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2013年09月10日

女生徒・1936(日本)

<燈籠>下駄屋の一人娘・咲子(柴田美帆)は、商業学校の学生で年下の水野さんのために、男物の水着を盗んで交番に連行される。
そこで自分の思いをぶつけて必死に抗弁するが、新聞記事にも取り上げられ、近所の笑いものにされてしまう。
そして、水野さんから手紙が……。
<女生徒>2年前に姉が北海道に嫁ぎ、1年前に父親を病気で亡くした女学生の佳子(川原崎未奈)は、母親と2人暮らし。
彼女の1日を、意識の流れに沿って展開する。
10代を生きる意味を彼女の鋭い感性で語らせ、それはまた、太宰自身の声でもある。
<きりぎりす>裕福な家庭に育った智子(川原崎未奈:二役)は、社会に対して信念を持って生きている。
それを当たり前のように実践し、妥協を許さないその生き方は、愛する夫に対しても、その気持ちを正面からぶつけることとなる。
“お別れします…。
”<待つ>20歳の葉子(柴田美帆:二役)に、前3作の女性の生き様がひとつのイメージとなって、この時代を生きることの難しさが象徴的に集約される。
駅舎で待つ葉子。
それは、太平洋戦争の始まりへの昂揚感、未来への希望でもある何か。
今、どこにもない世界に空想が広がる。

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