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2013年10月05日

バーニー みんなが愛した殺人者(アメリカ)

テキサス州の田舎町カーセージ。
葬儀社の助手として働くバーニー・ティーディ(ジャック・ブラック)は、住民の誰からも愛される人気者だ。
肉親を亡くした遺族への配慮と気遣い、美しく繊細な遺体処理、よどみない葬儀の進行と演出、賛美歌の演奏、棺桶を売り込む営業力まで全ての仕事ぶりが完璧で、葬儀のプロとして高く評価されているだけでなく、町の美化運動を推進するなど市民活動への取り組みも献身的だった。
ある日、石油で莫大な財産を築いたドゥエイン・ニュージェントの葬儀を執り行ったバーニーは、その遺産を相続した未亡人マージョリー(シャーリー・マクレーン)に出会う。
彼女は、高慢で頑固な性格で町中から嫌われ、友達は皆無、息子家族とも裁判沙汰となっている孤独な老女だった。
バーニーはそんな彼女を気遣い、相談相手となって慰めるうち、マージョリーに気に入られ、彼女の所有する会社の社員となって働くことになる。
数年後、銀行預金の管理までも任されるほどに信頼されるようになったバーニーだったが、マージョリーの支配欲は次第にエスカレート、ついには彼が他の住民と交流することさえ嫌がるようになっていく。
理不尽な要望の数々に日夜振り回され続けたバーニーは神経衰弱に陥り、ある日、マージョリーのわがままについカッとなって思わずアルマジロ退治用の銃で彼女を撃ってしまう。
バーニーはマージョリーの死体を物置の冷蔵庫に隠すと、彼女が誰とも会いたがらないと言って全ての面会要求を拒絶、それまでとまったく変わらない生活を続けるのだった。
以前よりも自由にマージョリーの金を使えるようになったバーニーは、教会をはじめ町の施設や困っている人たちに資金を提供し続けるが、あまりにも長期間マージョリーの姿が見えないのを不審に思った投資管理会社の担当者が地方検事ダニー・バック・デヴィッドソン(マシュー・マコノヒー)に通報、検事は家宅捜索を行って冷蔵庫からマージョリーの死体を発見する。
バーニーは逮捕され、全てを自白して謝罪。
検事はこの事件を自分の大きな手柄として迫った再選に利用しようと、バーニーをより凶悪な殺人者として喧伝、第一級殺人で起訴する。
しかし、裁判が始まると町の住民たちは誰もがバーニーを擁護し、殺人者であるはずの彼の無罪を求めるのだった……。

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