を捜査していた。
そして、501機関のクルツ中佐とサイボーグエージェントたちが草薙の動向を注視。
彼らが追い求めるものは、目の前の「事実」と失われた「真実」とが交錯する電脳社会の混沌に身を潜めていた……。

劇場版 BUCK-TICK バクチク現象II(日本)

1987年にメジャーデビューを果たし、以降25年間メンバーチェンジをせずに活動を続け、現在活躍するアーティスト達にも多大な影響を及ぼしてきたBUCK-TICK。
デビューからわずか2年で東京ドーム公演を敢行。
名実共にトップ・アーティストの仲間入りを果たした彼らは“バクチク現象”と呼ばれる社会現象まで引き起こした。
その後も独特なポップセンスとダークな世界観を深く掘り下げていく一方で、ブレイクビーツ、ドラムンベース、エレクトロニカなど、常にその時代の先鋭的な要素を積極的に取り入れ、まさにBUCK-TICK でしか成し得ない独自の音楽性を提示、今なお進化し続けている。
近年は、12年連続12月29日に日本武道館でのライブを開催。
2011年12月29日から、デビュー25周年を締めくくる2012年12月29日の日本武道館ライブまでの1年間、カメラは彼らに密着。
彼らの楽曲が生まれる瞬間、ライブやツアーに向かっていく彼らの姿、それぞれの情熱、メンバー同士の関係性や空気感を映し出していく。

ガラスの仮面ですが THE MOVIE 女スパイの恋!紫のバラは危険な香り!?(日本)

ラーメン屋の出前をするマヤ(声:中根久美子)、ファッションモデルの亜弓(声:白石晴香)、ヨガインストラクターの月影(声:中根久美子・二役)の3人の真の姿は、ある人物からのミッションを遂行する国際的スパイトリオ・紅の天女であった。
彼女らの武器はピストルでも武術でもなく、演技を超越した超演技。
敵を欺き、華麗に目的を遂げる。
ある日彼女らの下に、窃盗団・怨ディーヌに盗まれた秘宝・ダイヤの仮面を奪い返すよう指令が入る。
ミッションにあたる彼女らの前に、次々と敵が立ち塞がる……。

2013年09月23日

かしこい狗は、吠えずに笑う(日本)

2012年ぴあフィルムフェスティバルで、エンタテインメント賞と映画ファン賞をダブル受賞した青春ドラマ。
女子高生の熊田美沙は、名字やその風貌から 「プー」と呼ばれて馬鹿にされ、友だちもいない孤独な学校生活を送っていた。
そんなある時、可愛すぎて女生徒たちから妬まれている同級生イズミと親しくなった美沙は、なぜか自分に興味を示すイズミに戸惑いながらも、友情を育んでいくが……。

風切羽 かざきりば(日本)

母や姉から受けた激しい虐待が原因で、児童養護施設に措置されている高校3年生のサヤコ(秋月三佳)。
規定によって高校を卒業したら施設を出て行かなければならない彼女は、小さい頃にバレエを習っていたことから、高校卒業後はダンスの専門学校に通うつもりでいた。
だが、親の援助や奨学金は期待できず、自分で学費を稼がなければならない。
様々な方法でお金を貯めて学費に充てようと考えていたが、施設では児童のお金の管理も職員が行なっており、自由にならない。
さらに、施設で暮らす他の少女たちともうまくいかず孤立。
そんな窮屈な生活に嫌気が差したサヤコは、面会に来た父マサカズ(重松収)の車に飛び乗って施設を逃げ出す。
ところが結局、父にも置いて行かれ、1人ぼっちに。
やむなく姉サユリ(寺田有希)のアパートを訪れるが、やはりうまくいかない。
藁をも掴む思いで、母ユカリ(川上麻衣子)と暮らしていたアパートへ向かう。
しかし、若い男と一緒のユカリは娘を拒み、家の中に入れてくれない。
今更、施設には帰れず、他に行く場所もない……。
当てもなく夜道を彷徨っていると、ケンタ(戸塚純貴)という不思議な少年に出会う。
自転車で街を徘徊し、道行く人々に“僕の事、知りませんか?”と訪ねるケンタの自分探しの旅に付き合うことになるサヤコ。
アイデンティティを失った2人は、ネオン煌めく眠らない街を自転車で駆け抜ける。
ケンタは会う人毎に自分を知らないか尋ねるものの、知っていると答える人はいない。
だが、サヤコを知る人は多く、声を掛けてくる。
自分の正体がバレると、決まってケンタに自転車を出すよう促すサヤコ。
彼女の過去に何が……。
そして、暗闇を切り分けるように進む2人の旅路は、紆余曲折を経て、ある事件を引き起こす……。

WE BEAST ZEPP TOUR 2012(日本)

韓国の人気6人組男性グループ「BEAST」が、2012年に全国6都市をまわったZeppツアー「WE」の模様を収録したライブドキュメンタリー。
20日間・12回公演に密着し、ライブパフォーマンスはもちろんのこと、公演後に行われたサプライズファンミーティングやスタッフとの結成3周年記念パーティの様子、、圧倒的なパフォーマンスの隠された努力やメンバーのファンに対する思いなど、ふだんは見ることのできないバックステージの模様も収めた。

アイアム ブルース・リー(カナダ)

1973年にこの世を去ったカンフーアクションスター、ブルース・リー。
そんな彼に多大な影響を受けたというNBAのスーパースター、コービー・ブライアントや俳優のミッキー・ロークなど、各界の著名人にインタビューを試みる中、麻薬説、暗殺説も飛び交った不可解な死の真相について家族や友人、知人たちが重い口を開く。
また詠春拳や空手、柔道、ボクシング、レスリングなど多彩なジャンルを取り入れて独自の格闘技“ジークンドー”を創造した過程が、ブルース・リー本人の証言と共に明らかになっていく。
関係者への取材の中から、今の総合格闘技の生みの親がブルース・リーであり、彼の目指したマーシャル・アーツは自己表現そのものであったという独自の美学を浮き彫りにする。

さよなら渓谷(日本)

都会の喧騒から離れた緑が覆う渓谷で、幼児が殺害され実母が犯人として逮捕されるショッキングな事件が起こる。
母親の逮捕により事件は解決したかに見えたが、一件の通報により、この渓谷に住む尾崎俊介(大西信満)がこの母親と不倫関係にあったことがわかり、俊介に共犯の疑いがかけられる。
通報したのは俊介の妻・かなこ(真木よう子)であった。
取材に当たっていた週刊誌記者の渡辺(大森南朋)は、かなこが俊介を告発したこと、二人が必要最低限の物しか持たず、まるで何かから隠れているかのような生活をしていることにひっかかりを感じる。
調べていくうちに、渡辺は二人を結びつけている15年前の罪に行きつく……。

2013年09月20日

アフター・アース(アメリカ)

人類が地球を捨て去り、別の惑星に移住してから1000年後。
伝説の兵士サイファ(ウィル・スミス)とその息子キタイ(ジェイデン・スミス)を乗せた宇宙船が帰還中、トラブルに巻き込まれてしまう。
機体は大破し、緊急シグナル“トーチ”を載せた尾翼部が見知らぬ惑星に落下。
それを追ってなんとかその惑星に機体を不時着させるが、生存者はサイファとキタイの二人だけであった。
サイファは大怪我を負い、自分たちが住む星に帰るため、一人でトーチを探しに行こうとするキタイにサイファは言う。
「ここは“最上級危険惑星”、人類が捨てた地球だ……」そこには人間の姿はどこにもなく、大自然だけが広がり、見たことのない様々な野生動物たちが生息していた。
ずっと父親のような兵士になることだけを夢みていたキタイは、今、そのチャンスが巡ってきたのだと信じ、荒れ果てた土地に足を踏み入れる。
だがそんなキタイの前に、人類抹消のために進化した惑星の予期せぬ危機が次から次へと襲い掛かるのだった……。

燃える仏像人間(日本)

謎の仏像盗難事件が相次ぐ京都。
女子高生・紅子(声:井口裕香)は実家である寺の仏像を盗まれた上、両親を惨殺されてしまう。
天涯孤独の身となった紅子は、両親の旧友である僧侶、円汁(寺田農)の寺へ引き取られる。
そこで紅子が遭遇したのは、両親と仏像が融合したかのような醜い仏像人間だった……。

琉球の空へ 羽ばたけ天使君!(日本)

ダウン症の少年画家・小波津有希くんの創作風景や日常を記録したドキュメンタリー。
沖縄県西原町に暮らす有希くんは、一番重い症状から2番目にあたる重度A2の先天性ダウン症と診断されているが、6歳の頃から筆を握り、絵画に才能を発揮。
その伸び伸びとした作品世界が、多くの人たちの心を揺さぶってきた。
そんな有希くんの日常に寄り添い、自由な心で創作する姿や、家族との絆を描き出していく。

モンゴル野球青春記(日本)

世界中を旅していたバックパッカーの青年が、モンゴルの子どもたちに野球を教え続けた4年間をつづった同名ノンフィクションを映画化。
元高校球児で無職の淳は、ひょんなことからモンゴルに野球を教えに行くことに。
もう一度野球ができることに喜んだ淳だったが、モンゴルではマイナースポーツの野球をやっている人はほとんどおらず、さまざまな困難に直面する。
やがて淳の率いるチームは、アジア選手権で日本チームと対戦することになるが……。

マーヴェリックス 波に魅せられた男たち(アメリカ)

カリフォルニア州サンタクルーズ。
16歳の高校生ジェイ・モリアリティ(ジョニー・ウェストン)は、カフェで働く母親(エリザベス・シュー)と二人暮らし。
ある日、世界最大級の大波として知られる“マーヴェリックス”がサンタクルーズ近くに出現することを知ったジェイは、隣に住む伝説的サーファー、フロスティ・ヘッソン(ジェラルド・バトラー)に、大波を乗りこなすテクニックとスピリッツを教えてもらうことになる。
モンスターウェーヴを制するには強靭な体力や技術だけではなく、自然と向き合い死の恐怖とも対峙する強い心が不可欠だ。
真剣なジェイとそんな彼に心打たれたフロスティは、この不可能に近い挑戦に二人三脚で乗り出していく。
二人の間に父子のような絆が芽生える中、ジェイは幼なじみのキムと恋を育み、やがてついにジェイが“マーヴェリックス”に挑む日がやってきた……。

2013年09月19日

ファインド・アウト(アメリカ)

一年前、ジル(アマンダ・セイフライド)は何者かにより拉致・監禁されたと周囲に訴えるが、証拠が一つも出てこなかったため、彼女が抱える心の病による虚言症として片づけられてしまう。
ある日、今度はジルの妹モリー(エミリー・ウィッカーシャム)が失踪。
自分のときと同様に拉致されたと確信したジルは、姿なき犯人について警察に直訴するが、まともに取り合ってくれない。
ジルは誰からの助けも得られないまま、決死の覚悟でモリーの捜索に乗り出す。
その捜索の先には、恐るべき真相が待ち受けていた……。

非金属の夜(日本)

2011年。
震災後に社会は変貌し、東京最大の繁華街・渋谷の街はかつての賑やかさが消え失せていた。
人々の心は枯れ、行き場を失い不安を抱えた人間たちが溢れている。
そんな街の片隅で、得るものも無く怠惰に日々を送る少女と青年。
やがて、無秩序の闇夜の中で彼らは運命を共有し、それぞれの感情と思惑を交差させながら生と死に触れ、自分を追い求めていくのだった……。

バカ昔ばなし劇場版 じじいウォーズ(日本)

シュールで個性的な画風で人気のイラストレーター・五月女ケイ子と劇団「大人計画」の人気作家・細川徹のコンビが送り出し、テレビ番組などでも紹介されて人気の同名絵本を原作に、「桃太郎」や「浦島太郎」「ちから太郎」など、誰もが知る昔ばなしを、ゆるい笑いとともに描くアニメ「バカ昔ばなし」の劇場版。
幼なじみのじいさんとばあさんが宇宙で鬼退治をする姿を描く。

ネコヤドのハルとアキ(日本)

栃木県鹿沼市に暮らす少女、ハル(溝口恵)とアキ(星名利華)。
仲良しだった2人は、同じ男子を好きになったことがきっかけで、疎遠になってしまう。
そんな時、アキが引っ越すことに。
離れ離れになる彼女たちの心を、不思議な編みぐるみが再び結びつける……。

凍牌 劇場版(日本)

高校生のケイ(前田公輝)は放課後、バイトと称して裏レート雀荘に通い、荒稼ぎをする日々を送っている。
その瞳の奥はとても冷たく、裏世界では“氷のK”と呼ばれていた。
さらに、自宅には少女を飼っているという噂まである。
ケイの自宅に飼われている異国の少女・アミナ(茜音)は、何かから逃れるようにケイの部屋の押し入れでひっそりと生きながら、裏レート雀荘からケイが無事に帰ってくるのを待ちわびていた。
しかし、アミナのために欲を出したケイは、闇レート麻雀の魅力にはまり、深い闇に飲み込まれていく……。

2013年09月12日

中学生円山(日本)

定時で帰ってくる父(仲村トオル)、韓流ドラマにはまっている母(坂井真紀)、デリカシーのない妹といったごく普通の家庭に育った中学2年生の円山克也(平岡拓真)。
団地と学校を往復するだけの日々を過ごす克也だが、思春期らしく頭の中ではエロいことばかり考えている。
最近は、ある目的のために自主トレと称して身体を柔らかくする努力をしている。
ついには限界まで背中を折り曲げて妄想の世界へトリップするように。
その頃、上の階に下井辰夫という男(草なぎ剛)が引っ越してくる。
シングルファーザーで、仕事をしている様子はないが、なぜか団地の主婦たちの間にうまく溶け込んでいる。
そんなある日、団地の近所で殺人事件が起こる。
克也は謎が多い下井が殺し屋ではないかという妄想に取りつかれてしまう……。

ソラから来た転校生(日本)

遥か昔、地上の争いに嫌気がさして、空に移り住んだ人たちがいた。
そこは、重力からも時間からも、そして寿命からも解放された世界。
彼らはそこを“ソラ”と呼び、この星とともに悠久の時を過ごしている。
そんな安らぎの中にいながら、地上に興味を持つ者は、昔から世界各地で天使や天女の物語として語り継がれていた。
彼らは、なぜ地上に降りてくるのか……?今もまた1人、地上に天使が舞い降りてくる。
その名はレイカ(星名利華)。
しかし、彼女は地上に興味があるわけではなく、役目で仕方なくやって来たのだ。
彼女の目的は、地上で行方不明になった天使ルナを見つけ、ソラに連れて帰ること。
地上に眩いばかりの生命力が息づく夏。
ごく普通の女子高生、天野マコト(溝口恵)は、友人の男子生徒ターボ(桑野晃輔)とともに、文化祭に向けて自主映画を撮ろうとしていたが、一体何を撮ったらいいのか思いつかない。
そんな折、文才ある転校生が彼女の前に現れる。
それはレイカだった。
そうとは知らず、映画の脚本執筆を依頼してきたマコトに向かって、レイカは“自分はあなたをソラに連れて帰るためにやってきた天使だ”と告げる。
てっきり、自主映画のアイデアだと勘違いしたマコトは、嫌がるレイカを無理やり撮影に巻き込む。
レイカが演じるのは、なんと天使役。
マコトは、天使ルナとしての記憶を失ってしまっているらしい。
果たして、レイカは無事ルナをソラに連れて帰ることができるのか……?

BANK(日本)

経営するガソリンスタンドの資金繰りに行き詰まった男は、若い男女を仲間に加えて、銀行を襲撃する。
ところが、予想以上に早く警官隊が銀行を包囲したため、逃げ場を失った3人は、銀行員とその場に居合わせた客を人質に取って立て籠もる。
時間の経過とともに、犯人と人質の間に生まれる奇妙な連帯感。
やがて、そこにいる全員が犯人になってしまう。
そしてついに、包囲する警官隊に対して彼らが出した要求とは……?

二流小説家 シリアリスト(日本)

赤羽一兵(上川隆也)は売れない小説家。
ある日、彼のもとに連続殺人犯で死刑囚の呉井大悟(武田真治)から“告白本を書いて欲しい”という執筆依頼が舞い込む。
告白本を書けば一流の小説家になれるかもしれない……。
そんな欲望に駆られた赤羽は、呉井に面会を申し込む。
しかし、告白本の出版には条件があった。
それは呉井を主人公にした小説を書くこと。
渋々、承諾した赤羽は、小説を執筆するために3人の女性に対して取材を始めるが、その先々で殺人事件が発生。
しかも、その手口は12年前に呉井が犯した事件と全く同じものだった。
刑務所にいる呉井に今回の事件の犯行は不可能。
ということは、呉井以外の何者かの犯行なのか……?深まる謎。
果たして、その果てに待つ驚くべき結末とは……?

嘆きのピエタ(韓国)

30年もの間、親の顔を知らず、天涯孤独に生きてきた男イ・ガンド(イ・ジョンジン)。
彼の仕事は、債務者に重傷を負わせ、その保険金で利子が10倍に膨らんだ借金を返済させるという、血も涙もない借金取立て屋だった。
そんなガンドの前にある日、彼を捨てた母だと名乗る謎の女(チョ・ミンス)が現れる。
その話を信じないガンドは邪険に追い払うが、女は執拗に後を追い、アパートの前に生きたウナギを置いてゆく。
ウナギの首には“チャン・ミソン”という名前と携帯電話番号を記した1枚のカードが括り付けられていた。
躊躇いつつもガンドが女に電話をすると、子守唄が聴こえてくる。
ドアを開けると、そこに佇んでいたのは、涙を浮かべながら歌うミソンだった。
“母親の証拠を出せ”と詰め寄るガンドの残酷な仕打ちに耐えるミソンは、捨てたことをひたすら謝罪。
自分の傍を離れず、無償の愛を注いでくれるミソンを、徐々にガンドは母親として受け入れてゆく。
そしていつしかミソンは、ガンドにとってかけがえのない存在となっていた。
だが、彼が取り立て屋から足を洗おうとした矢先、ミソンの行方が分からなくなる。
その身を案じるガンドにかかってきた1本の電話。
聞こえてきたのは、助けを求める母の悲鳴と激しい物音だった。
自分が借金を取り立てた債務者の誰かが母を連れ去ったと確信したガンドは、債務者の家を訪ねてゆくが…。

2013年09月10日

直子の部屋(日本)

妹・真帆と二人暮らしをしている直子(細井ゆめの)は、三十路前で未だにフリーター。
レンタルビデオ店でアルバイトをし、基本スッピン、下着はテキトー、掃除・洗濯・料理は真帆に任せきりで、自分では何もできない。
しかしある日、妹が突然実家に帰ってしまう。
一人になって慌てふためく直子の部屋に、腐れ縁の親友・浜名(石川美帆)が訪ねてくる。
さらにバイト先の後輩・小林(半田周平)が、直子を主人公に映画を撮りたいと言い出し……。

SPINNING KITE(日本)

東京からさほど離れていないが、活気が薄れ、どんよりとした空気が街を包む千葉県木更津市。
東京湾に面した木更津と東京をつなぐアクアラインができる少し前の1996年、その街でふらふらと過ごしていたジュン(中村倫也)、ブンジ(内野謙太)、キド(伊藤友樹)、マキ(醍醐直弘)の4人のパンクな若者たちは、海を挟んだすぐそこにある東京を疎みながらも憧憬を抱き、未来を掴もうと手を伸ばしていた……。

遠くでずっとそばにいる(日本)

27歳の志村朔美(倉科カナ)は交通事故で記憶障害が起こり、10年分の記憶を失ってしまう。
頭の中だけが17歳に逆戻りしてしまった朔美は、自分の周辺で突然起こった変化に戸惑いながらもその状況を楽しんでいた。
だがやはり、10年の出来事が気になり始め、恋人と思われる細見良彦(中野裕太)や、高校時代の同級生で性同一障害のため男の子になりかけている大島薫(伽奈)に助けられながら失われた記憶を辿り始める。
17歳の朔美にとって見覚えのない鍵、半分だけの絵、そして10年分の写真の束……。
やがて朔美は、自分が失ったものは記憶だけではなく、良彦とは“別の恋愛”であることを知り、さらに、記憶をなくした交通事故の半年前に“もうひとつの交通事故”に遭っていたという事実を知る……。

スプリング・ブレイカーズ(アメリカ)

大学生のフェイス、キャンディ、ブリット、コティの4人は、春休みをフロリダで過ごそうと、強盗で資金を稼ぎ出すことを思いつき、計画は見事に成功する。
そして、いよいよフロリダへやって来た彼女らは、思い思いに休みを満喫する。
だが、そんな彼女らの前に“エイリアン”と名乗る男が現れたことから、裏社会に引きこまれていく。

女生徒・1936(日本)

<燈籠>下駄屋の一人娘・咲子(柴田美帆)は、商業学校の学生で年下の水野さんのために、男物の水着を盗んで交番に連行される。
そこで自分の思いをぶつけて必死に抗弁するが、新聞記事にも取り上げられ、近所の笑いものにされてしまう。
そして、水野さんから手紙が……。
<女生徒>2年前に姉が北海道に嫁ぎ、1年前に父親を病気で亡くした女学生の佳子(川原崎未奈)は、母親と2人暮らし。
彼女の1日を、意識の流れに沿って展開する。
10代を生きる意味を彼女の鋭い感性で語らせ、それはまた、太宰自身の声でもある。
<きりぎりす>裕福な家庭に育った智子(川原崎未奈:二役)は、社会に対して信念を持って生きている。
それを当たり前のように実践し、妥協を許さないその生き方は、愛する夫に対しても、その気持ちを正面からぶつけることとなる。
“お別れします…。
”<待つ>20歳の葉子(柴田美帆:二役)に、前3作の女性の生き様がひとつのイメージとなって、この時代を生きることの難しさが象徴的に集約される。
駅舎で待つ葉子。
それは、太平洋戦争の始まりへの昂揚感、未来への希望でもある何か。
今、どこにもない世界に空想が広がる。

2013年09月09日

3人のアンヌ(韓国)

静かな海辺の町モハンを舞台に、名な女性映画監督、韓国人映画監督と浮気の関係にある人妻、夫と離婚したばかりの女性を描き出す。

サンゴレンジャー(日本)

世界有数の美しいサンゴ礁が広がる沖縄県石垣島。
町長選挙が間近に迫っており、サンゴ礁を破壊する大規模な橋の建設計画をめぐり賛成派と反対派が対立していた。
そんな中、環境省の石垣事務所に自然保護官の矢島(青柳翔)が赴任してくる。
熱血漢の彼は赴任早々、サンゴ礁を守る『サンゴ防衛レンジャー』となることを宣言し、橋の建設計画に反対だと主張する。
面食らう同僚たちを意に介さず、同期の岸谷(田中圭)を勝手に『サンゴレンジャー』に任命。
岸谷は矢島に振り回されながらも、彼の自然に対する熱い思いに共感していく。
さらに、地元の小学校で海やサンゴの素晴らしさを語る矢島の姿勢に胸打たれた教師リサ(佐々木希)も、『サンゴレンジャー』に加わる。
ある日、橋の建設計画反対派の集会で矢島は個人的な意見を述べるが、公務員である立場を超えた発言が波紋を呼ぶ。
同時期に矢島を慕う車椅子の少年の怪我や反対派政治家の汚職発覚など相次いでトラブルが発生し、賛成派と反対派の対立が激化。
サンゴを守りたいという純粋な思いの前に、厳しい現実が突きつけられる。
挫折を味わうものの、一人の人間として何をすべきか、海を見ながら考える矢島。
そして島民が小競り合いを繰り広げる集会に現れた『サンゴレンジャー』たちは、ある行動に出る……。

後宮の秘密(韓国)

王が妃を亡くし、後継ぎもないまま年を重ねていた時代。
王の異母弟・ソンウォン大君(キム・ドンウク)は狩りの途中でシン参判の屋敷に立ち寄り、ファヨン(チョ・ヨジョン)という美しい娘に心を奪われ、足しげく通うようになる。
その状況を厭わしく思う大妃(パク・チヨン)は、ファヨンと恋人・クォニュ(キム・ミンジュン)の仲を引き裂き、ソンウォン大君の兄である王の側室とする。
5年後、王の崩御によりソンウォン大君が王位に就く。
しかし、摂政の名目で大妃が先王の勢力の粛清を行い、ファヨンの父が処刑される。
さらに大妃はファヨンの命まで奪おうとするが……。

建築学概論(韓国)

建築学科に通う大学1年のスンミン(イ・ジェフン)は、建築学概論の授業で出会った音楽科の女子学生ソヨン(スジ)に一目ぼれする。
しかし恋に奥手なスンミンはなかなか告白できず、小さな誤解からソヨンと疎遠になってしまう。
それから15年後、スンミン(オム・テウン)は建築士となっていた。
ある日、彼の前にソヨン(ハン・ガイン)が突然現れ、家を建ててほしいと頼んでくる。
家を建てている間に、次第にソヨンの素性が明らかになっていき、思い出とともに新たな温かい感情が芽生えてくる。
しかし、スンミンには婚約者がいた……。

ガチバン スプレマシー2(日本)

紅井レオ(荒井敦史)はオラオラ系カリスマモデルで闇金の取り立て屋だったが、組織から裏切られ、今では無職で無一文になっていた。
そんなレオの前に、父親・一輝(ウダタカキ)が現れる。
生活保護費不正受給中の一輝は教育支援費を狙い、レオに高校受験を勧める。
レオは超短ランに着替え、一度は自分を裏切った心愛(佐藤永典)とともに、いやいやながらも定時制の衣笠高校に入学する。
一方、衣笠高校の普通科にいる最強の番長、森紋児(佐野和真)は自分を超える次の番長が現れないため、衣笠高校の平和を願うあまり留年を繰り返し、3度目の3年生を迎え、20歳になっていた。
ヤンキーの巣窟・衣笠高校で、最悪の出会いを果たした紋児とレオは……。

2013年09月07日

オース!バタヤン(日本)

昭和の初め、紅ショウガで飢えをしのいだ少年は、栄養失調で片目を失明したものの、姉が歌う『赤とんぼ』に光を見出し、4,000人のオーディションを勝ち抜いてスター街道を突き進む。
戦争中は“歌い方が軟弱”と憲兵の弾圧を受けて大阪に逃げ延びるが、3度の空襲に遭遇。
奇跡的に一命を取り留めたものの、戦後はヒット曲に恵まれず、ドサ回りで辛酸を舐める。
ところが、やがて天下のツキ男の本領を発揮し始め、突然の大ヒットに加えて、ラスベガスのカジノで大当たり。
さらに、ブルースマンとして日本で初めて電気ギターを持って歌うスタイルを確立する。
戦前、戦中、戦後を駆け抜けたその人の名は、バタヤンこと田端義夫。
浜村淳の名調子に乗って第2の故郷、鶴橋で繰り広げられる驚愕のステージ。
歌に燃え、女に燃えてバタヤンの人生万華鏡がスクリーンに花開く笑劇の音楽ドキュメンタリー。

劇場版 BUCK-TICK バクチク現象I(日本)

1987年にメジャーデビューしたバンドBUCK-TICK。
2年後の1989年には3rdアルバム『TABOO』が大ヒットし、その年の12月29日にデビューから異例のスピードで東京ドームライブを敢行。
“バクチク現象”と呼ばれる社会現象まで引き起こした。
2011年12月29日から、デビュー25周年を締めくくる2012年12月29日の日本武道館ライブまでの1年間、カメラは彼らに密着。
メジャーデビュー以来一度もメンバーチェンジを行わず独自のポップセンスや世界観を深めるとともに、ブレイクビーツ、ドラムンベース、エレクトロニカなど先鋭的な要素を取り入れ進化し続けるBUCK-TICK。
彼らの楽曲が生まれる瞬間、ライブやツアーに向かっていく彼らの姿、それぞれの情熱、メンバー同士の関係性や空気感を、カメラはつぶさに捉える。

ギャングバスターズ(アメリカ)

ある日、障がいを持つ息子ロブ(トーマス・ブロディ=サングスター)を凶暴なギャングの元夫カルロス(ビリー・ボブ・ソーントン)に奪われたセレステ(エヴァ・ロンゴリア)。
彼女は、アラバマの無法地帯で生きる荒くれ者、ウーディ3兄弟に助けを求める。
トラブルと銃が大好物の長男ブリック(クレイン・クロフォード)、レスリングの天才だが口が利けない次男リンカーン(ダニエル・クドモア)、元米軍兵士でタフな三男のマックイーン(トラヴィス・フィメル)の3兄弟は、ガラガラヘビのような凶暴さで知られ、本来なら子どもを取り返すようなケチな仕事は請け負っていなかった。
ところが、窮地に追い込まれたセクシーなセレステに心を奪われた長男ブリックが、彼女の依頼を引き受けてしまう。
それは、相手をぶちのめして子どもを奪ってくるだけの簡単な仕事のはず……だった。
ところがいつの間にか、それは彼らが経験した血なまぐさいキャリアの中でも、最高にスリリングでクレイジーな冒険へと変貌してゆく。
3人を追うのは、その命を付け狙うカルロスと凶暴な子分たちだけではなかった。
騒動に巻き込まれた地元の保安官に加え、やけにしつこい連邦捜査官も追跡に加わる。
誰を信じればいいのかわからないまま、彼らは知られざる“贖い”を果たすため、最終決戦の場へ向かうが……。

紲 庵治石の味(日本)

建築デザイナーになるために上京し美術大学に通う鈴木翔太(佐藤貴広)は、父が亡くなったため数年ぶりに故郷の香川県高松市にある庵治町へ帰る。
庵治町は小さな町だが、日本三大花崗岩の一つ・庵治石が取れ、その伝統は400年以上続いている。
翔太の父は庵治石の石工だった。
父の葬儀を終えて近くの山間を散歩していた翔太は、ふと、石を叩く音を耳にする。
その音の聞こえてくる方へ行ってみると、石工の田島源二郎(志賀圭二郎)が古びた小屋で黙々と石を彫っていた。
源二郎の作品に心を動かされた翔太は、夏休みの間だけ源二郎に弟子入りしたいと懇願。
源次郎の娘で翔太の同級生でもある結維(小野まりえ)の力添えもあって、源二郎は渋々承諾する。
軽い気持ちで修業する翔太と頑ななまでに己の道を突き進み地元の石工からも浮いている源二郎。
世代も考え方も違い相入れないように見えた二人に、転機が訪れる……。

折れた矢(韓国)

韓国名門大学のキム・ギョンホ教授(アン・ソンギ)は大学入試問題の誤謬を指摘、大学側に訂正を要求するが、大学側はそれを認めず、キムを解雇する。
それに反発したキムは大学側を訴え続けるも教授地位確認訴訟に負け、控訴審さえ妥当な理由もなく棄却。
腹が立ったキムは担当裁判長をクロスボウで脅かすという行動に出る。
この事件はあっという間に世の中に広がり、司法省は彼の行為を国に対するテロだと規定。
しかし、キムはクロスボウを撃った事実はないと訴える。
激しい争い、穴の開いたシャツ、腹部2cm程の傷、そして折れた矢……。
検事側から提出される証拠の矛盾を一つずつ明かしていくキム。
一方、司法省は何としてでも彼に有罪判決を下そうとするが……。

2013年09月06日

宇宙戦艦ヤマト2199 第六章「到達!大マゼラン」(日本)

バラン星でのガミラス大艦隊からの攻撃を振り切り、亜空間ゲートを通過して大マゼラン銀河に到達したヤマトとクルーたち。
その頃、デスラー総統はドメル将軍に再びヤマト迎撃の命を下す。
やがて、宇宙の難所、七色星団でヤマトはドメル将軍率いる空母艦隊と対峙。
ドメルの繰り出す奇策にヤマトは翻弄されてしまう。

旅立ちの島唄 十五の春(日本)

沖縄本島から東へ360km離れたところにある南大東島には高校がないため、この島に住む高校進学希望者は島を出なければならない。
民謡グループのリーダー・仲里優奈(三吉彩花)の家でも、姉・美奈(早織)と兄は進学を機に、沖縄本島出身の母(大竹しのぶ)は美奈が高校へ進学するときに一緒に島を出ており、今はサトウキビ畑を営む父(小林薫)と二人暮らし。
美奈は子どもとともに島に帰ってきているが、兄は那覇で働き、母は島に戻っていない。
中学3年生になった優奈の心には、めったに会えない母への思い、父を島に一人置いていくことの悲しみ、淡い恋、南大東島にはないものへの憧れや将来への不安などがよぎる。
様々な思いを込めて優奈は島唄を唄いきり、島からの旅立ちのときを迎える……。

ビル・カニンガム&ニューヨーク(アメリカ)

ニューヨーク・タイムズ紙で長年ファッション・コラム『ON THE STREET』や社交コラム『EVENING HOURS』を担当しているファッション・フォトグラファー、ビル・カニンガム。
50年以上もニューヨークの街角に出てファッショントレンドを追い続け、ストリートファッション・スナップの元祖とも言える彼に撮られることは、ニューヨーカーにとっては誇りである。
82歳になる彼は今でもブルーの作業着姿で街角に自転車に乗って現れ写真を撮り、夜にはチャリティーパーティーやイベントに顔を出し、さらにパリのファッション・ウィークに出向くなど、仕事に情熱を燃やし続ける。
客観性を保つためにパーティーでは水すら口にしないというほど、仕事に対する姿勢はストイックであり、世界中のファッション・ピープルが尊敬する存在である。
その一方で、彼が雨の日に着るポンチョはテープで補強され、彼の住むカーネギーホールの上のスタジオアパートの小さな部屋は、今まで撮影した全ネガフィルムが入ったキャビネットのほかは、簡易ベッドが置いてあるのみ。
コーヒーは安いほどおいしいと主張するなど質素な生活を送り、仕事以外には無頓着なところがある。
2008年、ビル・カニンガムはフランス文化省から芸術文化勲章オフィシエを受勲される。
そのときに催されたパーティーで、彼は「私のしていることは仕事ではなく喜び」と語る。
仕事をこよなく愛するビル・カニンガムの姿をカメラは追う。

きっと、うまくいく(インド)

エリート大学に合格した3人の新入生。
そのひとり、ランチョー(アーミル・カーン)は“超天才かバカ”といわれる自由人。
「きっと、うまくいく」というモットーのもと、なんとか大学を卒業するが、ある日突然姿を消してしまう。
そんな彼を探し、10年前に交わした賭けの答えを出すために、共に学んだ親友たちが旅に出る。
やがて親友たちに降りかかる人生の危機とは……。

クロユリ団地(日本)

クロユリ団地に引っ越してきた明日香(前田敦子)。
老朽化の進むこの団地で、13年前から謎の死が相次いでいることを彼女は知らなかった。
明日香は引っ越したその夜から、隣りの部屋からの不気味な音に悩まされ続ける。
ある日、目覚ましの音が鳴り続いているのを不審に思った彼女が隣室を訪ねると、老人が独りきりで死んでいるのを見つける。
明日香は老人の死を防げなかった自責の念と、その日から次々と彼女を襲う恐ろしい出来事に神経をすり減らす。
老人が何か伝えようとしているのではないかと考えた明日香は、隣室の遺品整理に来た特殊清掃員の笹原(成宮寛貴)の力を借りて手がかりを探そうとするが……。

2013年09月05日

愛さえあれば(デンマーク)

イーダ(トリーネ・ディアホルム)は娘のアストリッド(モリー・ブリキスト・エゲリンド)の結婚式を間近に控え、自身の乳がん治療に一区切りをつけることができた。
乳房を再建しないかと女医に勧められたが、夫はありのままの自分を愛してくれるから、と断る。
しかし帰宅すると、夫・ライフ(キム・ボドニア)の浮気現場に遭遇してしまう。
2年半にも渡る仲らしい。
ライフは、イーダが病気になり悲しかったと言い残し、家を出ていく。
アストリッドと相手のパトリック(セバスチャン・イェセン)はパトリックの父が所有するイタリア南部の街・ソレントの別荘で式を挙げるため、一人旅に慣れていないながらもイーダは式の4日前にイタリアへ向け出発。
コペンハーゲン空港の駐車場で他の車とぶつかってしまい、相手の車から怒りながら降りてきたのは、なんとパトリックの父親フィリップ(ピアース・ブロスナン)だった。
挙式3日前になると、両家の親族らが別荘に到着。
そんな中、ライフは浮気相手のティルデ(クリスティアーネ・シャウムブルグ=ミューラー)とともにやってきた。
アストリッドが憤る一方、イーダは娘の前では怒りをあらわにできないでいた。
深く傷ついたイーダが服もかつらも脱ぎ海で泳いでいたところ、沖に流されまいか心配したフィリップが駆けつけ、自分の服を彼女にかける。
それをきっかけに二人の距離は縮まり、一緒にレモンの果樹園や街のカフェへ行くうちに二人の間に穏やかで優しい空気が流れだす。
フィリップは妻エリザベットを亡くし、仕事に没頭するうちに息子ともぎくしゃくしていた。
挙式前日、戦地に赴いていたアストリッドの弟ケネト(ミッキー・スキール・ハンセン)も別荘に到着。
その夜のパーティで、アストリッドが嫌がるにも関わらずライフが無理矢理一緒に踊ろうとしているのを見たケネトは、ライフに殴りかかる。
ケネトを追って庭に出るイーダに、フィリップは優しい言葉をかける。
一方アストリッドは、結婚式の準備を手伝う地元の青年アレッサンドロと親密にダンスをしていた。
その様子を見て怒るパトリックだが、アストリッドが彼はゲイであると告げると、パトリックの中で何かがはじけ飛び、アレッサンドロと激しくキスを交わす。
夜が明けるまで海岸でケネトと話していたイーダが部屋に戻ると、アストリッドがベッドに横たわっており、パトリックが結婚をやめたがっていると意気消沈していた。
会場となる庭にアストリッドとパトリックはなんとか出てきたが、アストリッドは花束を投げ捨て、嘘はもうたくさん、結婚しないと言う。
イタリアから帰国してしばらく後、外出していたイーダが帰宅すると、家中にバラが飾られていた。
よりを戻してほしいというライフの言葉に、うなずくイーダ。
その数日後、イーダの勤める美容院にフィリップが現れる。
事業を縮小しイタリアに戻ることにしたフィリップは、イーダに思いを告げる。
動揺したイーダは、もう悩みたくないと答えてしまうが……。

あまり期待するな(アメリカ)

ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の映画学科に講師として招かれたニコラス・レイが学生たちをキャストやスタッフに起用して監督した「We Can't Go Home Again」の未発表メイキング映像や当時のスタッフ・キャストの証言を交えながら、その製作過程を映し出す。
また、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ブロークン・フラワーズ」のジム・ジャームッシュ、「ミツバチのささやき」「マルメロの陽光」のヴィクトル・エリセなど、ニコラス・レイを敬愛する映画作家たちの証言などから、レイの人間的魅力にも迫っていく。

ハード・ラッシュ(アメリカ)

かつて世界一の運び屋として名を馳せたクリス(マーク・ウォールバーグ)は、愛する妻(ケイト・ベッキンセール)と2人の息子のため裏社会から完全に足を洗い、幸せな日々を送っていた。
しかし、秘密裏にコカインの密輸を行っていた義弟アンディ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)の失敗から、家族に命の危機が迫る。
クリスは愛する家族を守るための唯一の方法、“ニセ札密輸計画”の実行を決意する。
クリスはパナマへ向かい、彼の目的を阻もうとするマフィアや警察を相手に驚愕の究極トリックを仕掛け、一大ミッションを成功させようとするが……。

俺はまだ本気出してないだけ(日本)

42歳、バツイチの大黒シズオ(堤真一)は、高校生の一人娘・鈴子(橋本愛)、父親の志郎(石橋蓮司)と3人暮らし。
「本当の自分を見つける」と勢いで会社を辞めてから1ヵ月経つが、朝から寝転んでゲーム三昧、志郎はそんなシズオに毎日怒鳴り散らしている。
ある日、本屋で立ち読みをしていたシズオは突然ひらめき、「俺、マンガ家になるわ」と宣言。
根拠のない自信をもとに出版社に持ち込みを続け、担当編集者の村上(濱田岳)に励まされつつ雑誌掲載を目指すも、原稿はすべてボツ。
バイト先のファーストフード店でのあだ名は“店長”だが、新人に叱られ、バイト仲間と合コンに行ってもギャグは不発。
さらには鈴子に2万円の借金、何かと理由をつけて幼馴染の宮田(生瀬勝久)と飲みに行ってしまう。
そんな中、バイト先に金髪の新人・市野沢(山田孝之)がやってくる。
初日からやる気がない彼をシズオは飲みに誘うが、宮田の奢りで自分は泥酔。
シズオを送った市野沢は大黒家に泊まり付き合いが始まる。
しばらく後、市野沢はバイトを辞めてキャバクラで働き始めるが、何かと揉め事が多い様子。
シズオも自信作の自伝マンガを持ち込むが結果はボツ。
家では志郎と取っ組み合いの大ゲンカになり、シズオは家出。
宮田には断られ、市野沢の家に転がり込む。
「マンガは本気か、趣味か」悩んだシズオは改めて「デビューしたい」と思い直す。
「俺には運がないだけ」と考えたシズオは、占い師(佐藤二朗)に運気の上がるペンネームを付けてもらい“中村パーソン”の名前で描いたマンガが新人賞の佳作に引っかかる。
一コマだけ小さく掲載された雑誌を買い占めたシズオ。
果たしてシズオにデビューの日は訪れるのか……。

フィギュアなあなた(日本)

フィギュア愛好家・内山健太郎(柄本佑)は真面目に暮らしていたが、突如会社からリストラされた上に恋人に逃げられ、どん底に突き落とされる。
新宿でヤケ酒をあおった勢いで奇妙な二人組の“巨乳男”、ヨッちゃんに因縁をつけてしまい、ヨッちゃんに追い回される。
息も絶え絶えに逃げる内山が歌舞伎町の廃墟ビルの一室に転がり込むと、そこには打ち捨てられたマネキンが山のように積み重なっていた。
赤い灯りが点り異様な光景にたじろぐ内山だが、マネキンの中にセーラー服を着た美少女フィギュア(佐々木心音)があるのを見つける。
恐る恐る手を伸ばすと、そのフィギュアは心臓の鼓動はないもののまるで生きているかのようにぬくもりもやわらかさもあった。
精巧な作りに感心しながらフィギュアを触るうちに、内山は安らぎを感じる。
そんな至福のときも束の間、追ってきたヨッちゃんが廃墟ビルに潜んでいたハグレヤクザ三人組と衝突し射殺され、内山も狙われる。
あわやというとき、フィギュアが動き出して内山を助けるかのように三人組に襲いかかり、ついには奪った銃で彼らを射殺する。
地獄のような一夜が明け、目を覚ました内山の隣りには、件の美少女フィギュアが横たわっていた。
昨夜の地獄のような出来事の痕跡はないが、戦っているときに美少女フィギュアが負った怪我を内山が手当てした跡が残っていた。
昨夜の地獄絵図は夢だったのか現実だったのか釈然としないながらも、フィギュアを自宅へ運び込む内山。
フィギュアに心音(ここね)と名前をつけ、フィギュアとの奇妙な生活を始める。
しかし、あの地獄はまだ終わっていなかった……。

2013年09月04日

モネ・ゲーム(アメリカ)

美術学芸員のハリー(コリン・ファース)は、大金持ちのシャバンダー(アラン・リックマン)を相手に、モネの名画『積みわら、夏の終わり』の贋作を使った非の打ちどころのない詐欺計画を立てる。
しかしこの名画の持ち主を演じるPJ(キャメロン・ディアス)は、美人ながらも自由奔放なカウガールで、騒動を巻き起こす。
さらにシャバンダーが別の鑑定士を用意するなど、次々とハリーの想定外のことが起き、計画は思わぬ方向へ転がる……。

エイリアン2 完全版(アメリカ)

2144年、57年に及ぶ冷凍催眠状態から救出されたリプリーは、調査のために訪れた惑星で卵を産んで繁殖し続けるエイリアン・クイーンに遭遇する。

絶叫学級(日本)

小学校ではクラスのアイドル的存在だった加奈(川口春奈)だが、中高一貫の私立女子校に進学すると、成績やスポーツなど平均的で目立たない存在になっていた。
学校で人気を集めカースト最上位にいるのは、リオ(広瀬アリス)という子だった。
ある日加奈は親友の絵莉花(松岡茉優)から、学校の旧校舎にまつわる都市伝説を聞く。
それは、12年前に事故で亡くなった女の子が黄泉となって旧校舎に出て、黄泉に願いをかけると叶うがその代わりに大切なものを失う、というものだった。
加奈はその話を聞いて、リオを思い浮かべながら、自分だったら誰よりもかわいくなりたいと願うと答える。
加奈が軽い気持ちで引き受けた読者モデルの写真が雑誌に掲載されたのをクラスのほかの女子が見つけ、加奈はリオたちに目をつけられてしまう。
これをきっかけに加奈の立ち位置は最下層となり、加奈はそんな状況を打破するために立入禁止の旧校舎に向かい、黄泉に願い事をしてしまう……。

インポッシブル(アメリカ)

2004年、タイのリゾート地で休暇を楽しむマリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)夫妻と3人の息子。
しかしクリスマスの次の日、スマトラ沖でマグニチュード9.1の地震が発生。
これにより発生した巨大津波は彼らの滞在するタイにまで押し寄せ、飲みこまれる。
かつてない恐怖に直面した一家は離れ離れに。
傷を負いながらも、彼らは再会を目指して前に進む……。

華麗なるギャツビー(アメリカ)

1920年代。
ジャズと禁酒法の時代。
アメリカン・ドリームを追い求め、故郷の中西部からニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は、宮殿のような豪邸で毎夜豪華絢爛なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の隣に居を構える。
港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫で女好きのトム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)が住む邸宅があった。
そんなある日、ニックはギャツビーから彼の生い立ちを打ち明けられる。
裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った後、戦争で数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身だという。
だがそんな出来すぎた話に、ニックは「ギャツビーは何かを隠している」と直感する。
やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そしてデイジーとの禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていくのだった……。

私は王である!(韓国)

1418年。
国王の太宗は、王位継承者である長男・譲寧の度重なる問題行為を見かねて廃位、代わりに三男の忠寧(チュ・ジフン)を王位後継者に任命する。
太宗はこの決定に強硬に反対する大臣を排除するが、あろうことか忠寧本人が自身の即位に異論を唱えていた。
忠寧は毎日読書に耽り博識ではあるが、護衛たちに身の回りの世話をさせて自分一人では何も出来ない温室育ちの王子。
王位に就くことなど夢にも見ていなかった忠寧は、重責に耐えかね、ある夜こっそり宮殿から逃亡する。
壁を超えた瞬間、忠寧と瓜二つの若い男ドクチル(チュ・ジフン)にぶつかった忠寧だったが、彼は全く気付かない。
そんな中、護衛のヘグ(イム・ウォンヒ)とファング(キム・スロ)は、道端でドクチルを発見、忠寧だと誤解して宮殿に連れ帰る。
護衛たちはドクチルの体を調べて偽物だと気が付き大騒ぎになるが、ヘグは本物の忠寧を捜しに宮殿を離れ、ファングはしばらくの間ドクチルに忠寧の代役をさせることにする。
一方、忠寧は訳も分からぬまま貧しい青年ドクチルに間違えられ、宮殿の外の自由を楽しむ間もなく数々の試練に遭遇する。
しかしドクチルとして過ごすうちに、理不尽に家族と離れ離れにされた少女のソルビ(キム・ソヒョン)や、風変りな発明家など多くの民と出会い、大きな刺激を受けていく。
忠寧は民との出会いを通し、圧政による厳しい生活や権力を貪る悪徳貴族の本性と朝廷の悪習に気付き、初めて人民のための良き国王になりたいと思うようになるのだった。
だが宮殿では、ドクチルの素性に気付いた悪徳官吏の一人が、ドクチルを王位に就かせて裏で操ろうと密かに計画、本物の忠寧を秘密裏に捕え、処刑するよう臣下に命じる。
臣下たちが血眼になって忠寧を捜す中、いよいよ即位式の日が近づいてきた……。

私が靴を愛するワケ(フランス)

マリリン・モンロー、ソフィア・ローレン、バービー、ベティ・ブーブ、ミシェル・オバマ、ヒラリー・クリントン、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公たち……20世紀のセックス・シンボルからアニメーション、少女向けの人形、21世紀に生きる女性の象徴まで、常に女性の足元にあり、時代を彩ってきたハイヒール。
50センチ以上もの高さがあったルネサンス期から今日のピンヒールまで、“女性と靴の歴史”を紐解いていく。
また、クリスチャン・ルブタン、マノロ・ブラニク、ピエール・アルディ、ロジェ・ヴィヴィエ、ウォルター・ステイガーなど女性たちの憧れのブランドのスター・デザイナーや、ファーギー、ディタ・フォン・ティース、ケリー・ローランドなど錚々たるセレブたちが靴の魅力を語り、デザイナーたちが靴に込めた思いや、靴の魅力にはまったセレブたちの意外な一面が明かされる。
さらに、ファッション歴史家、女性誌編集者、心理学者、セックス専門家、靴フェチ、一般の人々などを通して、ポップに、心理学的に、社会学的かつ歴史的に、フェティシズム的にも靴の魅力に迫っていく。
クリスチャン・ルブタンのスタジオ、ニューヨークのヴォーグ誌のスタジオ、トロントのベータシュー博物館、フィレンツェのフェラガモ・パレスなどでの撮影を女性のみで行った本作は、女性による、女性たちへのエールが込められている。

フッテージ(アメリカ)

『流血のケンタッキー』という犯罪ノンフィクションを発表しベストセラーになったものの、その後10年間あまり振るわなかった作家のエリソン・オズワルト(イーサン・ホーク)。
彼が妻トレイシー(ジュリエット・ライランス)と二人の子どもを連れてペンシルヴァニア州キング郡郊外にある一軒家に引っ越したのには、理由があった。
その家は、以前スティーヴンソン一家が首を吊り、一家の娘が失踪した事件の現場で、その事件の真相を追い新作を書くためであった。
地元の保安官(フレッド・ダルトン・トンプソン)は、誰もが忘れたがっている事件のことを掘り起こさないようエリソンに注意する。
ある夜、エリソンは屋根裏部屋で、数本の8mmフィルムと映写機を見つける。
『家族一緒に2011』と書かれたフィルムを回してみると、そこには庭で楽しそうに過ごすスティーヴンソン一家の姿が映し出される。
突然場面が変わり、大木にくくりつけられた縄に一家が吊られていくという無残なシーンが流れる。
別のフィルムをかけると、年代はバラバラであるものの、どれも共通してある家族が惨殺されるシーンが収まっていた。
映像を食い入るように見るエリソンは、水面に映る仮面の男や、血で描かれた謎の記号が映り込んでいることに気付く。
フィルムの収まっていた箱のふた裏を見ると、子どもが描いたようなつたない感じでこれらの惨殺シーンが描かれており、どの殺害現場にもミスター・ブギーという男の姿があった。
エリソンが探る事件の謎に興味を持つ副保安官(ジェームズ・ランソン)の協力を得て、事件の資料を入手したエリソン。
そこには、どの家族も遺体から薬物反応が出たと記されていた。
副保安官に紹介してもらったオカルト犯罪の権威であるジョナス教授(ヴィンセント・ドノフリオ)に話を聞くと、これらの殺人事件は宗教的儀式で、血で描かれた記号はバビロニア王朝で行われていた邪教崇拝に通じるとの見地を示す。
すっかり事件の謎に憑りつかれたエリソンに、半世紀以上に渡る呪いが忍び寄っていた……。

ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ(アメリカ)

20世紀のデザインについて語る上で欠かすことのできないチャールズとレイのイームズ夫妻。
イームズ・チェアに代表される家具やおもちゃ、建築、映画など二人が手がけるジャンルは多岐に渡り、1940〜1960年代に興隆したミッドセンチュリー・モダンというデザインのムーブメントを牽引した。
また、二人のプロダクションは現在も愛され、世界中に影響を与え続けている。
二人が出会ったとき、チャールズは建築家で、レイは画家を目指していた。
当時チャールズは既婚者だったものの、二人の感性は共鳴し恋に落ち、結婚。
イームズ・オフィスを立ち上げた。
第二次世界大戦や冷戦、急速な近代化といった激動の時代に活躍した二人。
代表作となるイームズ・チェアは当時としては珍しい材質を使い、遊び心とおもてなしの思いがこめられ、使う者に温もりを感じさせる。
しかし生前、二人のプライベートな面はほぼ明かされなかった。
二人の遺した手紙や写真、映像、作品や、孫でイームズ・オフィス代表を務めるイームズ・デミトリオスら家族や関係者らのインタビューを交え、チャールズとレイの人物像に迫る。

ローマでアモーレ(アメリカ)

旅行先のローマで電撃的に恋に落ち婚約した娘のために、アメリカから来た元オペラ演出家(ウディ・アレン)。
葬儀屋を営む娘の恋人の父親(ファビオ・アルミリアート)がシャワーを浴びながら歌を口ずさむのを聞いて、あまりの美声に感銘を受けた演出家は彼をなんとか舞台に使おうとするが、彼はシャワーを浴びている間しか美声を発揮できなかった。
建築家を目指す青年(ジェシー・アイゼンバーグ)は、恋人の親友である女優(エレン・ペイジ)の小悪魔的な魅力にメロメロになる。
叔父に仕事を紹介され、田舎から移住してきた新婚カップル。
妻の不在中部屋に突如色気たっぷりなコールガール(ペネロペ・クルス)が現れ、夫は慌てふためく。
ごく普通の中年男(ロベルト・ベニーニ)は、ある日突然、なぜか大スターに祭り上げられパパラッチに追われるはめに。
ローマの街で繰り広げられる4つのエピソードは、どれも愛にあふれている。

2013年09月03日

レイプゾンビ2&3 LUST OF THE DEAD アキバ帝国の逆襲(日本)

原因不明の男性レイプ魔化現象が世界規模で発生。
全世界男性の9割が知能を喪失、心肺が停止しても女性を襲い続ける“レイプゾンビ”と化していた。
そんな中、各国政府、軍隊は全て女性だけで組織されていく。
一方、東京では、二次元にしか興味のない童貞オタクたちがレイプ魔化を逃れ、アキバ帝国を勃興。
三次元女たちを掃討すべくレイプゾンビを飼い慣らし、一帯を支配していた。
だが、女村避難所では、アキバ帝国に対抗しようと、生き残った女性たちが武装を開始。
崩壊した東京で、童貞オタク勢力と三次元女たちの性の存亡を賭けた戦いが幕を開ける……。

ラーメンより大切なもの 東池袋大勝軒 50年の秘密(日本)

その一杯のラーメンを求め、2時間待ち以上の行列ができる店。
かつて、伝説のラーメン屋「東池袋大勝軒」が東池袋にあった。
創業から50年に亘ってその店を守り続けたのは、店主・山岸一雄。
路地裏の小さな店は行列客ばかりでなく、毎日訪れ、店の手伝いまで始める常連たち、狭い厨房にひしめきあう弟子たちで賑わっていた。
そんな彼らが集まる理由はラーメンの味だけではなく、山岸の人柄に惹かれていたからであった。
しかし、順風満帆に見えた東池袋大勝軒だが、カメラはやがて山岸の心の奥にある影を捉え始める。
店の奥にある閉ざされた部屋。
そこは山岸と今は亡き妻・二三子が暮らした部屋があった……。
ひたすら味を追い続けた50年。
そのうちの25年を幼馴染の妻が支え続けた。
そんな中、次々と山岸を襲う病、そして妻の死。
心と体の両方の痛みを背負いながら、それでもなお山岸は厨房に立ち続ける。
そこには味へのこだわりだけではなく、山岸の人生と愛、彼が信じた人との絆があった……。

BEFORE DAWN ビフォア・ドーン(イギリス)

最近、夫婦仲が上手くいっていないアレックス(ドミニク・ブラント)とメグ(ジョアンナ・ミッチェル)は、関係修復のために2人だけで田舎町の別荘へやってくる。
だが、思ったように会話は進まず、溝を埋めることもできないまま、静かに時間が過ぎて行くばかり。
そして翌朝。
1人でジョギングに出かけたメグが、血まみれの凶暴な男の襲撃を受ける。
警察に通報するアレックスだったが、電話は不通。
どうしていいかわからないまま、顔面蒼白のメグを介抱していたところ、突如、彼女が唸り声をあげる……。

ハル(日本)

近未来の京都。
ハル(声:細谷佳正)とくるみ(声:日笠陽子)の幸せな日々は、ハルの乗っている飛行機の事故により突如終わりを告げた。
けんかして仲直りしないままハルを永遠に失ったくるみは、生きる力をなくし心を閉ざす。
彼女が笑顔を取り戻すよう、ハルそっくりのヒト型ロボットのキューイチ<Q01>がくるみの前に現れ、くるみとともに暮らし始める。
しかしくるみは固く心を閉ざしたまま。
ふと、ロボットのハルはルービックキューブを見つける。
それは、かつてくるみが自分の願いを書いたものだった。
ルービックキューブの色がそろうたびに知る彼女の思いを手がかりに、ロボットのハルは奮闘する。
自分を作った荒井博士や周囲の人々の助けを借りて、人について、そしてくるみについて知っていくロボットのハル。
次第にくるみの頑なな心はほぐれ、少しずつ二人の距離は縮まっていくが……。

ハートレス(イギリス)

現代のロンドン。
ジェイミー(ジム・スタージェス)は顔に生まれつきハート型のあざがあり、他人との関わりを避けるように生きてきた。
ある日、フードで顔を隠して凶行に及ぶストリート・ギャング集団と遭遇する。
ジェイミーは、彼らが人間とは異質の“何か”であることに気づく。
やがて、ジェイミーをつけ狙うギャングたちは、彼の最愛の母親を惨殺する。
怒りと復讐に燃えるジェイミーは、リーダーとされる謎の男パパ・B(ジョゼフ・マウル)と対峙する。
パパ・Bは、仲間になればジェイミーの願いを全て叶えてやると囁く。
しかし交換条件として、世の中に憎悪や怒り、不安を広めるために、殺人キラーになることを要求する。
あざさえなければと願ってきたジェイミーは、その悪魔の契約に同意してしまう。
それは、地獄のような悪夢の幕開けだった……。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(日本)

札幌ススキノ。
探偵(大泉洋)行きつけのショーパブの従業員で友達のオカマのマサコちゃん(ゴリ)が殺害された。
マサコちゃんは手品が得意で、マジックコンテストの全国大会に出場。
二日前にその祝賀会を探偵の相棒・高田(松田龍平)や仲間の皆で祝ったばかりだった。
捜査が一向に進まない状況の中、「マサコちゃんは政界の闇に触れたから殺された」という噂が探偵の耳に入る。
時を同じくして、探偵を尾行してきたという女から事件究明の依頼が舞い込む。
友達の死の真相を探るため、再び探偵と高田は疾走する……。

シー・トレマーズ(オランダ)

海洋生物学者スカイラー・ジェーン(ジァナ・ファサート)は古代生物の調査・研究のため北スマトラ海沖を目指していた。
一帯の潮流に慣れているジャック・ボウエン(マイケル・パレ)という男の小型ボートをチャーターし調査海域へ向かう途中、沖合に建てられた漁場で密漁団がタマールという子ども(モニカ・サヤンバティ)を無理矢理働かせているのを目撃する。
ジェーンはタマールを守ろうと地元警察に通報するが、警察も密漁団とつながっているため、相手にされない。
そのとき、漁場を謎の巨大生物が襲いかかり、次から次へと人間を串刺しにし食べていた。
ジェーンとジャックが再び漁場に向かったとき、漁場を破壊する凶悪な生物を目にする……。

ゾンビ・クエスト(オランダ)

アムステルダムの高層ビルに勤務するアジズ(ヤハ・ゲイアー)は、憧れのテスとデートの約束を交わし嬉々としていた中、放蕩者の兄モー(ミモーニ・ウル・ラディ)からの度重なる私用電話で会社をクビになってしまう。
怒りを抑えきれないアジズはモーとケンカになり、留置所に入れられてしまうが、その時、突如として凄まじい轟音と震動が街を襲った。
アジズたちが外に出ると、巨大な物体が高層ビルに激突し、街の人々は緑の液体にまみれたゾンビと化していた。
呆然とするアジズの携帯にテスから助けを求める声が。
彼女はゾンビたちが巣食うビルの屋上に追い詰められていた……。

蒼白者 A Pale Woman(日本)

ヒロイン・キムが日本に戻ってきた。
最愛の男・シュウを汚れた世界から救い出すために。
そのための危険な計画を、ためらうことなく進めていくキム。
しかしその行く手には、大きな試練が待っていた……。

世界が食べられなくなる日(フランス)

2009年。
フランスで、ある実験が極秘に進められていた。
ラットの一生(2年間)に遺伝子組み換えトウモロコシを与え続けるとどんな影響が起こるのか。
分子生物学者・セラリーニ教授が行った“世界的に重要な実験”はフランス、EUだけでなく世界中に大きな波紋を投げかけている。
また、世界2位の原発保有国であるフランスの“原発がある風景”をカメラが映し出す中、“原発”と“遺伝子組み換え”という20世紀に生まれたこの二つのテクノロジーの密接な関係に迫っていく。

2013年09月02日

ザ・スター 美空ひばり(日本)

1980年代にフジテレビで放送された歌謡番組『ザ・スター』は、毎月1組のアーティストが毎週の番組をワンマンで行っていた。
その番組に81年4月1日から5週にわたって出演した美空ひばりの、未公開を含むすべての収録テープがフジテレビの倉庫から発見された。
スタジオライブ映像で、『港十三番地』、『東京キッド』、『リンゴ追分』、『悲しい酒』などの名曲をはじめ、泣きながら歌う『波止場だよ、お父っつぁん』、テレビで歌ったのはこの1度だけの未発売曲『ウォーク・アウェイ〜想い出は涙だけ〜』など、全29曲が最先端デジタル技術でスクリーンによみがえる。

クソすばらしいこの世界(日本)

ロサンゼルス。
韓国人留学生のアジュン(キム・コッビ)は、日本人留学生グループから、田舎町へのキャンプに誘われる。
だが真面目なアジュンは、英語を話せず、酒やドラッグ、セックスや遊びにばかりに現を抜かしている日本人留学生たちに強い苛立ちを感じていた。
そんな中、冷酷な殺人と強盗を生業とするホワイトトラッシュの兄弟が、斧を片手にアジュンたちが過ごすコテージへと向かっていた……。

ザ・チャイルド(メキシコ)

結婚間もないカップルのフランシス(エボン・モス=バクラック)とベス(ヴィネッサ・ショウ)は、休暇を利用してスペインの沖にある孤島への旅を計画する。
ベスは子供を身ごもっており、子供が生まれる前に二人だけで最後の旅行を楽しむ計画だったのだ。
しかし、島に到着した二人は、ここには子供しかおらず、大人の姿が一切見えないことに気付く。
不安を隠せないベスに、フランシスは心配することはないと告げるが、ホテルに移動しても誰一人として大人が現れず、徐々に二人の不安は募っていくのだった。
そんな中、ようやく一人の老人を目撃するが、その老人は笑いながら駆けて来た少女によって殴り殺されてしまう……。

県庁おもてなし課(日本)

高知県庁・観光部に観光促進を目的とする“おもてなし課“が発足。
だが、事なかれ主義の体質が抜けない職員たちは、斬新な企画を打ち出すこともなく、毎日なんとなく仕事をこなしていた。
そんな“おもてなし課“の中で、やる気はあるが空気の読めない若き職員・掛水史貴(錦戸亮)は、県出身の小説家・吉門喬介(高良健吾)に観光特使就任を要請するが、役所仕事と民間感覚のズレを厳しく指摘されてしまう。
毒舌家だが言っていることは当を得ている吉門は、掛水に「県庁外部から女性を雇うこと」、そして「以前『パンダ誘致論』を展開して県庁を追われた伝説の元職員・清遠和政(船越英一郎)に接触を試みること」をアドバイスする。
掛水は、民間感覚と柔軟な発想力を兼ね備えたアルバイト・明神多紀(堀北真希)を雇い、清遠の大胆な発想とアドバイスを求め、彼の経営する民宿を訪ねる。
しかし、その民宿で掛水は、実質民宿を切り盛りしている清遠の娘・佐和(関めぐみ)からいきなりバケツの水を掛けられてしまうのだった。
なにか事情があるらしい吉門と佐和の関係が明らかになっていく中、やがて高知県全土を巻き込んだ“おもてなし課“の計画が動き始める……。

えん。 Live document of clammbon(日本)

人気3人組バンド「クラムボン」が、「YOMIURI again & again!!! Acoustic sound & Band sound」(2012年9月・よみうりランドオープンシアターEAST)で行ったライブの映像を中心に、バンドがいつもレコーディングを行っている小淵沢のスタジオでの合宿の様子や、リハーサルの模様も盛り込んだライブドキュメンタリー。

アンデッド・ウェディング 半ゾンビ人間とそのフィアンセ(カナダ)

スティーヴ(クリストファー・ターナー)とティナ(クリスタル・ロウ)は、結婚を1週間後に控えた幸せ絶頂のカップル。
スティーヴの妹夫婦と“マフィン”という名のウサギを連れて婚前旅行に向かう。
ところが、巨大な蚊に刺されて気分が悪くなったスティーヴは、翌朝、自分の異常な食欲に気付く。
脳や生肉に対する食欲が止められなくなり、遂にウサギのマフィンを食べてしまう。
そんなスティーヴに驚きつつも、愛を貫こうと決意するティナだったが……。
果たして2人の愛の行方は……!?

コレクター(アメリカ)

ニューヨーク州バッファロー。
市警の敏腕刑事マイク(ジョン・キューザック)とケルシー(ジェニファー・カーペンター)が3年前から追う“謎の娼婦失踪事件”は、毎年11月から3月の冬季に起こり、計7名の娼婦が姿を消していた。
市民病院の看護師ダレルが容疑者として挙がるが、確証は得られなかった。
昨夜消えたニューハーフの娼婦に接触した黒いセダンを特定し、持ち主が性犯罪者であることを突き止めるが、その男には障害があり、犯行は不可能だった。
捜査撹乱を謀った犯人が、彼の車からナンバープレートを盗んだのだ。
次の犠牲者は、マイクの17歳の娘アビー(メイ・ホイットマン)だった。
夜中、恋人タッドが勤めるダイナーに出かけた彼女は、派手なメイクと服装で娼婦と間違われたのだ。
アビーは、地下室に鎖で繋がれる。
そこには、ローレン(キャサリン・ウォーターストーン)とブリタニー(マゲイナ・トーヴァ)という2人の娼婦が監禁されていた。
彼女たちから“パパ”と呼ばれる犯人は、抵抗するアビーを威嚇し、卵胞刺激ホルモンを注射する。
ここに来て3年というローレンは彼の2人目の子供を妊娠しており、ブリタニーは今度妊娠できなければ殺されると脅えている。
彼は娼婦たちを誘拐・監禁し、自分の子供を生ませ、大家族を作ろうとしていた。
タッドから、ダレルが同時刻にダイナーにいたことを聞いたマイクは、彼のアパートを捜索する。
“葉酸、ヘパリン、卵胞刺激ホルモン”と書かれた紙片を見つけ、どれも命を長引かせる薬であり、被害者は監禁されていると直感する。
その直後ケルシーから、ダレルが空港ホテルに入ったと連絡を受ける。
2人が部屋に踏み込むと、ダレルが薬物過剰摂取で死亡していた。
そしてアビーを含む被害者たちの写真が貼られたスクラップブックと、冷蔵庫には冷凍された人間の一部があった。
マイクの携帯に1本の電話が入る。
次の瞬間、マイクの脳裏に犯人が浮かぶ。
マイクとケルシーは犯人の家に急行するが、一発の銃声が鳴り響く……。

エンド・オブ・ホワイトハウス(アメリカ)

7月4日。
それは、イギリスからの独立宣言が公布された、アメリカの独立記念日である。
多くの人が独立を祝うこの日、ホワイトハウスの堅固なセキュリティが突破され、大統領を人質にアジア人テロリストが占拠するという事件が起こった。
テロリストたちは、日本海域からの米国第七艦隊の撤収と核爆弾作動コードを要求。
彼らはセキュリティを利用し、ホワイトハウスは特殊部隊の救出作戦をもはねつける難攻不落の要塞と化した。
最悪の状況の中、一人の警備員が潜入に成功。
彼は、かつて大統領専任のセキュリティ・サービスを務めていたが、大統領夫人を守りきれなかったために官邸周辺の警備員へと配置換えされたマイケル・バニング(ジェラルド・バトラー)。
マイケルにこの未曽有の事態の解決への希望が託されたが、彼はまだテロリストたちの真の目的に気付いていなかった……。

箱入り息子の恋(日本)

市役所に勤める天雫健太郎(星野源)は、内気な性格が災いしてか、35歳にもなって女性と付き合ったことが一度もなかった。
家と職場を往復するだけの日々で、ペットのカエルが唯一の癒しという健太郎を見かねて、健太郎の両親は親同士が子どもの結婚相手を探す代理お見合いに参加。
今井家の一人娘・奈穂子(夏帆)とのお見合いを決めてくる。
お見合い当日、緊張する中、清楚で美しい奈穂子を見て、健太郎は生まれて初めて恋に落ちる。
奈穂子の目が見えないことはものともせず、好きという感情を爆発させる健太郎。
しかし二人の行く手には幾多の壁が立ちふさがっていた……。

極道の妻たち Neo(日本)

鬼場琴音(黒谷友香)のブティックに、西澤サクラ(小池里奈)が逃げ込んでくる。
サクラは、西京連合加藤組組長・加藤修平(今井雅之)の妻・アザミ(原田夏希)が率いる極道に追われており、琴音はサクラを保護する。
琴音は働いて自立する一方、西京連合鬼場組組長・鬼場満(長嶋一茂)の妻として組の若い衆の面倒を見ていた。
金銭問題や女関係などで苦労することはあれど、琴音と満の間には深い愛があった。
アザミは愛していた矢島晃司(袴田吉彦)を満に殺されたことから復讐心に燃え、加藤の妻の座につき、利用できるものは何でも利用し敵を討とうとしている。
鬼場組と加藤組はともに、岸辺宗一郎会長(石橋蓮司)や会長補佐の金子(大杉漣)が率いる西京連合の傘下に入っているが、鬼場は武闘派、加藤は拝金主義で考え方が異なるため、何かにつけ対立している。
ある日、中国マフィアとの抗争が勃発して満が先陣をきることになり、満は刺客の手により絶命。
追い打ちをかけるように、鬼場組の幹部らが次々に殺害され、さらには岸辺会長が倒れる。
すべては、アザミの復讐心による企みだった。
大切なものを奪われた琴音は、修羅の道へ足を踏み入れる……。

2013年09月01日

家(日本)

名家小泉家から、造り酒屋を営む橋本達雄(スティーヴ・エトウ)のもとに嫁いだ種子(西村知美)の結婚は誰もが羨むものであった。
現在では、跡取りの正太(中山卓也)、そして仙(木本夕貴)という子宝にも恵まれ、順風満帆な生活を営んでいる。
一方、種子の弟で小泉家三男の三吉(松田洋治)は30歳を過ぎて雪(伴杏里)と結婚するが、田舎の学校の先生に甘んじる地味な生活。
小泉家長男・実の嫁・倉(渡辺葉子)や次男・森彦(小倉一郎)らの心配の種となっていたが、倉の娘・俊(菖蒲理乃)だけは、三吉の境遇に好意的な態度を見せるのだった。
時が流れ、古き商売がうまくいかなくなり、小泉家、橋本家は状況が一変、家族はバラバラになっていく。
家督を継いだ正太は、豊世(大谷みつほ)と結婚するが、不安定な身上からホステスの小鈴(折原あやの)と不倫関係になる。
三吉の安定した生活を尻目に旧家の面々が大きな転換を余儀なくされる中、種子は守るべきものが“家”ではなく、“家族”ではないかと考えるようになっていく……。

聖☆おにいさん(日本)

螺髪・白毫・長い耳たぶがトレードマークのブッダ(声:星野源)と、長髪・髭・茨の冠がトレードマークのイエス(声:森山未來)は、世紀末を無事に超えバカンスとして下界に降臨、東京・立川のアパートで共同生活を送っている。
しかし、近所のおばあちゃんのように細かいお金を気にするブッダは、衝動買いの多いイエスをことあるごとにたしなめるのだった。
そんな二人は、周囲に素性がバレないよう細心の注意を払いながら生活していたが、ついセイントな奇跡を発揮してしまい、近隣住民たちはそれを訝る。
だが、ブッダとイエスの人間味溢れる行いに、いつしか目には見えない優しく心地よい繋がりが人々に芽生え始めていく……。

ヒプノティスト 催眠(スウェーデン)

ある日、ストックホルム郊外で一家全員がめった刺しにされるという凄惨な事件が発生。
長男で15歳の少年ヨセフは昏睡状態に陥ったが一命を取り留め、事件当時不在にしていた姉のエヴェリンも生き残ることができた。
事件を捜査する国家警察のヨーナ・リンナ警部は、昏睡状態のヨセフから犯人の手がかりを聞き出すため、催眠療法の第一人者として知られるエリック・マリア・バルクを呼び、催眠療法を依頼するが……。

スキャナーズ2(アメリカ)

獣医を目指す学生デビッドは、ガールフレンドのアリスと買い物中に強盗に襲われる。
アリスが殴られるのを見て怒りを爆発させた彼は、超能力で強盗を殺害。
超能力者を利用して街を支配しようと目論む悪徳警視フォレスターは、事件からデビッドの存在を知り彼に接触するが……。

奇跡のリンゴ(日本)

岩木山が日本最大のリンゴ畑を見下ろす青森県中津軽郡。
この地で生を受けた木村秋則(阿部サダヲ)は、幼い頃から学生時代にかけて、車やバイク、エレキギターなど機械いじりに夢中になって過ごしていた。
高度経済成長によって生み出されたモノの仕組みに対する興味は人一倍で、当然ながら一帯を覆うリンゴ畑や農業への関心はゼロだった。
後に、この農業に人生を賭けることになろうとは、学生時代には全く想像できなかった。
そんな彼に転機が訪れる。
リンゴ農家の娘・木村美栄子(菅野美穂)とお見合い結婚して木村家に入ることになったのだ。
農業もリンゴも秋則にとっては初めての経験だったが、苦労しながらも何とか技術を身に付けてゆく。
やがて、妻の身体に異変が起きる。
リンゴは農薬なしでは生産不可能な果物だったが、その農薬が美栄子の身体を蝕んでいたのだ。
繰り返し散布する農薬の影響で皮膚がかぶれ、数日間寝込むこともあった。
これをきっかけに、絶対不可能と言われていた“リンゴの無農薬栽培”への挑戦を決意する秋則。
美栄子の父・征冶(山崎努)の協力を得て、私財を投げ打って挑戦を続けるが、およそ10年の間、奇跡が起きることはなかった。
畑は痩せ、周囲の農家には“カマドケシ(破産者)”と疎まれ、家族は貧困にあえぐ。
追い詰められ、自殺を決意した秋則は1人、岩木山を登る……。
とその時、荒れ果てた山野に立つ1本の樹が目に止まった。
その枝には、果実がぶら下がっていたのだ。
“なぜ、こんなところに……?”疑問に思いながらその樹に近づいた秋則は、そこで奇跡の糸口を掴む……。