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2014年03月03日

ニーナ ローマの夏休み(イタリア)

ヴァカンスのシーズンに入り、多くの人は海や山、外国へ休暇を楽しみに出かける。
ニーナ(ディアーヌ・フレーリ)は博士号を取るために、すっかり静かになったローマにひとり残っている。
暑さに負けずに、声楽のレッスンや犬の散歩、書道をこなすニーナ。
そんな彼女を、恋と友情が待ちうけていた……。

ディアトロフ・インシデント(アメリカ)

1959年のソ連で、極寒のウラル山脈をスキーで越えようとした9人の登山グループが遭難する事件が発生。
その後、遺体となって発見されたが、その不可解な状況から“ディアトロフ峠事件”と呼ばれることになる。
発見された遺体のうち5体は、気温がマイナス30℃にも関わらずほぼ裸体で、そのうちいくつかは激しい外的損傷を受けていたのだ。
数か月後にキャンプ地から離れた崖下で、雪中に埋もれた状態で発見された残り4体も、同じように何者かに襲われたような損傷を受けていた。
驚くべきことに、中には舌が失われたものまで……。
当時は、地元の原住民による他殺関与も疑われたが、周辺には登山隊の痕跡しか残っていなかった上に、犠牲者の着衣から高濃度の放射能が検出されるという不可解な証拠も発見。
この他、現場付近で数か月間に渡ってオレンジ色をした謎の光源の目撃談が相次ぐなど、事件は完全に迷宮入り。
政府から調査結果が公表されないままソ連は崩壊し、人々の記憶から“ディアトロフ峠事件”は風化されつつあった。
そんなある日、アメリカの5人の学生が、この雪山での事件の真相を確かめようと、当時の関係者への取材を開始。
やがて彼らは、“地球上で最も近づいてはならないエリア”と呼ばれるディアトロフ峠の現場へ辿り着く……。

素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー(アメリカ)

フランク・ウェルド(フランク・ランジェラ)は70歳を迎えて、物忘れがひどくなるなど年齢による変化が見られるようになっており、旧友のジェニファー(スーザン・サランドン)は寂しく思っていた。
フランクの息子ハンター(ジェームズ・マースデン)と娘マディソン(リヴ・タイラー)は、一人暮らしをするフランクのことが気がかりだった。
ある日、ハンターがフランクの手助けになるよう、歩いて話せる介護用の超高性能ロボットを連れてくる。
このロボットは健康を改善するためにプログラムされており、合理的でありながら思いやりを見せてくれる。
当初毛嫌いしていたフランクも、このロボットを単なる機械や道具以上の存在に思えるようになってきて、ロボットのおかげでみるみると体調が良くなってくる。
健康改善だけでなく、趣味や生きがいを見つけ気力に満ちるようプログラムされているロボットのおかげで、すっかり前向きになるフランク。
人生が一番輝いていたのは宝石泥棒をしていた頃だと思い至ったフランクは、日々の暮らしに張り合いを持たせるために、ロボットを相棒に盗みをはたらくことにする……。

最愛の大地(アメリカ)

ユーゴスラビアの解体を契機としてボスニア・ヘルツェゴビナ独立の機運が高まる一方、これに反対するセルビア人との衝突が勃発。
そして1992年、とうとう内戦状態となる。
セルビア陣営の兵士に捕まったアイラ(ザーナ・マリアノヴィッチ)は、収容所に連行され、人間としてそして女性としての尊厳を踏みにじられるような日々を過ごす。
かつてアイラの恋人だった将校のダニエル(ゴラン・コスティック)は、彼女を助けるために、画家として自分の肖像画を描くよう任じる。
地獄から抜け出したアイラがダニエルの肖像画を描くうちに、二人の愛は再燃する。
しかしそんな二人をよそに、戦況は一層厳しくなっていく……。

オーガストウォーズ(ロシア)

2008年8月。
クセーニア(スベトラーナ・イヴァーノヴナ)は、幼い1人息子チョーマ(アルチョム・ファジェーエフ)とともにモスクワで暮らすシングルマザー。
彼女の目下の悩みはエリート銀行マンの恋人エゴール(アレクサンドル・オレシコ)との恋の行方だった。
息子にエゴールを新しい父親として受け入れてもらおうと必死のクセーニアに対して、両親の離婚に傷ついていたチョーマは、空想の世界で自分だけに見えるロボットと遊ぶようになっていた。
そんなある日、クセーニアに、元夫のザウール(エゴール・ベロエフ)から電話が入る。
軍人のザウールは南オセチアのシダモンタ村で平和維持軍の任務に就いており、村の自然の中でチョーマとともに過ごしたいという。
しかし、国境近くに位置する南オセチアは、いつグルジア軍が侵攻してくるか判らない危険地帯。
悩むクセーニアだったが、その間、エゴールとバカンスを楽しむことができるという打算も働き、ザウールの頼みを聞き入れる。
チョーマがシダモンタ村へ旅立った8月7日。
グルジア軍がオセチアに侵攻したというニュースが飛び込んでくる。
息子を救出するため、南オセチアに向かうことを決意するクセーニア。
現地では、ザウールがグルジア軍の砲撃によって死亡。
チョーマは戦場に1人で取り残されてしまう。
8月8日。
戦火を潜り抜けて息子の元へ向かうクセーニアだったが、シダモンタ村に近づくにつれて戦闘は激化し、先に進むことができない。
その時、彼女の前にロシア軍の偵察部隊指揮官リョーハ(マクシム・マトヴェーエフ)が現れる。
クセーニアの情熱に打たれた彼は、部隊とともに彼女を息子のもとまで送り届けることを約束。
銃弾が飛び交う戦場を駆け抜けるクセーニア。
しかし彼女は、チョーマが目にした事態をまだ知らなかった。
そこは、巨大ロボットと軍用兵器が戦闘を繰り広げる、常識を越えた戦場だったのだ……。

オゾンビ(アメリカ)

2011年5月2日。
アメリカ軍がオサマ・ビンラディンのアジトを急襲。
だがその直前、ビンラディンは自らの身体にある薬品を注射していた。
射殺された彼の遺体はヘリで輸送されるが、飛行中に突然ゾンビとなって甦る。
ゾンビ化したビンラディンは、搭乗していた兵士と操縦士に襲い掛かり、ヘリともども海中に墜落。
アメリカ政府はビンラディン死亡と発表するが、元消防士のデレク(ジェイソン・ウェイド)は、この発表を信用しなかった。
9.11で多くの同僚を失った元消防士の彼は、自らの手でビンラディンの息の根を止めて仇を取ろうと、単身アフガニスタンに潜入。
さらに、デレクを心配した妹のダスティン(イヴ・マウロ)も現地入りする。
しかし、闇夜に突然、ダスティンはゾンビ軍団の襲撃に遭遇。
危機一髪の彼女を救ったのは、現地で任務遂行中のNATO軍特殊部隊だった。
チップ(コリー・セヴィエール)が所属するその特殊部隊が進める極秘任務とは、ビンラディンのアジトを探し出して2度目の暗殺を実行し、完全に止めを刺す事。
だが、次々とゾンビ軍団とアルカイダが特殊部隊に襲い掛かってくる。
ビンラディンが計画している“ゾンビテロ”の正体とは……?果たして、彼らはビンラディンの秘密基地に辿り着き、任務を完了できるのか……?

ワールド・ウォーZ(アメリカ)

中国僻地で発生した謎のウィルスが爆発的に全世界へと拡大。
このままでは、世界は90日以内に滅亡する。全人類を絶滅へと導くウィルスの感染を防ぐため、元国連調査官のジェリー(ブラッド・ピット)は、愛する家族と離れ、世界を駆け回る。
しかしすでに政府と軍隊は崩壊、感染の速度は加速し続けていた……。

トゥ・ザ・ワンダー(アメリカ)

ニール(ベン・アフレック)とマリーナ(オルガ・キュリレンコ)はフランスのモンサンミシェルにいた。
アメリカを離れてフランスへやって来た作家志望のニールは、マリーナと出会い、恋に落ちる。
10代で結婚し、娘タチアナ(タチアナ・チリン)を生みながらも、夫に捨てられたことで希望を失いかけていたマリーナを救ったのがニールだった。
2年後、アメリカへ渡った彼らは、オクラホマの小さな町バードルズルで暮らしていた。
ニールは故郷に近いこの町で、作家への夢を諦め、環境保護の調査官として勤務。
前の夫と正式に離婚していないマリーナは、ニールと結婚はできないものの、穏やかな生活に満足していた。
ニールとタチアナの関係も良好だったが、故郷から離れた土地で友だちに恵まれず、独りぼっちのタチアナは母に言う。
“フランスへ帰ろう”。
マリーナはニールとの関係を相談するため、カトリック教会のクインターナ神父(ハビエル・バルデム)のもとを訪れる。
だが、布教に励み、町の人々から親しまれるクインターナも、信仰への情熱を失いかけていた。
神はどこにいるのか?なぜ自分の前に姿を現さないのか?やがて、マリーナと諍いが増え、タチアナからも“パパ気取りはやめて”と非難されるようになると、ニールの気持ちは冷めてゆく。
滞在ビザが切れたマリーナは、タチアナとともにフランスへ帰国。
その後、ニールは幼なじみのジェーン(レイチェル・マクアダムス)と関係を深めてゆく。
しばらくして、タチアナの家出をきっかけにマリーナがフランスでの生活に耐え切れなくなったことを知ったニールは、責任感から彼女を呼び戻して結婚。
ジェーンは去ってゆく。
しかし、マリーナの強く激しい愛を、ニールは受け止めることができなかった。
信仰の前で葛藤するクインターナ同様、愛について深く考えるニール。
愛は感情か?義務か?それとも命令なのか?やがて2人は、それぞれの選択をすることになる。

パシフィック・リム(アメリカ)

2013年8月11日午前7時。
太平洋の深海から突如現れた謎の巨大生命体によって、まずサンフランシスコ湾が襲撃された。
打つ手のないまま3つの都市がわずか6日間で壊滅、人類は絶滅の危機に晒される。
人類に残された道は“絶滅”するか“戦う”かのふたつしかない。
そんな中、環太平洋沿岸(パシフィック・リム)諸国は、PPDC(パン・パシフィック・ディフェンス・コープ)を設立、専門家たちの英知を結集して人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。
だが、人類をあざ笑うかのように、巨大生命体は次々と海底から姿を現し、破壊を繰り返す。
巨大生命体の侵攻を食い止めるため、そして人類存続のため、モリ・マコ(菊地凛子)ら選ばれたパイロットたちは“イェーガー”に乗り込んでいくのだった……。

モスダイアリー(カナダ)

女子寄宿学校に在学するレベッカ(サラ・ボルジャー)は、父親(ジュリアン・ケイシー)の自殺を目の当たりにしたショックを引きずっており、同じ学校の明るいルーシー(サラ・ガドン)の存在は心のよりどころとなっていた。
新学期が始まり、エネッサ(リリー・コール)という少女がヨーロッパから転校してくる。
ミステリアスな雰囲気をまとうエネッサはルーシーとの距離を縮め、比例するかのようにレベッカがルーシーと過ごす時間が減っていった。
授業で扱われた吸血鬼小説『カーミラ』を読みふけるレベッカは、エネッサに対してふとある疑念を抱く。
そんな中、寮でパーティーが催される。
エネッサがチャーリー(ヴァレリー・ティアン)の耳元で何かをささやいた途端にチャーリーは暴れ出し、退学となってしまう。
とっさにエネッサの仕業だと思ったレベッカは、ドーラ(メリッサ・ファーマン)とともにエネッサの部屋をのぞく。
すると、窓を開けずにガラスをすり抜け部屋に入っていく様子を目撃。
動揺した二人は目撃した事柄について翌日話すことにするが、深夜、エネッサの部屋の真下で死んでいるドーラの遺体が発見される。
友人が次々にいなくなり、さらにエネッサに厳しくあたっていた教師が死に、レベッカの中で芽生えたエネッサは吸血鬼ではないかとの疑惑は確信へとなっていった。
ルーシーとの友情が壊れていく中、ルーシーは拒食症のような症状を呈し衰弱死する。
これまでに何かと相談にのってもらっていた英語教師のデイビス(スコット・スピードマン)にエネッサについての疑念を話しても、まともに取り合ってくれない。
とうとう孤立したレベッカは、エネッサの本当の目的に気付き、彼女と対峙する決心をする……。

マジック・マイク(アメリカ)

自称青年実業家のマイク(チャニング・テイタム)は、夜になると男たちが華やかなレビュー・ショーを行うクラブ“エクスクイジット”で、女性たちを熱狂させる人気bPのストリップ・ダンサー“マジック・マイク”として活躍していた。
ある日、知り合った19歳の青年アダム(アレックス・ペティファー)に才能を見出したマイクは、彼をクラブに連れてゆく。
その予想通り、即興で大胆なヴァージン・ステージを飾ったアダムはクラブの一員に迎えられ、マイクの手ほどきによって人気ダンサーの座に駆け上がる。
それに合わせて、大金、女、クールな仲間との付き合いにどっぷり浸かってゆくアダム。
その一方で、堅実なアダムの姉と知り合ったマイクは、自分が本当に求めていた人生に気づき始める……。

結婚って、幸せですか THE MOVIE(台湾)

離婚して4年がたつアンジェイだが、娘にとっては良き母親であり、部下にとっては良き上司で、充実した日々を送っていた。
今の生活にも満足していたが、誰かの良き恋人になりたいという思いもあり、自分に好意を抱いているティエンウェイの愛を受け入れるか悩んでいた。
そんなある時、元夫のルイファンがアプローチをしてきて、アンジェイはさまざまな感情の狭間で揺れ動いていく。

2014年02月04日

アイアン・フィスト(アメリカ)

19世紀の中国。
武装集団同士の争いが続く叢林村で暮らす黒人の鍛冶屋(RZA)は、敵対する猛獅会と群狼団から特注の武器の注文を受ける。
女主人マダム・ブロッサム(ルーシー・リュー)が仕切る娼館・粉花楼で働くレディー・シルク(ジェイミー・チャン)と愛し合う彼には、身請けの費用を稼ぎたいという事情があった。
猛獅会の銀獅子(バイロン・マン)と銅獅子(カン・リー)は、総督から輸送を依頼された金塊の強奪を企み、首領の金獅子を殺害。
金塊輸送の噂が広まった叢林村には、多くのよそ者が流れ込む。
その中には、白人ジャック・ナイフ(ラッセル・クロウ)の姿もあった。
群狼団を殲滅した銀獅子はさらに、叢林村への帰途にあった金獅子の息子ゼン・イー(リック・ユーン)に暗殺部隊を差し向ける。
全身に武器を仕込んだ“X刀”でこれを退けるゼン・イー。
ところが、叢林村に到着後、全身を真鍮に変化させる特殊能力を持つ殺し屋・金剛(デヴィッド・バウティスタ)の襲撃を受け、瀕死の状態に。
その危機を救ったのは鍛冶屋だった。
金塊の輸送隊を襲撃した銀獅子と銅獅子は、護衛していた剣技の達人・双飛夫妻を毒剣鬼(ダニエル・ウー)の吹き矢で殺害。
金塊を手にした銀獅子たちは、総督配下の胡狼軍迎撃に備える。
一方、回復したゼン・イーは、鍛冶屋に新しいX刀を注文。
ところが、ゼン・イーの行方を追う金剛に拉致された鍛冶屋は、両腕を切断されてしまう。
窮地を救ってくれたジャックに、鍛冶屋は流浪の半生を語り始める。
誤って白人を殺して逃亡したものの、乗った船が沈没。
漂流の末、中国で僧侶たちに救われ、精神と武術の修行を積んだのだという。
ジャックの手を借りて“鉄の拳”を作り上げた鍛冶屋は、封印していたカンフーを解放し、“アイアン・フィスト”として生まれ変わる。
協力を誓ったゼン・イー、ジャック、アイアン・フィストの3人は、銀獅子、金剛たちが待つ粉花楼へ向かう……。

ローン・レンジャー(アメリカ)

少年時代のある忌まわしい事件のせいで復讐に燃える戦士となった悪霊ハンター、トント(ジョニー・デップ)は、その悲願のために、不思議な白馬シルバーの導きと自らの聖なる力によって、瀕死の状態にあった検事のジョン・リード(アーミー・ハマー)を甦らせる。
レンジャー部隊の英雄である兄ダンを何者かに殺された過去があるジョンは、兄の敵を探すためにトントと手を組む。
しかし、法に基づく正義の執行を求めるジョンと、復讐のためなら手段を選ばないトントはまったく噛み合わない。
しかし、愛する者に再び魔の手が迫り、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として生きる覚悟を決めたジョンは、白馬シルバーを従え、無敵の相棒トントと共に巨悪に立ち向かう……。

ペーパーボーイ 真夏の引力(アメリカ)

1969年、フロリダ州モート郡の小さな町。
大学を中退し、父親(スコット・グレン)の会社で新聞配達をしているジャック・ジャンセン(ザック・エフロン)は、取りたててやりたいこともなく、鬱屈した日々を過ごしていた。
母親は幼い頃に家を出てしまい、父親の現在の恋人エレン(ニーラ・ゴードン)とはまったく馴染めない。
極度にオクテでガールフレンドもいないジャックが心を許せる話し相手は、黒人メイドのアニタ(メイシー・グレイ)だけだった。
そんなある日、大手新聞社マイアミ・タイムズに勤める兄ウォード(マシュー・マコノヒー)が、同僚の黒人記者ヤードリー(デヴィッド・オイェロウォ)を伴い、4年前にモート郡で起きたある殺人事件の死刑囚の冤罪疑惑を再調査するために帰省する。
人種差別主義者の保安官が刃物でめった刺しにされたこの事件は、ヒラリー・ヴァン・ウェッター(ジョン・キューザック)という貧しい白人男性が逮捕され、既に死刑判決が確定していたが、ウォードは裁判が極めて不公正な状況で行われたため冤罪の可能性があると睨んでいた。
運転手として彼らの取材を手伝うことになったジャックは、オフィス代わりのガレージに突然訪ねてきたシャーロット・ブレス(ニコール・キッドマン)に目を奪われる。
今回の取材の依頼主であるシャーロットは、獄中の死刑囚ヒラリーと手紙を交換しただけで意気投合、婚約まで交わした女性だった。
出会った瞬間に恋に落ちたジャックは、刑務所でのヒラリーとの面会に同行するが、ヒラリーは初めて対面した婚約者シャーロットへの欲望を剥き出しにする。
そんな中、ウォードは殺人事件当日の夜、ヒラリーが伯父のタイリー(ネッド・ベラミー)とともにゴルフ場に忍び込んで芝生を盗んだという話を聞き出す。
タイリーはヒラリーのアリバイをそっくり裏付ける証言をしたが、ウォードとジャックは彼らが口裏を合わせたのではないかと疑念を抱く。
やがて殺人事件の深い闇に分け入り、叶わぬ恋に身を焦がすジャックは、想像を絶する悪夢のような現実を目の当たりにすることになる……。

ニューヨーク、恋人たちの2日間(フランス)

シングルマザーのフランス人、マリオン(ジュリー・デルピー)は、同じく子持ちのアフリカ系アメリカ人、ミングス(クリス・ロック)と居心地のいいニューヨークのアパートで同棲中。
そんな幸せな生活に突然、危機が訪れる。
マリオンの父ジャノ(アルベール・デルピー)と妹、そしてなぜか妹と交際中のマリオンの元恋人が、フランスから遊びに来ることになったのだ。
陽気でマイペースな父、オープンすぎる性格の妹、妹の恋人として平然と家族旅行に参加する元恋人。
個性的過ぎる家族たちの理解不能な会話や行動にマリオンもお手上げ状態。
笑顔で頑張っていたミングスも限界に達し、事態は思わぬ方向へ転がって行く……。

スヌープ・ドッグ ロード・トゥ・ライオン(アメリカ)

1990年代初頭以降ヒップホップ界に君臨してきたスヌープ・ドッグが、40歳を迎え、レゲエミュージシャンへの転向を発表した。
音楽業界に激震を走らせた彼の決断の裏には、何があったのだろうか。
アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチ出身の彼は、母親に厳しく育てられた。
銃刀法違反や薬物使用の容疑での逮捕、学生時代から交際した妻、東海岸出身のラッパーのトゥーパック・シャクール襲撃殺害事件、同じ地元出身で一緒に『213』というヒップホップユニットを組んでいたネイト・ドッグの死、……。
スヌープ・ドッグは激動の人生を見つめ直すために、ジャマイカへと旅立つ。
大麻農場やボブ・マーリーが若かりし頃に暮らしていたトレンチタウン、チボリ・ガーデン、多くのレゲエミュージシャンを輩出した学校などを訪ね歩くうちに、ジャマイカに深く根ざすレゲエやラスタファリ文化に触れていく。
この旅は彼の未来を切り拓く手がかりを見つけ出す旅でもあった……。

2013年11月06日

スティーヴン・キングは殺せない!?(アメリカ)

メイン州フライバーグは、深い森に囲まれた小さな田舎町。
水鳥の微かなさえずりさえ聞こえる静寂を切り裂くように、1台の車がヒップホップの爆音を轟かせながら疾走してくる。
都会から避暑休暇に訪れたモンロー(モンロー・マン)、ロニー(ロニー・カリル)ら6人の若い男女が、湖畔に建つ別荘を目指していた。
同じ湖岸に世界一有名なホラー作家、スティーヴン・キングの邸宅があることを知った若者たちは色めき立つ。
しかし、食堂のおばさん、貸しボート屋、湖の監視員らこの町の人々には、田舎特有の排他的な感情を超えた不穏な敵意が漂っていた。
そしてキングについて尋ねると、決まってそんな人はいないと答えるのだった。
若者たちは周囲から白い目で見られることも気にせず、毎夜乱痴気騒ぎを繰り返す。
しかし、彼らが給油のためガソリンスタンドへ立ち寄ったとき、悲劇が起こる。
仲間の1人が、無残なバラバラ死体となって発見されたのだ。
オオカミの仕業だと説明する保安官に不信感を抱きながら別荘に戻ると、正体不明の殺人鬼が現れる。
一行は恐怖におびえながらも、その手口がキングの小説そっくりだと気づく……。

サウンド・オブ・ノイズ(スウェーデン)

音楽一家に生まれながらも、生まれつきの音痴で音楽が嫌いなアマデウスは、同僚が職場で流している音楽さえも受け入れられない。
警察官である彼は、ある事件現場に残されたメトロノームを発見し、それを手掛かりに捜査を開始するが……。
一方その頃、事件を起こした二人組は、さらなる計画を遂行するために、腕利きのドラマーを集めていた。
その計画とは、あらゆるものを楽器に見立て、とんでもない場所で音楽を作り出す、前代未聞の音楽テロだった。
街中に貼り出された4つのテロ予告。
果たして、彼らの目的とは…?そして、アマデウスはテロを阻止できるのか……!?

アート・オブ・ラップ(イギリス)

ヒップホップとは一体何であるか。
これを探るために、アフリカ・バンバータやRUN D.M.C.といった先駆者たちから、エミネム、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、カニエ・ウェストら世界を股にかけ活躍するアーティストにインタビューを敢行。
さらにルーツや歴史をひも解きながら、ヒップホップがなぜメインストリームとなり、影響力を持つようになったかを探る。

2013年11月05日

終戦のエンペラー(アメリカ)

1945年8月30日。
第二次世界大戦で降伏した日本にGHQを引き連れたマッカーサー(トミー・リー・ジョーンズ)が降り立つ。
直ちにA級戦犯の容疑者たちの逮捕が命じられ、日本文化の専門家であるボナー・フェラーズ准将(マシュー・フォックス)は“名誉”の自決を止めるため、部下たちを急がせる。
その頃、前首相東條英機(火野正平)は自ら胸を撃つが、心臓を外して未遂に終わる。
マッカーサーはフェラーズに、戦争における天皇(片岡孝太郎)の役割を10日間で探れと命じる。
連合国側は天皇の裁判を望み、GHQ内にもリクター少将(コリン・モイ)を始めそれを当然と考える者たちがいたが、マッカーサーは天皇を逮捕すれば激しい反乱を招くと考えていた……。
大学生の頃、フェラーズは日本人留学生アヤ(初音映莉子)と恋に落ちるが、彼女は父の危篤のため帰国。
あれから13年、フェラーズは片時もアヤを忘れたことはなかった。
だがアヤの捜索を頼んでいた運転手兼通訳の高橋(羽田昌義)から、アヤが教員をしていた静岡周辺は空襲で大部分が焼けたという報告が届く。
そんな中、フェラーズは開戦直前に首相を辞任した近衛文麿(中村雅俊)に会い、開戦の3ヶ月前、戦争回避のため秘密裏に米国側と接したが、国務省がそれを拒否したという事実を知る。
調査が行き詰まり、宮内次官の関屋貞三郎(夏八木勲)に狙いを定めたフェラーズは、マッカーサーの命令書を楯に強引に皇居へ踏み込む。
関屋は開戦前の御前会議で、天皇が平和を望む短歌を朗読したと語る。
説得力のない証言に腹を立てて立ち去るフェラーズだったが、深夜、天皇に最も近い相談役である内大臣、木戸幸一(伊武雅刀)が現れ、天皇が降伏を受諾し反対する陸軍を封じるために玉音放送に踏み切り、千人の兵士から皇居を襲撃されたという経緯を聞かされる、だがその話を証明する記録は全て焼却、証人の多くも自決していた。
戦争を始めたのが誰かはわからない。
だが終わらせたのは天皇だ。
フェラーズはマッカーサーに、証拠のない推論だけの報告書を提出する。
マッカーサーは結論を出す前に、天皇本人に会うことを希望。
異例の許可が下り、社交上の訪問としてマッカーサーに会うという建前に沿って、ついに天皇がマッカーサーの公邸に現れる。
しかし、天皇は周りの誰も知らない日本の未来を決めるある一大決意を秘めていた……。

31年目の夫婦げんか(アメリカ)

アーノルド(トミー・リー・ジョーンズ)とケイ(メリル・ストリープ)は結婚31年目の夫婦。
いつのまにか寝室は別、アーノルドの唯一の趣味はゴルフ番組、毎日の日課も夫婦の会話も365日ほぼ同じ。
子供たちは独立し、二人にはもはやけんかの種さえ見つからない。
そんな夫婦関係を見直したいと思い立ったケイは結婚生活のカウンセリング本を購入、夢中で読み終えると著者のバーナード・フェルド医師(スティーヴ・カレル)のホームページにアクセスする。
朝食の席、アーノルドに“カップル集中カウンセリング”を受けたいと告げるケイ。
1週間4000ドルという料金に目をむいたアーノルドだったが、ケイは定期預金を解約して既に申し込んだという。
アーノルドは行かないと突っぱねるが、結局渋々飛行機に乗る。
メーン州のグレート・ホープ・スプリングス、海辺の小さな町でカウンセリングが始まった。
フェルドはここに来た理由をケイに尋ねると「結婚したいんです。
もう一度。
ただ同じ家に住んでいるだけで、触れ合いも絆もない」と訴える。
「まず長年の夫婦生活でできた傷痕を取り除くところから始めましょう」と勿体ぶった口調で語るフェルド。
そんなカウンセリングの終了後、アーノルドは不平不満をまくしたてるのだった。
2日目。
出逢い、プロポーズ、いつから寝室を別にしたか……聞かれるままに夫婦の歴史を語る二人。
だが、「最後のセックスは」という質問にアーノルドは口を閉ざす。
フェルドは二人に、今夜お互いに抱き合うことという“最初の課題”を与える。
猿のしつけじゃあるまいし、と食ってかかるアーノルドについにケイの感情が爆発。
いつも明るく穏やかで夫に従順なケイの涙に動揺したアーノルドは、その夜遅くホテルに帰って来たケイと“課題”を実行する。
3日目。
課題をクリアしたことを嬉しそうに報告する二人。
ところが、フェルドは更にハードな課題を二人に与えるのだった……。

楽園の瑕 終極版(香港)

「恋する惑星」「天使の涙」のウォン・カーウァイ監督が、それぞれに心の傷を抱えた剣士たちの戦いを描いた「楽園の瑕」(1994)を、カーウァイ監督自らの手で修正・再編集を加えたディレクターズ・カット版。

ロスト・メモリー(ドイツ)

幼い頃の失われた記憶がよみがえるにつれて、恐ろしい真実が明らかになる様子を描いたドイツ製サスペンススリラー。
地元病院で医師として働くハンナのもとに、幼い頃親友だったクラリッサが患者としてやってくる。
それをきっかけに2人は旧交を温め、子ども時代に互いの両親とバカンスへ出かけた小さな島を訪れることに。
しかし、島には不気味な雰囲気が漂い、住民のマリアは失踪して行方がわからなくなっていた。
2人は子どものころに一緒に遊んだはずのマリアの存在をすっかり忘れ去っていたことをいぶかしく思い、過去を探り始めるが……。

ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡(ブラジル)

チョコレート・シロップによる『最後の晩餐』、ダイアモンドによるマリリン・モンロー、ジャム、ピーナッツバターによる『モナリザ』など、身近にあるものを使って絵画を制作し写真に収める現代芸術家ヴィック・ムニーズ。
彼の故郷ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ郊外には、世界最大のごみ処理場と言われているジャウジン・グラマーショがある。
都市型生活の中から破棄されたものが集まるここには、“カタドール”と呼ばれる、リサイクルできる素材を収集する貧しい人々がいる。
ムニーズはカタドールたちの写真を撮り、ごみ処理場にあるもので彼らの巨大ポートレイトのモザイク画を制作。
この作品を通してほんのわずかでもカタドールたちを他の世界に連れだせないか、そして彼らの人生を変えられないかと思うムニーズは、オークションにより得たお金をカタドールに全額寄付するが……。

最後のマイ・ウェイ(フランス)

1939年、エジプト。
クロード・フランソワはスエズ運河の通航を管理する父と派手好きな母の間に生まれる。
裕福な家庭に育ったが、スエズ運河が国有化され第二次中東戦争が勃発すると父は失職。
モナコへ移住した後、クロード(ジェレミー・レニエ)は地元の楽団で働くようになる。
それは家計を助けるためであったが、厳しい父は彼の仕事を認めようとはしなかった。
クロードは音楽界でめきめきと頭角を現し、スターダムに躍り出る。
酒にもドラッグにも手を出さず、自らダンサーに振付をし、歌い、踊る。
作詞・作曲の才能を発揮し200もの曲を生みだす一方、プロダクションを立ち上げ、才覚を見せるクロード。
そんな彼の成功の裏では、歌手フランス・ギャルとの密愛、大スターへの嫉妬、マスコミ操作、ひた隠しにした息子たちの存在など、傲慢で神経質な面を見せる……。

クロワッサンで朝食を(フランス)

エストニア。
結婚と離婚を経験、子育てと母の看病に追われながら既に人生も半ばを過ぎてしまったアンヌ(ライネ・マギ)に、ついに母を看取る日が訪れる。
抜け殻のようになったアンヌであったが、ある日、パリで家政婦として働く仕事が舞い込んできた。
悲しみを振り切るように、憧れのパリへ旅立つアンヌ。
そんな彼女を待ち受けていたのは、高級アパルトマンに独りで暮らす毒舌で気難しい老婦人フリーダ(ジャンヌ・モロー)だった。
しかし、フリーダはおいしいクロワッサンの買い方も知らないアンヌを冷たく追い返そうとする。
結局アンヌを雇ったのは、近くでカフェを経営するステファン(パトリック・ピノー)で、フリーダは家政婦など求めてはいなかったのだ。
だが、昔エストニアから出てきたフリーダはアンヌにかつての自分を重ね、少しずつ心を開き、アンヌにパリジェンヌの暮らし方を教えるのだった。
そんな中、アンヌはある新聞記事を見つけ、フリーダの孤独な生活の秘密を知ることになるが……。

2013年11月02日

風と共に去りぬ!?(韓国)

1700年代、朝鮮王朝の後期。
右議政イ・ソンホの庶子ドンム(チャ・テヒョン)は学問に身を入れず、西洋かぶれの一風変わった師匠とつるんで気楽な毎日を送っていた。
そんななか、ドンムと師匠は氷の独占を企む左議政チョ・ミョンスの策略にはまり反逆罪の汚名を着せられてしまう。
非情な拷問の末、師匠は死亡、さらに父ソンホまでもがドンムの放免と引き換えに朝廷を追われ流罪となってしまう。
一方、採氷を取り締まる西氷庫別監ペク・トンス(オ・ジホ)も、その潔癖で実直な性格が左議政の反発を買い、無実の罪で獄中へ送られる。
職を失い蟄居中の彼の元にやってきたのは全てを失ったドンムだった。
道楽の限りを尽くすチョ一族への復讐を誓い、氷の強奪を計画しているのだという。
ドンムはトンスを仲間に迎え、あらゆる分野のスペシャリストを集め始める。
美貌の海女ペク・スリョン(ミン・ヒョリン)、金持ち情報屋チャン・スギュン(ソン・ドンイル)、爆弾製造屋ソク・テヒョン(シン・ジョングン)、伝説の盗掘犯ホン・ソクチャン(コ・チャンソク)、セクシーな諜報員ソルファ(イ・チェヨン)、強面の特殊荷物運搬人キム・チョルチュ(キム・ギルドン)、変装の達人キム・ジェジュン(ソン・ジョンホ)、こまっしゃくれたアイデアマンのチョングン(チョン・ボグン)、デマ流し娘ナニ(キム・ヒャンギ)……。
決行は第22代王・正祖の即位式前夜。
総勢11人のメンバーによる一世一代の復讐作戦が始まった……。

ABC・オブ・デス(アメリカ)

〈アポカリプス〉ベッド上の初老の男の喉に、いきなり妻が包丁を突きたてる。
そして外の世界では喧騒が……。
〈ビッグフット〉“早く寝ないと雪男(=ビッグフット)が襲ってくる!”必死に羊を数える少女の目の前に広がる悪夢とは……。
〈サイクル〉穏やかな郊外の日常を脅かす芝生の上の血痕。
その謎を追う男が衝撃の事実を知る……。
〈ドッグファイト〉非合法の賭け闘技場でファイターと闘犬が激突。
凄まじい死闘が幕を開けた……。
〈駆除〉壁を這うクモを潰し損ねた男が一週間後、因縁のクモを撃退するが……。
〈おなら〉憧れの女教師に“おなら”を聴かれ、死にたいほど恥ずかしい思いをする美少女に運命の転機が訪れる……。
〈重力〉波を求めてビーチにたどり着いたサーファーが大波に挑むが、それは彼の想像を超えていた……。
〈水電拡散〉ブルドッグ顔の連合軍パイロットがストリップバーでネコ顔のダンサーに見とれていたが、彼女は宿敵ナチスの刺客だった……。
〈内向〉注射器を手にしている疲れ切った男と縛られてバスタブに放られた女。
殺す者と殺される者の意外な関係が浮かび上がる……。
〈時代劇〉切腹するサムライの苦悶の表情は滑稽なまでに歪み、その首を斬り落とすはずの介錯人を大いに動揺させる……。
〈不器用〉セクシー美女がトイレで脱糞。
流れ切らない、その断片が彼女の神経を逆なでし……。
〈性欲〉椅子に縛られた状態で自慰をして先に射精した者が生き残る不条理バトルの行く末は……。
〈流産〉詰まったトイレに苛立つ美少女。
彼女には焦らざるをえない理由があった……。
〈結婚〉オウムに愛の言葉を言わせ、ロマンチックなプロポーズを決めようとする男の目論みは予期せぬ方向へ……。
〈オーガズム〉全裸の美女の口から吐き出されるシャボン玉。
その肢体を這う皮手袋の手……。
〈重圧〉愛娘にバースデープレゼントを買ってやろうと請け負ったある娼婦の仕事とは……。
〈アヒル〉「ABC・オブ・デス」に参加したものの、アイデアに煮詰まった監督と脚本家。
“俺たちだけは本物の死を撮ろう”と決めた彼らの想像の終着点とは……〈切除〉焼けただれた皮膚にメスを入れるドクター。
しかしその患者は医師たちの想像を超える殺人鬼だった……。
〈スピード〉砂漠で皮コートの大男から逃れようと車を走らせる美女の運命は……。
〈トイレ〉独りでトイレに行けない幼い少年。
ついに便意を我慢できなくなり彼は勇気を振り絞るが……。
〈発掘〉消防士たちや神父を蹴散らし、逃げ回る凶暴なモンスターの正体とは……。
〈産声〉2035年。
出産制限が行われている社会で、任務遂行中の繁殖管理局の女性エージェントが直面した驚愕の真実とは……。
〈カオス〉「ABC・オブ・デス」のためにアニメを作っていたクリエイターたちに、凄惨な現実が降りかかる……。
〈ダブルエックスエル〉肥満をバカにされることに疲れ果てた女性がナイフと電動カッターで肉体改造に挑む……。
〈ティーンエイジャー〉子どもたちのバスケの試合をいやらしい目つきで見つめる中学校の用務員が、ついにその報いを受ける……。
〈絶滅〉放射性物質に汚染され国民のDNAが劇的に変化した日本では、裸女たちがバトルを繰り広げていた……。

2013年10月07日

ベルリンファイル(韓国)

ドイツの首都ベルリン。
韓国情報院の敏腕エージェント、チョン・ジンス(ハン・ソッキュ)は、高級ホテルの一室で行われている武器取引の密談を隠しカメラで監視中、ロシア人ブローカーを介してアラブ系組織の幹部に新型ミサイルを売りつけようとしている北朝鮮の秘密工作員に目を留める。
その男、ピョ・ジョンソン(ハ・ジョンウ)は、CIAやMI6のリストにも記録がない“ゴースト”と呼ぶべき謎の人物だった。
ジンスは取引成立のタイミングを狙い部下たちに現場への強行突入の指令を下すが、イスラエルの情報機関モサドの横やりによって銃撃戦が勃発、ジンスはジョンソンを取り逃がしてしまう。
一方、北朝鮮で英雄と崇められるほど数多くの勲功を立ててきたジョンソンは、韓国側への情報漏洩に不安を抱き、内通者の存在を疑い始める。
そんな中、在ベルリン北朝鮮大使館のリ・ハクス大使(イ・ギョンヨン)は、平壌から派遣されてきた保安観察員トン・ミョンス(リュ・スンボム)から、大使館に勤める通訳官でジョンソンの妻リョン・ジョンヒ(チョン・ジヒョン)が二重スパイだという情報を入手する。
上司であるハクスから妻の調査を命じられたジョンソンは、ショックを受けながらも彼女への監視と尾行を開始。
数年前に初めて授かった子供を亡くして以来、ジョンヒと感情がすれ違っているジョンソンは、彼女がアメリカに亡命するのではないかという疑念を強めていく。
その頃、旧知のCIA局員から連絡を受けたジンスも「北朝鮮の何者かが国連を通じて亡命を要請した」との情報をキャッチしていた。
だがアメリカ大使館近くの広場に姿を現した北の亡命志願者は、意外にもハクスだった。
韓国情報院の張り込みを察知して地下鉄構内に逃げ込んだハクスは、そこに駆けつけたジョンソンとミョンスによって拘束される。
信頼を寄せていた同志のハクスが亡命を要請した理由が全くわからないジョンソンは、自宅で妻を激しい口調で問い詰める。
すると重い口を開いてジョンヒが打ち明けたのは、二人目の子を身籠っているという事実だった。
さらに自宅に盗聴器が設置されていることに気付いたジョンソンは、自分たち夫婦が恐るべき陰謀に巻き込まれ、裏切り者に仕立てられたことを確信する……。

2013年10月06日

李小龍 マイブラザー(香港)

京劇俳優の父を持ち、子どもの頃から映画に出演していたブルース・リー(アーリフ・リー)。
撮影のない日でも撮影所に通い、スタジオの天井から大スターの現場を眺めるような無邪気なところがある半面、プライベートでは反抗的で血気盛んな性格からストリート・ファイトに興じることも多かった。
そして、クォンやユニコーン(オウヤン・ジン)、スキニー(ハンジン・タン)ら仲間たちと将来の夢について語り合う少年時代を過ごしていた。
ある日、長身の美女パール(ジェニファー・ツェー)に自分だけでなくクォンも惹かれていることに気付き、恋と友情の間でどうしたらいいのか悩むうちに、幼馴染のマンラン(ゴン・ミー)が自分に恋心を抱いていることを知る。
マンランからチャチャのダンスコンテストに一緒に出場してくれないかと頼まれるが、頭を悩ませすぎたブルースはこの申し出を断り、実弟のロバートをパートナーにして出場、見事優勝を果たす。
強くなりたいと固く願うブルースは詠春拳の達人イップ・マンに弟子入りし、修行を積む。
そんな中、ブルースは高校対抗ボクシング・トーナメントでイギリス人チャンピオンボクサーを倒すが、納得できない彼から再戦を申し込まれる。
誰もいない倉庫で殴り合う二人。
激しい応戦を繰り広げるうちに、二人の間に友情が芽生える。
彼は偶然にもクォンの居場所を知っていたが、クォンはアヘン中毒に陥っていた。
ブルースはユニコーンとともに、クォン救出のために麻薬王のもとへ向かう……。

V/H/S シンドローム(アメリカ)

<TAPE56>不良グループのゲイリー(カルヴィン・リーダー)たちは、古い一軒家から1本のビデオテープを盗むという謎の依頼を受ける。
だが、その家で彼らが目にしたのは、大量のVHSテープと1つの死体。
目的のテープを探すため、1本ずつ再生するが、それを見た人間が1人ずつ姿を消してゆく……。
<AMATEUR NIGHT>童貞を捨てようと、悪友のシェーン(マイク・ドンラン)たちと夜のクラブへ出かけたクリント(ドリュー・ソウヤー)。
出会った女の子とのセックスに挑むが、シェーンが彼女に噛みつかれる。
部屋で彼が目にしたものは……。
<SECOND HONEYMOON>西部を旅行中のステファニー(ソフィア・タカール)とサム(ジョー・スワンバーグ)。
深夜、2人が泊まるモーテルに女性が現れ、車の相乗りを頼まれる。
サムは断わるが、2人が眠りにつくと、部屋にフードを被った謎の人影が……。
<TUESDAY THE 17TH>大学生のウェンディ(ノーマ・C・キノンス)は恋人のジョーイ(ドリュー・モーレイン)たち3人と、秘密の湖を訪れる。
ところが、森の中を歩いている時、2人が姿を消す……。
<THE SICK THING THAT HAPPENED TO EMILY WHEN SHE WAS YOUNGER>PCでチャットするエミリー(ヘレン・ロジャース)とジェームズ(ダニエル・カウフマン)。
左腕に出来たアザと謎の足音に怯えるエミリーを勇気づけるジェームズだったが、彼女の背後を走る影を目にして凍りつく。
12歳の時にも似た体験をしたというエミリーは、次第に常軌を逸してゆく……。
<10/31/98>ハロウィンの夜。
怪現象が噂される一軒家に忍び込んだポールたちは、屋根裏部屋で男たちが神に祈りながら1人の少女を縛り上げている現場を目撃。
助けを求めて叫ぶ少女を連れて逃げ出すが、彼女の様子がどこかおかしい……。

パリ猫ディノの夜(フランス)

パリ。オス猫のディノは、女警視ジャンヌ(声:ドミニク・ブラン)と、6歳の娘ゾエの忠実な飼猫として暮らしている。
ジャンヌの夫でゾエの父親はギャングのボス、ヴィクトル・コスタ(声:ジャン・ベンギーギ)に殺され、そのトラウマからゾエは失語症になっていた。
夫の仇を討つ思い、コスタが人生を賭けて狙う“ナイロビの巨像”の監視、そして多発している宝石や美術品等を狙うカリスマ怪盗ニコ(声:ブルーノ・サロモネ)を捕まえる任務を背負ったジャンヌは多忙な毎日。
そんな状況下、ディノはトカゲを狩ってはゾエにプレゼント、一日中淋しい思いをしているゾエを慰めるのだった。
一方、家事を手伝うクロディーヌ(声:ベルナデット・ラフォン)は、よく働く家政婦だが、なぜかディノとは相性が悪い。
そんなある日、ゾエはディノがプレゼントしてくれたダイヤが埋め込まれた魚のブレスレットを見て、これをどこで手に入れたのかと疑問を感じる。
その晩意を決して、ディノを追跡するゾエ。
ディノの散歩道は、パリの街を一望に見渡すことのできる家々の屋根だった。
やがて、偶然にもコスタとその部下たちの密談を聞いてしまったゾエは、クロディーヌがコスタの一味であることを知ってしまう……。

2013年10月05日

バーニー みんなが愛した殺人者(アメリカ)

テキサス州の田舎町カーセージ。
葬儀社の助手として働くバーニー・ティーディ(ジャック・ブラック)は、住民の誰からも愛される人気者だ。
肉親を亡くした遺族への配慮と気遣い、美しく繊細な遺体処理、よどみない葬儀の進行と演出、賛美歌の演奏、棺桶を売り込む営業力まで全ての仕事ぶりが完璧で、葬儀のプロとして高く評価されているだけでなく、町の美化運動を推進するなど市民活動への取り組みも献身的だった。
ある日、石油で莫大な財産を築いたドゥエイン・ニュージェントの葬儀を執り行ったバーニーは、その遺産を相続した未亡人マージョリー(シャーリー・マクレーン)に出会う。
彼女は、高慢で頑固な性格で町中から嫌われ、友達は皆無、息子家族とも裁判沙汰となっている孤独な老女だった。
バーニーはそんな彼女を気遣い、相談相手となって慰めるうち、マージョリーに気に入られ、彼女の所有する会社の社員となって働くことになる。
数年後、銀行預金の管理までも任されるほどに信頼されるようになったバーニーだったが、マージョリーの支配欲は次第にエスカレート、ついには彼が他の住民と交流することさえ嫌がるようになっていく。
理不尽な要望の数々に日夜振り回され続けたバーニーは神経衰弱に陥り、ある日、マージョリーのわがままについカッとなって思わずアルマジロ退治用の銃で彼女を撃ってしまう。
バーニーはマージョリーの死体を物置の冷蔵庫に隠すと、彼女が誰とも会いたがらないと言って全ての面会要求を拒絶、それまでとまったく変わらない生活を続けるのだった。
以前よりも自由にマージョリーの金を使えるようになったバーニーは、教会をはじめ町の施設や困っている人たちに資金を提供し続けるが、あまりにも長期間マージョリーの姿が見えないのを不審に思った投資管理会社の担当者が地方検事ダニー・バック・デヴィッドソン(マシュー・マコノヒー)に通報、検事は家宅捜索を行って冷蔵庫からマージョリーの死体を発見する。
バーニーは逮捕され、全てを自白して謝罪。
検事はこの事件を自分の大きな手柄として迫った再選に利用しようと、バーニーをより凶悪な殺人者として喧伝、第一級殺人で起訴する。
しかし、裁判が始まると町の住民たちは誰もがバーニーを擁護し、殺人者であるはずの彼の無罪を求めるのだった……。

熱波(ポルトガル)

ピラール(テレーザ・マドルーガ)は定年から数年、平和の祈りに参加したり、カトリックの社会活動団体に協力したりしているが、最近はそのせいでストレスを感じていた。
また、隣人のアウロラ(ラウラ・ソヴェラル)も悩みの種だった。
短気でエキセントリックな80代の彼女は、お金があればカジノへ入り浸り、会ってもらえない娘の話ばかりしてくる。
カーボベルデ出身のメイドのサンタ(イザベル・カルドーゾ)はあまりしゃべらず命令に従い、他人に干渉すべきではないと考えているが、アウロラは抗鬱剤の後遺症で、サンタが自分にヴードゥーの呪いをかけていると疑っている。
あるとき病に倒れ、死期を悟ったアウロラは、ピラールとサンタにあるお願いをする。
それは、消息不明のベントゥーラという男(エンリケ・エスピリト・サント)に会いたいというものだった。
ピラールとサンタはベントゥーラが生きていることを知るが、彼はすでに正気ではなかった。
ベントゥーラは、アウロラとの間にあった、ある約束のことを語り出す。
ポルトガル植民地戦争が始まって間もない50年前、アウロラはタブー山麓に農場を持っていた。
アウロラの父親はアフリカで事業を起こそうと、ポルトガルからタブー山麓にやってきたが、若くして脳卒中に倒れ、母親も彼女を生んですぐ他界していた。
1人残されたアウロラ(アナ・モレイラ)は、お手伝いと家庭教師とともに、夢見がちな日々を過ごす。
大学の卒業パーティーで出会った男と結婚し、何不自由ない幸せな生活を送っていたアウロラは、ある日、アフリカに流れ者のようにやってきたベントゥーラ(カルロト・コタ)と出会う。
彼との出会いはアウロラの心の奥底にあった冒険心に火を点け、ベントゥーラも一目で彼女に惹かれてしまう。
こうして2人の、禁断の物語が始まった……。

飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(アメリカ)

狂気に満ちた猟奇食人一家が、村人たちに惨殺されてから20年後。
ヘザー・ミラー(アレクサンドラ・ダダリオ)の元に一通の手紙が届く。
その手紙には財産を相続するよう書いてあり、覚えのないヘザーは両親を問い質すと彼女は実の娘でないことを打ち明けられる。
突然の告白に呆然とするヘザーであったが、自身の出生の秘密が隠されたテキサス州ニュートへと向かう決意をする。
もともと友達とバカンスを予定していたこともあり、友人たちは皆その旅に付き合うことになる。
途中、ガソリンスタンドでヒッチハイクをする男を同乗させ、5人の男女一行は相続される大豪邸へと辿りつく。
その大豪邸を見て歓喜する5人は早速パーティを始めるが、誰もそれが地獄への入口と気付く者はいなかった……。

2013年10月03日

偽りの人生(アルゼンチン)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで結婚8年目の妻クラウディア(ソレダ・ビジャミル)と暮らす医師アグスティン(ヴィゴ・モーテンセン)の心には、ぽっかりと穴があいていた。
裕福で安定した暮らしをしながらも、公私共に決まりきった日常に耐え難い息苦しさを感じていたのだ。
そんなある日、長らく音信不通だった一卵性双生児の兄ペドロ(ヴィゴ・モーテンセン)が突然訪れ、末期癌に蝕まれた自分を殺すようアグスティンに懇願する。
突然の申し出に困惑するアグスティンであったが、ふとしたきっかけでペドロを殺害してしまう。
だがアグスティンは、自分が死んだことにしてうりふたつの容姿のペドロになりすまし、人生をやり直そうと考える。
ブエノスアイレスから北へ30km程のデルタ地帯、少年時代を過ごした生まれ故郷ティグレに帰り、ここで彼は新たな人生をスタートさせるつもりだった。
しかし、ペドロが闇の犯罪に関わっていたことが判明、アグスティン自身も犯罪へと巻き込まれていく。
やがて、アグスティンの死に疑問を抱くクラウディアや彼に疑惑の眼差しを向ける幼馴染み、そして心を惹かれていく女が絡み、嘘と真実、因縁と運命が交錯していく……。

サイレントヒル リベレーション3D(アメリカ)

18歳の誕生日を迎えようとしているヘザー(アデレイド・クレメンス)は幼いころの記憶がなく、父親のハリー(ショーン・ビーン)に守られるように各地を転々と移り住んでいた。
そして、夜ごと、サイレントヒルという謎の街で“何か”に追われる悪夢にうなされていた。
ある日、父親が不可解な失踪を遂げ、“サイレントヒルに来い”という血文字が自宅の壁に残されていた。
ヘザーは現実世界からスリップするように、不気味な深い霧と静寂に包まれたサイレントヒルに足を踏み入れる。
サイレンが突然鳴り響き、街は闇に飲み込まれ、この世のものとは思えない“何か”が現れる。
ヘザーは勇気を奮い起こし、父親を探し出すために迷宮の奥深くへと身を投じる。
そして、想像を絶する自らの出生の秘密と、サイレントヒルの呪われた真実を探り当てていく……。

妖魔伝 レザレクション(中国)

あの事件から500年後、キツネの妖魔、小唯(ジョウ・シュン)は、人間を救った罪で妖界からの懲罰を受け、氷地獄へと封印されていた。
彩雀の妖魔、雀児(ヤン・ミー)によって救出された小唯だったが、もう一度美貌を保ち妖魔として転生するには、純真な者が自らの意思で彼女に捧げる心臓が必要だった。
妖界からの逃亡の旅程で、小唯は靖公主(ヴィッキー・チャオ)と出会う。
彼女はクマに襲われ、美しい顔に傷を負って以来、黄金のマスクを着けていた。
公主を守れなかった責任を問われた彼女の護衛である将軍、霍心(チェン・クン)は、西域へと流される。
霍心への想いを断ち切れない靖公主は、彼を追う。
小唯は彼女に近づき、失われた美貌と霍心の愛を取り戻したい公主の心につけ入り、妖魔の力を取り戻そうとする……。

2013年10月02日

ビューティフル・ウェーブ(アメリカ)

ニューヨークに住む17歳の高校生ニコール(エイミー・ティーガーデン)は、疎遠になった祖母スー(パトリシア・リチャードソン)のもとでひと夏を過ごすことになり、カリフォルニア州サンタクルーズを訪れる。
そこで彼女は、顔も知らぬ祖父が持っていた1962年製のサーフバンを譲り受け、3人の友人とともにサーフィンの旅に出る。
当初の目的地はマリブを想定していたが、バンの中で祖父のサーフィン・マップを見つけ、メキシコのバハ半島に変更。
開発が進み、キャンプ場が乱立する海岸沿いを抜け、その先にあるという未だ誰も手を付けていない波を求めて、地図を頼りに半島へ向かう。
だが、そこへ着いたニコールが知ったのは、それまで明かされることのなかった家族の秘密だった。
そして、それは自分自身のルーツを知るきっかけになる……。
ひと夏の経験を経て、若者たちはどのように愛を知り、成長してゆくのか……。

25年目の弦楽四重奏(アメリカ)

極めて精巧な演奏で魅了する第1バイオリンのダニエル(マーク・イヴァニール)、彩りを与える第2バイオリンのロバート(フィリップ・シーモア・ホフマン)、深みをもたらすビオラのレイチェル、チェロのピーター(クリストファー・ウォーケン)から成るフーガ弦楽四重奏団。
結成25周年を間近に控え、ピーターがパーキンソン病と診断され、今季限りで引退したいと申し出る。
カルテットの一角が崩れることを突き付けられた他のメンバーは動揺。
嫉妬やライバル意識、プライベート面での秘密など、それまでに蓋をしてきた感情や葛藤が一気に噴出し、カルテット内に不協和音が響き出す……。

囚われ人(フランス)

2001年5月。
美しい海や自然に囲まれたリゾート地、フィリピン・パラワン島のホテルで、夜中、21人の観光客が拉致される事件が発生した。
犯人はイスラム武装勢力アブヤサフの一団。
彼らの本拠地ミンダナオ島に到着するまでの間、着の身着のままで船に乗せられた被害者たちはそれぞれの素性を調べられる。
その中にはNGOのフランス人活動家、テレーズ(イザベル・ユペール)もいた。
長引く潜伏生活の中、テレーズは、人質たちの命を顧みないフィリピン国軍による救出作戦やフィリピン政府による身代金の着服、そして仲間の処刑を目の当たりにする。
神経が擦り減り、抵抗する気力を失くしていく人質たち。
だがそれでも彼らは、救出されるその日を待ち続けていた……。

ダークスカイズ(アメリカ)

レイシー・バレット(ケリー・ラッセル)は、失業中の夫ダニエル(ジョシュ・ハミルトン)、長男ジェシー(ダコタ・ゴヨ)、次男サム(ケイダン・ロケット)と家族4人で暮らす主婦。
ある時、耳鳴りに悩まされるようになった彼女は、家の中に何者かの気配を感じ取る。
改めて調べてみたところ、荒らされたような形跡を発見。
初めは不審者の仕業と考えたものの、その日を境に、一家は度重なる怪現象に悩まされることに。
家の中の“何か”の気配はその後も一向に消えず、ダニエルは真相を突き止めるために監視カメラを設置。
録画した映像を確認してみたところ、そこには信じられないようなものが映り込んでいた……。

2013年09月30日

モンスターズ・ユニバーシティ(アメリカ)

ポジティブなマイク(声:ビリー・クリスタル/日本語吹替版:田中裕二)は、誰よりも人間の子どもを怖がらせられるモンスターを目指しているのに周囲と比べて身体が小さくかわいらしいルックスをしていることに悩んでいた。
エリートモンスターになるべく憧れの大学モンスターズ・ユニバーシティに進学するも、大きな体躯のサリー(声:ジョン・グッドマン/日本語吹替版:石塚英彦)をはじめ将来有望なモンスターが多く通っていた……。

ワイルド・スピード EURO MISSION(アメリカ)

リオの犯罪王から100億円を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、宿敵であるFBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が現れる。
ホブスは、高度な運転技術と特殊な車両を駆使して、世界各国でスケールの大きな犯罪を繰り返す巨大組織を追跡中だったが、警察も軍も歯が立たない。
そこで、その組織を壊滅させるために、ドミニクとそのチームに協力を要請しにきたのだ。
さらにホブスは、死んだと思われていたドミニクの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)が生きており、その犯罪組織に関係している事を仄めかす。
一体、なぜレティが?ショウ(ルーク・エヴァンス)という謎の男が率いるその犯罪組織の目的は一体何なのか?ドミニクはブライアン(ポール・ウォーカー)たち馴染みの凄腕ドライバーを招集して決戦の地、ヨーロッパに降り立つ。
全ての謎を解き明かし、今度こそ仲間全員で自由を手に入れるために……。

レジェンド・オブ・トレジャー 大武当 失われた七つの秘宝(香港)

1910年代の中華民国初期。
道教の第一名山“武当山”で500年に1度開かれる武術大会に参加するため、考古学者で武術家の唐雲龍(チウ・マンチェク)は娘の唐寧(シュー・チャオ)を連れて、武当山へと赴く。
だが彼の真の目的は、山の各所に隠されているという7つの秘宝と神剣を手に入れることだった。
同じく、女性武術家の天心(ヤン・ミー)も武術大会出場を装い、秘宝を狙いにやって来る。
やがて、唐雲龍と天心は協力しながら秘宝を探すことになるが、邪悪な影を持つ白龍(デニス・トー)率いる武闘軍団に行く手を阻まれる。
そんな中、唐寧は白龍の弟子・水合一(ルイス・ファン)と出逢い、互いに惹かれ合っていくが……。

欲望のバージニア(アメリカ)

禁酒法時代のアメリカでは、密造酒の製造・販売が横行し、それがギャングがのさばる一因にもなっていた。
とりわけバージニア州のフランクリンは世界で最も密造酒の製造が盛んな地域であった。
1931年、このフランクリンで長男ハワード(ジェイソン・クラーク)、次男フォレスト(トム・ハーディ)、三男ジャック(シャイア・ラブーフ)のボンデュラント3兄弟は名をあげていた。
ハワードも一目置くフォレストは男気に溢れ、手堅く確実な仕事をする。
しかしジャックはギャングと組んで手を広げたいと野心を燃やしていた。
しかし、フォレストがマギーに、ジャックが牧師の娘バーサに恋をしたことから、兄弟に転機が訪れる。
そんな折、新しく着任してきた取締官レイクスが高額な賄賂を要求してくる。
他の者たちが次々とこの要求に屈する中、フォレストはこれを拒否。
そのために陰湿な脅迫が兄弟を襲い、さらに彼らの最愛の者たちまで巻き込むことになる……。

もうひとつの世界(イタリア)

イタリアのミラノ。
終生を修道生活に捧げる誓いの儀式を1か月後に控えた若い修道女のカテリーナ(マルゲリータ・ブイ)は、ある日、公園でジョギング中の男性から“古いセーターに包まれた赤ちゃんを発見した”と手渡される。
その赤ちゃん(ガブリエーレ・ガロファッロ)が無事に病院に保護された後、彼女は手元に残ったセーターのタグを頼りに、エルネスト(シルヴィオ・オルランド)のクリーニング店を訪ねる。
赤ちゃんの母親を見つけ出そうと考えたのだ。
この偶然の出会いは、2人の間に友情のような感情を芽生えさせてゆく。
彼女の母親探しを手伝うことを決意するエルネスト。
従業員の名前すら覚えようとせず、友達もいないエルネストだったが、もしかすると自分は赤ちゃんの父親ではないかと思い始めてもいたのだ。
一方、カテリーナは“ファウスト”と名付けられた赤ちゃんとの面会を重ねるにつれ、その子に情が移ってゆくのを感じていた……。
一方、毎晩の寝場所を求めて彷徨う家出少女テレーザ(カロリーナ・フレスキ)は、恋人の警官とともに新しい生活を始めようとしていたが、辛い過去を抱えていた。
やがて、ファウストを包んでいたセーターが、カテリーナとテレーザを繋げてゆく……。

2013年09月28日

ポドリ君の家族残酷史X 韓国の夜と霧(韓国)

忠実な警察官ポドリ君は、父親であるイ・ミョンバク大統領への愛情を示すため、今日も放水銃で暴徒たちを鎮圧し、秩序を乱す不衛生な害獣=ネズミたちの駆除に精を出す。
だが、いくらポドリ君が頑張っても父親からはメールの返事さえ来ない。
激しく父の愛を求めるポドリ君は、ついに長い旅に出ることを決意する。
行く手を阻む暴徒たちを乗り越え、ネズミを統率する笛吹き女のエロティックな誘惑に耐え忍び、アクション映画さながらに突き進む。
その先に待っていたのは、ポドリ君の求める愛そっちのけで呪術に耽り、陰謀を巡らすイ・ミョンバクとパク・クネ、2人の韓国大統領だった……。

ハートの問題(イタリア)

ある晩、心臓に違和感を覚えた売れっ子脚本家アルベルト(アントニオ・アルバネーゼ)は手術を受け、救命救急治療室に移される。
そこに、重い心臓発作を起こしたアンジェロ(キム・ロッシ・スチュアート)が運び込まれる。
アルベルトはクレイジーでやかましいお喋りだが、人間関係をうまく作れない孤独な男だった。
じっと黙っていられないアルベルトは、アンジェロの症状にお構いなしでペチャクチャと話しかける。
アンジェロは、貧しい環境から努力して成功した自動車修理工場の経営者で、2人の子供と、3人目を妊娠中の妻ロッサーナ(ミカエラ・ラマゾッティ)がいる。
母親も見舞いに来て、楽しそうだ。
アルベルトの相手をするうちに、アンジェロは彼のペースに巻き込まれていく。
何から何まで対称的な2人は退院後に再会して、お互いに自分を理解してくれる世界で唯一の人物だと思うようになっていた。
脚本が書けなくなったアルベルトは、貯蓄もなく、恋人のカルラにも去られてしまう。
一人ぼっちになった彼は、ローマ近郊にあるアンジェロの修理工場で暮らすようになる。
反抗期の子供たちもいるそこでの生活は毎日賑やかで、アルベルトは気持ちが解放されていくのを感じる。
アンジェロは自分の心臓がよくならないことを悟りながらロッサーナやアルベルトにはそれを告げず、その一方で、すべてをアルベルトに託そうと考えていた……。

2013年09月27日

スタンリーのお弁当箱(インド)

明るい性格でクラスの人気者、スタンリー(パルソー)は、カトリック系の学校に通いながら、いつも楽しい物語を創作してクラスメートを笑わせている。
ある朝、頬にあざを作って登校してきたスタンリーに、英語教師のロージー(ディヴィヤ・ダッタ)がその理由を尋ねると、街で喧嘩に巻き込まれて大喧嘩になったのだとクラス中を楽しませる。
食い意地の張った中年国語教師のヴァルマー(アモール・グプテ)は、授業中に早弁をしている生徒を見つけて叱りつけるが、自分もお腹がすいてしまい、教室を抜け出して他の先生の弁当をつまみ食いする。
昼食の時間。
クラスメートはそれぞれ持参してきた弁当を並べて皆で食べているが、スタンリーは家庭の事情で弁当を持ってこられず、教室をそっと抜け出し、水道水を飲んで空腹を我慢していた。
昼食時間になるといつもいなくなるスタンリーを見かねたクラスメートのアビシェークは、自分たちの弁当を少しずつわけてあげようと提案。
スタンリーは、ためらいながら恥かしそうに皆の好意を受け入れ、弁当を貰うのだった。
ところがそれを見つけたヴァルマーがスタンリーに「弁当を持ってこない生徒は学校に来る資格がない」と叱りつけ、教室から追い出し、スタンリーはその日から学校に来なくなってしまう。
実はスタンリーは、両親がいないため叔父の家に居候しており、学校から帰ると、毎日飲食店の厨房で夜遅くまで働かされていたのだった……。

最後のキス(イタリア)

30歳目前のカルロ(ステファノ・アコルシ)、マルコ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)、パオロ(クラウディオ・サンタマリア)、アドリアーノ(ジョルジョ・パソッティ)、アルベルト(マルコ・コッチ)の5人は幼なじみ。
恋愛に関して、それぞれが事情を抱えていた。
恋人ジュリア(ジョヴァンナ・メッゾジョルノ)の妊娠を知ったカルロは、実は18歳の少女に惹かれている。マルコは結婚直前。別れた恋人を忘れられないパオロ。
アドリアーノは妻との間が絶望的だ。
そして、女性を愛することができないアルベルト。
さらに、ジュリアの母は平凡な生活に飽き飽きしていた。
そんな若者たちと、彼らを取り巻く人々を巡る恋愛模様の行方は……?

コンプライアンス 服従の心理(アメリカ)

アメリカのあるファーストフード店。
朝からトラブル続きの金曜日、店は賑わいを見せていた。
そこへ警察官を名乗るダニエルズ(パット・ヒーリー)という男から1本の電話が入る。
彼は店長のサンドラ(アン・ダウド)に、女性店員ベッキー(ドリーマ・ウォーカー)に窃盗の疑いがかかっていると告げ、彼女の身体検査を命じる。
警察官の言うことなら……と、その指示に忠実に従うサンドラ。
しかしこれは、その後数時間に渡って行われる“信じがたい行為”の始まりにすぎなかった……。

2013年09月26日

コン・ティキ(イギリス)

南太平洋のポリネシア諸島は、大陸から遠く位置するにもかかわらず、古くから住人がいる。
彼らの起源についてある仮説を立てた人物がいた。
南米のインカ文明とポリネシア文明との相似点が多いことから、ポリネシア人の祖先は、南米から海を渡って渡来した古代南米人なのではないか。
1947年、提唱者であるノルウェーの若き学者トール・ヘイエルダール(ポール・スべーレ・バルハイム・ハーゲン)は、この仮説を証明するため、ある挑戦を決意。
それは無謀とも言える試みだった。
古代でも入手が容易な材料のみで筏を作り、現代的な装備は無線機のみで、ペルーからポリネシアへ向かう航海に挑戦するというのだ。
その距離、8,000km。
同じ志を持つ仲間が集まり、信念を貫く男たちの命がけの冒険が始まる。
“コン・ティキ号”と名付けられた筏に乗り込んだのはヘイエルダールに加えて5人の仲間たち。
冷蔵庫のセールスマンだったヘルマン・ワツィンゲル(アンダース・バースモー・クリスチャンセン)、無線担当のトルスティン・ロービー(ヤコブ・オフテブロ)とクヌート・ハウグランド(トバイアス・サンテルマン)、トールの幼なじみで航海士を担当するエリック・ヘッセルベルク(オッド・マグナス・ウィリアムソン)、スウェーデンの民族誌学者ベングト・ダニエルソン(グスタフ・スカルスガルド)。
絶え間ないサメの襲撃、荒れ狂う嵐、命綱である無線機の故障……。
想定を超えるトラブルが続発する中、生き残るために厳しい戦いを強いられた男たちは、いかに困難を乗り越え、人間として成長していったのか……。

愛のあしあと(フランス)

1964年。
パリの靴店で働く若い女性マドレーヌ(リュディヴィーヌ・サニエ)は売春婦のアルバイトを始め、客だったチェコ出身の医師ヤロミル(ラシャ・ブコヴィッチ)と恋人同士になる。
1968年。
ヤロミルと社会主義国チェコの首都プラハを訪れたマドレーヌは娘ヴェラを出産するが、共産党が進める自由化政策“プラハの春”を嫌って帰国。
1997年のロンドン。
大人になったヴェラ(キアラ・マストロヤンニ)は米国人ミュージシャンのヘンダーソン(ポール・シュナイダー)と恋に落ちる。
その翌年、バイセクシュアルであるヘンダーソンはAIDSを患っていることをヴェラに告白する。

2013年09月25日

アンコール!!(イギリス)

英国の名優テレンス・スタンプとバネッサ・レッドグレーブが熟年夫婦を演じ、ロックやポップスを歌う合唱団を舞台に、さまざまな人々が再び人生に前向きになっていく姿を笑いや涙を交えて描くヒューマンコメディ。
英ロンドンに暮らす72歳のアーサーは、無口で気難しい頑固老人。
息子との関係もうまくいかず、笑顔を見せられる相手は最愛の妻マリオンだけだった。
病弱だが陽気なマリオンは、ロックやポップスを歌う風変わりな合唱団「年金ズ」で歌うことが楽しみで、ある時、「年金ズ」は国際コンクールのオーディションに挑戦することに。
しかし、そんな折にマリオンのガンが再発。
練習に行かれなくなってしまったマリオンの頼みで、アーサーが代わりに合唱団に参加することになるが……。

ハングオーバー!!! 最後の反省会(アメリカ)

これまで、フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィアナキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)たちの騒動に関わってきたギャングのボス、チャウ(ケン・チョン)が、バンコクの刑務所から脱獄する。
一方、アメリカではアランが相変わらずのバカ息子ぶりを発揮していたところ、その様子にキレた父親シド(ジェフリー・タンバー)がショックで倒れ、亡くなってしまう。
さすがに周囲も“もう面倒見きれない!”と匙を投げ、アランを施設に収容しようとフィル、ステュ、ダグが車を走らせる。
ところがその途中、大物ギャングのマーシャル(ジョン・グッドマン)に拉致され、“ダグを返して欲しければ、金を盗んだチャウを探してこい!”と命令されてしまう。
なぜ自分たちが巻き込まれたのか理解できない一行だったが、実はアランの携帯電話に、チャウからメールが送られてきていたのだ。
かくして、バンコクとラスベガスを舞台に繰り広げられる大騒動の行方は……?

袋小路(イギリス)

ロマン・ポランスキー監督の長編第3作。
満潮時には外界と遮断される孤島の古い城に、初老の男ジョージと若く美しい妻テレサが住んでいた。
閉ざされた世界で理想の生活を送ろうとジョージが全財産を投じて購入したその城に、ある時、傷を負った2人組のギャングがやってくる。
隔絶された空間を舞台に、夫婦とギャングの奇妙な人間関係を描き出していく心理サスペンスドラマ。

21オーバー 最初の二日酔い(アメリカ)

高校時代から優秀で、現在はスタンフォード大学の医学生・ジェフ(ジャスティン・チョン)。
翌日には将来を左右する大事な面談を控えた彼のもとに、高校時代の悪友ミラー(マイルズ・テラー)とケイシー(スカイラー・アスティン)がやってくる。
2人の目的は、アメリカで飲酒が許可される21歳になったジェフの誕生日を祝うこと。
ジェフは2人を無下に追い返すわけにもいかず、とりあえずビールを1杯飲むことにする。
しかし、3人の祝杯はどんどんエスカレートし、ジェフは完全に泥酔してしまう。
3人は店をかえながら飲み続け、いくつものパーティーに紛れ込んでは問題を起こし、すでに制御不能な状態に。
夜も更け、ミラーたちはジェフを家に送り返そうとするが、3人はまったく見覚えのない場所にいた。
ジェフの大学の知り合いをたどって家を探そうとする過程で、友達もいず、寮を追い出され、留年ぎりぎりで、自殺を繰り返しては警察沙汰になっていたジェフの今の姿が明るみになる。
どうしてジェフはそんな風になってしまったのか? また、面談の時間が迫るなか、ジェフを無事に家に送り届けることができるのか……?

2013年09月24日

しわ(スペイン)

銀行に勤めていたエミリオに、認知症の症状が見受けられるようになった。
そのため、エミリオは養護老人施設へ入所することになる。
お金に細かくしたたかな同室のミゲル、孫のためにバターや紅茶をこつこつ貯めているアントニア、アルツハイマーのモデストと彼の世話を焼く妻ドローレスら、施設には多様な人々が暮らしていた。
施設で暮らすうちに、重症の者は2階の部屋へ移動するらしいと気付く。
ある日、誤ってモデストの薬がエミリオのもとにくる。
このことから自分もアルツハイマーであることを知ってしまったエミリオは、ショックのあまり症状が進行する。
エミリオが2階へ送られることになる前に、ミゲルは彼のためにある行動に出る……。

殺しのナンバー(アメリカ)

アメリカ、ニュージャージー州。
CIA捜査官エマーソン・ケント(ジョン・キューザック)は、本部の指示で裏切り者を処分するが、その現場を目撃した彼の娘を逃してしまう。
上司のグレイ(リーアム・カニンガム)がその娘を始末したものの、彼の脳裏には訴えるような彼女の眼差しが焼き付く。
このミスで心にも傷を負ったエマーソンは、イングランド東部サフォーク州の人里離れたブラックレグ・マイナー送信局に左遷される。
ここでは、暗号オペレーターの女性と護衛の捜査官がペアを組んで数日交代で勤務、ヨーロッパの工作員たちに機密指令を送っていた。
だが、何の事件もないここでの任務は、20年以上の経験を持つエマーソンにとっては楽な仕事だった。
コンビを組む暗号オペレーター、キャサリン(マリン・アッカーマン)の明るさも、エマーソンの閉ざされた心を次第に解きほぐして行く。
だがある日、交代のため局へ向かった2人は、入口で突然激しい銃撃を受ける。
間一髪、局内に避難した2人は残されたデータから、襲撃してきたのは殺しのプロ集団と判断。
本部に救援を要請したエマーソンに返って来たのは、“暗号が漏洩したので、送信係を退任させて撤退しろ”という指示。
“退任”とは“死”を意味していた。
その時、キャサリンが、敵がCIA最重要幹部15人の暗殺指令を送信した記録を発見。
彼らが消されれば、世界は混乱に陥る。
だが、中止指令の送信には殺された同僚メレディス(ルーシー・グリフィス)が使用していた暗号表が必要だった。
必死に暗号表を探すキャサリン。
一方、オペレーター回線までが敵に占拠されていた事実に気づいたエマーソンは、さらに“女を殺せ。
お前は見逃してやる”との電話を受け、内部の人間が事件の黒幕なのではないかと疑惑を抱く。
その時、キャサリンが暗号表を発見。
と同時に、激しい爆発音が響き、局の扉が破壊され、武装した数人の男が乱入してくる……。

2013年09月23日

アイアム ブルース・リー(カナダ)

1973年にこの世を去ったカンフーアクションスター、ブルース・リー。
そんな彼に多大な影響を受けたというNBAのスーパースター、コービー・ブライアントや俳優のミッキー・ロークなど、各界の著名人にインタビューを試みる中、麻薬説、暗殺説も飛び交った不可解な死の真相について家族や友人、知人たちが重い口を開く。
また詠春拳や空手、柔道、ボクシング、レスリングなど多彩なジャンルを取り入れて独自の格闘技“ジークンドー”を創造した過程が、ブルース・リー本人の証言と共に明らかになっていく。
関係者への取材の中から、今の総合格闘技の生みの親がブルース・リーであり、彼の目指したマーシャル・アーツは自己表現そのものであったという独自の美学を浮き彫りにする。

2013年09月20日

アフター・アース(アメリカ)

人類が地球を捨て去り、別の惑星に移住してから1000年後。
伝説の兵士サイファ(ウィル・スミス)とその息子キタイ(ジェイデン・スミス)を乗せた宇宙船が帰還中、トラブルに巻き込まれてしまう。
機体は大破し、緊急シグナル“トーチ”を載せた尾翼部が見知らぬ惑星に落下。
それを追ってなんとかその惑星に機体を不時着させるが、生存者はサイファとキタイの二人だけであった。
サイファは大怪我を負い、自分たちが住む星に帰るため、一人でトーチを探しに行こうとするキタイにサイファは言う。
「ここは“最上級危険惑星”、人類が捨てた地球だ……」そこには人間の姿はどこにもなく、大自然だけが広がり、見たことのない様々な野生動物たちが生息していた。
ずっと父親のような兵士になることだけを夢みていたキタイは、今、そのチャンスが巡ってきたのだと信じ、荒れ果てた土地に足を踏み入れる。
だがそんなキタイの前に、人類抹消のために進化した惑星の予期せぬ危機が次から次へと襲い掛かるのだった……。

マーヴェリックス 波に魅せられた男たち(アメリカ)

カリフォルニア州サンタクルーズ。
16歳の高校生ジェイ・モリアリティ(ジョニー・ウェストン)は、カフェで働く母親(エリザベス・シュー)と二人暮らし。
ある日、世界最大級の大波として知られる“マーヴェリックス”がサンタクルーズ近くに出現することを知ったジェイは、隣に住む伝説的サーファー、フロスティ・ヘッソン(ジェラルド・バトラー)に、大波を乗りこなすテクニックとスピリッツを教えてもらうことになる。
モンスターウェーヴを制するには強靭な体力や技術だけではなく、自然と向き合い死の恐怖とも対峙する強い心が不可欠だ。
真剣なジェイとそんな彼に心打たれたフロスティは、この不可能に近い挑戦に二人三脚で乗り出していく。
二人の間に父子のような絆が芽生える中、ジェイは幼なじみのキムと恋を育み、やがてついにジェイが“マーヴェリックス”に挑む日がやってきた……。

2013年09月19日

ファインド・アウト(アメリカ)

一年前、ジル(アマンダ・セイフライド)は何者かにより拉致・監禁されたと周囲に訴えるが、証拠が一つも出てこなかったため、彼女が抱える心の病による虚言症として片づけられてしまう。
ある日、今度はジルの妹モリー(エミリー・ウィッカーシャム)が失踪。
自分のときと同様に拉致されたと確信したジルは、姿なき犯人について警察に直訴するが、まともに取り合ってくれない。
ジルは誰からの助けも得られないまま、決死の覚悟でモリーの捜索に乗り出す。
その捜索の先には、恐るべき真相が待ち受けていた……。

2013年09月12日

嘆きのピエタ(韓国)

30年もの間、親の顔を知らず、天涯孤独に生きてきた男イ・ガンド(イ・ジョンジン)。
彼の仕事は、債務者に重傷を負わせ、その保険金で利子が10倍に膨らんだ借金を返済させるという、血も涙もない借金取立て屋だった。
そんなガンドの前にある日、彼を捨てた母だと名乗る謎の女(チョ・ミンス)が現れる。
その話を信じないガンドは邪険に追い払うが、女は執拗に後を追い、アパートの前に生きたウナギを置いてゆく。
ウナギの首には“チャン・ミソン”という名前と携帯電話番号を記した1枚のカードが括り付けられていた。
躊躇いつつもガンドが女に電話をすると、子守唄が聴こえてくる。
ドアを開けると、そこに佇んでいたのは、涙を浮かべながら歌うミソンだった。
“母親の証拠を出せ”と詰め寄るガンドの残酷な仕打ちに耐えるミソンは、捨てたことをひたすら謝罪。
自分の傍を離れず、無償の愛を注いでくれるミソンを、徐々にガンドは母親として受け入れてゆく。
そしていつしかミソンは、ガンドにとってかけがえのない存在となっていた。
だが、彼が取り立て屋から足を洗おうとした矢先、ミソンの行方が分からなくなる。
その身を案じるガンドにかかってきた1本の電話。
聞こえてきたのは、助けを求める母の悲鳴と激しい物音だった。
自分が借金を取り立てた債務者の誰かが母を連れ去ったと確信したガンドは、債務者の家を訪ねてゆくが…。

2013年09月10日

スプリング・ブレイカーズ(アメリカ)

大学生のフェイス、キャンディ、ブリット、コティの4人は、春休みをフロリダで過ごそうと、強盗で資金を稼ぎ出すことを思いつき、計画は見事に成功する。
そして、いよいよフロリダへやって来た彼女らは、思い思いに休みを満喫する。
だが、そんな彼女らの前に“エイリアン”と名乗る男が現れたことから、裏社会に引きこまれていく。

2013年09月09日

3人のアンヌ(韓国)

静かな海辺の町モハンを舞台に、名な女性映画監督、韓国人映画監督と浮気の関係にある人妻、夫と離婚したばかりの女性を描き出す。

後宮の秘密(韓国)

王が妃を亡くし、後継ぎもないまま年を重ねていた時代。
王の異母弟・ソンウォン大君(キム・ドンウク)は狩りの途中でシン参判の屋敷に立ち寄り、ファヨン(チョ・ヨジョン)という美しい娘に心を奪われ、足しげく通うようになる。
その状況を厭わしく思う大妃(パク・チヨン)は、ファヨンと恋人・クォニュ(キム・ミンジュン)の仲を引き裂き、ソンウォン大君の兄である王の側室とする。
5年後、王の崩御によりソンウォン大君が王位に就く。
しかし、摂政の名目で大妃が先王の勢力の粛清を行い、ファヨンの父が処刑される。
さらに大妃はファヨンの命まで奪おうとするが……。

建築学概論(韓国)

建築学科に通う大学1年のスンミン(イ・ジェフン)は、建築学概論の授業で出会った音楽科の女子学生ソヨン(スジ)に一目ぼれする。
しかし恋に奥手なスンミンはなかなか告白できず、小さな誤解からソヨンと疎遠になってしまう。
それから15年後、スンミン(オム・テウン)は建築士となっていた。
ある日、彼の前にソヨン(ハン・ガイン)が突然現れ、家を建ててほしいと頼んでくる。
家を建てている間に、次第にソヨンの素性が明らかになっていき、思い出とともに新たな温かい感情が芽生えてくる。
しかし、スンミンには婚約者がいた……。

2013年09月07日

ギャングバスターズ(アメリカ)

ある日、障がいを持つ息子ロブ(トーマス・ブロディ=サングスター)を凶暴なギャングの元夫カルロス(ビリー・ボブ・ソーントン)に奪われたセレステ(エヴァ・ロンゴリア)。
彼女は、アラバマの無法地帯で生きる荒くれ者、ウーディ3兄弟に助けを求める。
トラブルと銃が大好物の長男ブリック(クレイン・クロフォード)、レスリングの天才だが口が利けない次男リンカーン(ダニエル・クドモア)、元米軍兵士でタフな三男のマックイーン(トラヴィス・フィメル)の3兄弟は、ガラガラヘビのような凶暴さで知られ、本来なら子どもを取り返すようなケチな仕事は請け負っていなかった。
ところが、窮地に追い込まれたセクシーなセレステに心を奪われた長男ブリックが、彼女の依頼を引き受けてしまう。
それは、相手をぶちのめして子どもを奪ってくるだけの簡単な仕事のはず……だった。
ところがいつの間にか、それは彼らが経験した血なまぐさいキャリアの中でも、最高にスリリングでクレイジーな冒険へと変貌してゆく。
3人を追うのは、その命を付け狙うカルロスと凶暴な子分たちだけではなかった。
騒動に巻き込まれた地元の保安官に加え、やけにしつこい連邦捜査官も追跡に加わる。
誰を信じればいいのかわからないまま、彼らは知られざる“贖い”を果たすため、最終決戦の場へ向かうが……。

折れた矢(韓国)

韓国名門大学のキム・ギョンホ教授(アン・ソンギ)は大学入試問題の誤謬を指摘、大学側に訂正を要求するが、大学側はそれを認めず、キムを解雇する。
それに反発したキムは大学側を訴え続けるも教授地位確認訴訟に負け、控訴審さえ妥当な理由もなく棄却。
腹が立ったキムは担当裁判長をクロスボウで脅かすという行動に出る。
この事件はあっという間に世の中に広がり、司法省は彼の行為を国に対するテロだと規定。
しかし、キムはクロスボウを撃った事実はないと訴える。
激しい争い、穴の開いたシャツ、腹部2cm程の傷、そして折れた矢……。
検事側から提出される証拠の矛盾を一つずつ明かしていくキム。
一方、司法省は何としてでも彼に有罪判決を下そうとするが……。

2013年09月06日

ビル・カニンガム&ニューヨーク(アメリカ)

ニューヨーク・タイムズ紙で長年ファッション・コラム『ON THE STREET』や社交コラム『EVENING HOURS』を担当しているファッション・フォトグラファー、ビル・カニンガム。
50年以上もニューヨークの街角に出てファッショントレンドを追い続け、ストリートファッション・スナップの元祖とも言える彼に撮られることは、ニューヨーカーにとっては誇りである。
82歳になる彼は今でもブルーの作業着姿で街角に自転車に乗って現れ写真を撮り、夜にはチャリティーパーティーやイベントに顔を出し、さらにパリのファッション・ウィークに出向くなど、仕事に情熱を燃やし続ける。
客観性を保つためにパーティーでは水すら口にしないというほど、仕事に対する姿勢はストイックであり、世界中のファッション・ピープルが尊敬する存在である。
その一方で、彼が雨の日に着るポンチョはテープで補強され、彼の住むカーネギーホールの上のスタジオアパートの小さな部屋は、今まで撮影した全ネガフィルムが入ったキャビネットのほかは、簡易ベッドが置いてあるのみ。
コーヒーは安いほどおいしいと主張するなど質素な生活を送り、仕事以外には無頓着なところがある。
2008年、ビル・カニンガムはフランス文化省から芸術文化勲章オフィシエを受勲される。
そのときに催されたパーティーで、彼は「私のしていることは仕事ではなく喜び」と語る。
仕事をこよなく愛するビル・カニンガムの姿をカメラは追う。

きっと、うまくいく(インド)

エリート大学に合格した3人の新入生。
そのひとり、ランチョー(アーミル・カーン)は“超天才かバカ”といわれる自由人。
「きっと、うまくいく」というモットーのもと、なんとか大学を卒業するが、ある日突然姿を消してしまう。
そんな彼を探し、10年前に交わした賭けの答えを出すために、共に学んだ親友たちが旅に出る。
やがて親友たちに降りかかる人生の危機とは……。

2013年09月05日

愛さえあれば(デンマーク)

イーダ(トリーネ・ディアホルム)は娘のアストリッド(モリー・ブリキスト・エゲリンド)の結婚式を間近に控え、自身の乳がん治療に一区切りをつけることができた。
乳房を再建しないかと女医に勧められたが、夫はありのままの自分を愛してくれるから、と断る。
しかし帰宅すると、夫・ライフ(キム・ボドニア)の浮気現場に遭遇してしまう。
2年半にも渡る仲らしい。
ライフは、イーダが病気になり悲しかったと言い残し、家を出ていく。
アストリッドと相手のパトリック(セバスチャン・イェセン)はパトリックの父が所有するイタリア南部の街・ソレントの別荘で式を挙げるため、一人旅に慣れていないながらもイーダは式の4日前にイタリアへ向け出発。
コペンハーゲン空港の駐車場で他の車とぶつかってしまい、相手の車から怒りながら降りてきたのは、なんとパトリックの父親フィリップ(ピアース・ブロスナン)だった。
挙式3日前になると、両家の親族らが別荘に到着。
そんな中、ライフは浮気相手のティルデ(クリスティアーネ・シャウムブルグ=ミューラー)とともにやってきた。
アストリッドが憤る一方、イーダは娘の前では怒りをあらわにできないでいた。
深く傷ついたイーダが服もかつらも脱ぎ海で泳いでいたところ、沖に流されまいか心配したフィリップが駆けつけ、自分の服を彼女にかける。
それをきっかけに二人の距離は縮まり、一緒にレモンの果樹園や街のカフェへ行くうちに二人の間に穏やかで優しい空気が流れだす。
フィリップは妻エリザベットを亡くし、仕事に没頭するうちに息子ともぎくしゃくしていた。
挙式前日、戦地に赴いていたアストリッドの弟ケネト(ミッキー・スキール・ハンセン)も別荘に到着。
その夜のパーティで、アストリッドが嫌がるにも関わらずライフが無理矢理一緒に踊ろうとしているのを見たケネトは、ライフに殴りかかる。
ケネトを追って庭に出るイーダに、フィリップは優しい言葉をかける。
一方アストリッドは、結婚式の準備を手伝う地元の青年アレッサンドロと親密にダンスをしていた。
その様子を見て怒るパトリックだが、アストリッドが彼はゲイであると告げると、パトリックの中で何かがはじけ飛び、アレッサンドロと激しくキスを交わす。
夜が明けるまで海岸でケネトと話していたイーダが部屋に戻ると、アストリッドがベッドに横たわっており、パトリックが結婚をやめたがっていると意気消沈していた。
会場となる庭にアストリッドとパトリックはなんとか出てきたが、アストリッドは花束を投げ捨て、嘘はもうたくさん、結婚しないと言う。
イタリアから帰国してしばらく後、外出していたイーダが帰宅すると、家中にバラが飾られていた。
よりを戻してほしいというライフの言葉に、うなずくイーダ。
その数日後、イーダの勤める美容院にフィリップが現れる。
事業を縮小しイタリアに戻ることにしたフィリップは、イーダに思いを告げる。
動揺したイーダは、もう悩みたくないと答えてしまうが……。

あまり期待するな(アメリカ)

ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の映画学科に講師として招かれたニコラス・レイが学生たちをキャストやスタッフに起用して監督した「We Can't Go Home Again」の未発表メイキング映像や当時のスタッフ・キャストの証言を交えながら、その製作過程を映し出す。
また、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ブロークン・フラワーズ」のジム・ジャームッシュ、「ミツバチのささやき」「マルメロの陽光」のヴィクトル・エリセなど、ニコラス・レイを敬愛する映画作家たちの証言などから、レイの人間的魅力にも迫っていく。

ハード・ラッシュ(アメリカ)

かつて世界一の運び屋として名を馳せたクリス(マーク・ウォールバーグ)は、愛する妻(ケイト・ベッキンセール)と2人の息子のため裏社会から完全に足を洗い、幸せな日々を送っていた。
しかし、秘密裏にコカインの密輸を行っていた義弟アンディ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)の失敗から、家族に命の危機が迫る。
クリスは愛する家族を守るための唯一の方法、“ニセ札密輸計画”の実行を決意する。
クリスはパナマへ向かい、彼の目的を阻もうとするマフィアや警察を相手に驚愕の究極トリックを仕掛け、一大ミッションを成功させようとするが……。

2013年09月04日

モネ・ゲーム(アメリカ)

美術学芸員のハリー(コリン・ファース)は、大金持ちのシャバンダー(アラン・リックマン)を相手に、モネの名画『積みわら、夏の終わり』の贋作を使った非の打ちどころのない詐欺計画を立てる。
しかしこの名画の持ち主を演じるPJ(キャメロン・ディアス)は、美人ながらも自由奔放なカウガールで、騒動を巻き起こす。
さらにシャバンダーが別の鑑定士を用意するなど、次々とハリーの想定外のことが起き、計画は思わぬ方向へ転がる……。

エイリアン2 完全版(アメリカ)

2144年、57年に及ぶ冷凍催眠状態から救出されたリプリーは、調査のために訪れた惑星で卵を産んで繁殖し続けるエイリアン・クイーンに遭遇する。

インポッシブル(アメリカ)

2004年、タイのリゾート地で休暇を楽しむマリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)夫妻と3人の息子。
しかしクリスマスの次の日、スマトラ沖でマグニチュード9.1の地震が発生。
これにより発生した巨大津波は彼らの滞在するタイにまで押し寄せ、飲みこまれる。
かつてない恐怖に直面した一家は離れ離れに。
傷を負いながらも、彼らは再会を目指して前に進む……。

華麗なるギャツビー(アメリカ)

1920年代。
ジャズと禁酒法の時代。
アメリカン・ドリームを追い求め、故郷の中西部からニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は、宮殿のような豪邸で毎夜豪華絢爛なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の隣に居を構える。
港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫で女好きのトム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)が住む邸宅があった。
そんなある日、ニックはギャツビーから彼の生い立ちを打ち明けられる。
裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った後、戦争で数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身だという。
だがそんな出来すぎた話に、ニックは「ギャツビーは何かを隠している」と直感する。
やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そしてデイジーとの禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていくのだった……。

私は王である!(韓国)

1418年。
国王の太宗は、王位継承者である長男・譲寧の度重なる問題行為を見かねて廃位、代わりに三男の忠寧(チュ・ジフン)を王位後継者に任命する。
太宗はこの決定に強硬に反対する大臣を排除するが、あろうことか忠寧本人が自身の即位に異論を唱えていた。
忠寧は毎日読書に耽り博識ではあるが、護衛たちに身の回りの世話をさせて自分一人では何も出来ない温室育ちの王子。
王位に就くことなど夢にも見ていなかった忠寧は、重責に耐えかね、ある夜こっそり宮殿から逃亡する。
壁を超えた瞬間、忠寧と瓜二つの若い男ドクチル(チュ・ジフン)にぶつかった忠寧だったが、彼は全く気付かない。
そんな中、護衛のヘグ(イム・ウォンヒ)とファング(キム・スロ)は、道端でドクチルを発見、忠寧だと誤解して宮殿に連れ帰る。
護衛たちはドクチルの体を調べて偽物だと気が付き大騒ぎになるが、ヘグは本物の忠寧を捜しに宮殿を離れ、ファングはしばらくの間ドクチルに忠寧の代役をさせることにする。
一方、忠寧は訳も分からぬまま貧しい青年ドクチルに間違えられ、宮殿の外の自由を楽しむ間もなく数々の試練に遭遇する。
しかしドクチルとして過ごすうちに、理不尽に家族と離れ離れにされた少女のソルビ(キム・ソヒョン)や、風変りな発明家など多くの民と出会い、大きな刺激を受けていく。
忠寧は民との出会いを通し、圧政による厳しい生活や権力を貪る悪徳貴族の本性と朝廷の悪習に気付き、初めて人民のための良き国王になりたいと思うようになるのだった。
だが宮殿では、ドクチルの素性に気付いた悪徳官吏の一人が、ドクチルを王位に就かせて裏で操ろうと密かに計画、本物の忠寧を秘密裏に捕え、処刑するよう臣下に命じる。
臣下たちが血眼になって忠寧を捜す中、いよいよ即位式の日が近づいてきた……。

私が靴を愛するワケ(フランス)

マリリン・モンロー、ソフィア・ローレン、バービー、ベティ・ブーブ、ミシェル・オバマ、ヒラリー・クリントン、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公たち……20世紀のセックス・シンボルからアニメーション、少女向けの人形、21世紀に生きる女性の象徴まで、常に女性の足元にあり、時代を彩ってきたハイヒール。
50センチ以上もの高さがあったルネサンス期から今日のピンヒールまで、“女性と靴の歴史”を紐解いていく。
また、クリスチャン・ルブタン、マノロ・ブラニク、ピエール・アルディ、ロジェ・ヴィヴィエ、ウォルター・ステイガーなど女性たちの憧れのブランドのスター・デザイナーや、ファーギー、ディタ・フォン・ティース、ケリー・ローランドなど錚々たるセレブたちが靴の魅力を語り、デザイナーたちが靴に込めた思いや、靴の魅力にはまったセレブたちの意外な一面が明かされる。
さらに、ファッション歴史家、女性誌編集者、心理学者、セックス専門家、靴フェチ、一般の人々などを通して、ポップに、心理学的に、社会学的かつ歴史的に、フェティシズム的にも靴の魅力に迫っていく。
クリスチャン・ルブタンのスタジオ、ニューヨークのヴォーグ誌のスタジオ、トロントのベータシュー博物館、フィレンツェのフェラガモ・パレスなどでの撮影を女性のみで行った本作は、女性による、女性たちへのエールが込められている。

フッテージ(アメリカ)

『流血のケンタッキー』という犯罪ノンフィクションを発表しベストセラーになったものの、その後10年間あまり振るわなかった作家のエリソン・オズワルト(イーサン・ホーク)。
彼が妻トレイシー(ジュリエット・ライランス)と二人の子どもを連れてペンシルヴァニア州キング郡郊外にある一軒家に引っ越したのには、理由があった。
その家は、以前スティーヴンソン一家が首を吊り、一家の娘が失踪した事件の現場で、その事件の真相を追い新作を書くためであった。
地元の保安官(フレッド・ダルトン・トンプソン)は、誰もが忘れたがっている事件のことを掘り起こさないようエリソンに注意する。
ある夜、エリソンは屋根裏部屋で、数本の8mmフィルムと映写機を見つける。
『家族一緒に2011』と書かれたフィルムを回してみると、そこには庭で楽しそうに過ごすスティーヴンソン一家の姿が映し出される。
突然場面が変わり、大木にくくりつけられた縄に一家が吊られていくという無残なシーンが流れる。
別のフィルムをかけると、年代はバラバラであるものの、どれも共通してある家族が惨殺されるシーンが収まっていた。
映像を食い入るように見るエリソンは、水面に映る仮面の男や、血で描かれた謎の記号が映り込んでいることに気付く。
フィルムの収まっていた箱のふた裏を見ると、子どもが描いたようなつたない感じでこれらの惨殺シーンが描かれており、どの殺害現場にもミスター・ブギーという男の姿があった。
エリソンが探る事件の謎に興味を持つ副保安官(ジェームズ・ランソン)の協力を得て、事件の資料を入手したエリソン。
そこには、どの家族も遺体から薬物反応が出たと記されていた。
副保安官に紹介してもらったオカルト犯罪の権威であるジョナス教授(ヴィンセント・ドノフリオ)に話を聞くと、これらの殺人事件は宗教的儀式で、血で描かれた記号はバビロニア王朝で行われていた邪教崇拝に通じるとの見地を示す。
すっかり事件の謎に憑りつかれたエリソンに、半世紀以上に渡る呪いが忍び寄っていた……。

ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ(アメリカ)

20世紀のデザインについて語る上で欠かすことのできないチャールズとレイのイームズ夫妻。
イームズ・チェアに代表される家具やおもちゃ、建築、映画など二人が手がけるジャンルは多岐に渡り、1940〜1960年代に興隆したミッドセンチュリー・モダンというデザインのムーブメントを牽引した。
また、二人のプロダクションは現在も愛され、世界中に影響を与え続けている。
二人が出会ったとき、チャールズは建築家で、レイは画家を目指していた。
当時チャールズは既婚者だったものの、二人の感性は共鳴し恋に落ち、結婚。
イームズ・オフィスを立ち上げた。
第二次世界大戦や冷戦、急速な近代化といった激動の時代に活躍した二人。
代表作となるイームズ・チェアは当時としては珍しい材質を使い、遊び心とおもてなしの思いがこめられ、使う者に温もりを感じさせる。
しかし生前、二人のプライベートな面はほぼ明かされなかった。
二人の遺した手紙や写真、映像、作品や、孫でイームズ・オフィス代表を務めるイームズ・デミトリオスら家族や関係者らのインタビューを交え、チャールズとレイの人物像に迫る。

ローマでアモーレ(アメリカ)

旅行先のローマで電撃的に恋に落ち婚約した娘のために、アメリカから来た元オペラ演出家(ウディ・アレン)。
葬儀屋を営む娘の恋人の父親(ファビオ・アルミリアート)がシャワーを浴びながら歌を口ずさむのを聞いて、あまりの美声に感銘を受けた演出家は彼をなんとか舞台に使おうとするが、彼はシャワーを浴びている間しか美声を発揮できなかった。
建築家を目指す青年(ジェシー・アイゼンバーグ)は、恋人の親友である女優(エレン・ペイジ)の小悪魔的な魅力にメロメロになる。
叔父に仕事を紹介され、田舎から移住してきた新婚カップル。
妻の不在中部屋に突如色気たっぷりなコールガール(ペネロペ・クルス)が現れ、夫は慌てふためく。
ごく普通の中年男(ロベルト・ベニーニ)は、ある日突然、なぜか大スターに祭り上げられパパラッチに追われるはめに。
ローマの街で繰り広げられる4つのエピソードは、どれも愛にあふれている。

2013年09月03日

BEFORE DAWN ビフォア・ドーン(イギリス)

最近、夫婦仲が上手くいっていないアレックス(ドミニク・ブラント)とメグ(ジョアンナ・ミッチェル)は、関係修復のために2人だけで田舎町の別荘へやってくる。
だが、思ったように会話は進まず、溝を埋めることもできないまま、静かに時間が過ぎて行くばかり。
そして翌朝。
1人でジョギングに出かけたメグが、血まみれの凶暴な男の襲撃を受ける。
警察に通報するアレックスだったが、電話は不通。
どうしていいかわからないまま、顔面蒼白のメグを介抱していたところ、突如、彼女が唸り声をあげる……。

ハル(日本)

近未来の京都。
ハル(声:細谷佳正)とくるみ(声:日笠陽子)の幸せな日々は、ハルの乗っている飛行機の事故により突如終わりを告げた。
けんかして仲直りしないままハルを永遠に失ったくるみは、生きる力をなくし心を閉ざす。
彼女が笑顔を取り戻すよう、ハルそっくりのヒト型ロボットのキューイチ<Q01>がくるみの前に現れ、くるみとともに暮らし始める。
しかしくるみは固く心を閉ざしたまま。
ふと、ロボットのハルはルービックキューブを見つける。
それは、かつてくるみが自分の願いを書いたものだった。
ルービックキューブの色がそろうたびに知る彼女の思いを手がかりに、ロボットのハルは奮闘する。
自分を作った荒井博士や周囲の人々の助けを借りて、人について、そしてくるみについて知っていくロボットのハル。
次第にくるみの頑なな心はほぐれ、少しずつ二人の距離は縮まっていくが……。

ハートレス(イギリス)

現代のロンドン。
ジェイミー(ジム・スタージェス)は顔に生まれつきハート型のあざがあり、他人との関わりを避けるように生きてきた。
ある日、フードで顔を隠して凶行に及ぶストリート・ギャング集団と遭遇する。
ジェイミーは、彼らが人間とは異質の“何か”であることに気づく。
やがて、ジェイミーをつけ狙うギャングたちは、彼の最愛の母親を惨殺する。
怒りと復讐に燃えるジェイミーは、リーダーとされる謎の男パパ・B(ジョゼフ・マウル)と対峙する。
パパ・Bは、仲間になればジェイミーの願いを全て叶えてやると囁く。
しかし交換条件として、世の中に憎悪や怒り、不安を広めるために、殺人キラーになることを要求する。
あざさえなければと願ってきたジェイミーは、その悪魔の契約に同意してしまう。
それは、地獄のような悪夢の幕開けだった……。

シー・トレマーズ(オランダ)

海洋生物学者スカイラー・ジェーン(ジァナ・ファサート)は古代生物の調査・研究のため北スマトラ海沖を目指していた。
一帯の潮流に慣れているジャック・ボウエン(マイケル・パレ)という男の小型ボートをチャーターし調査海域へ向かう途中、沖合に建てられた漁場で密漁団がタマールという子ども(モニカ・サヤンバティ)を無理矢理働かせているのを目撃する。
ジェーンはタマールを守ろうと地元警察に通報するが、警察も密漁団とつながっているため、相手にされない。
そのとき、漁場を謎の巨大生物が襲いかかり、次から次へと人間を串刺しにし食べていた。
ジェーンとジャックが再び漁場に向かったとき、漁場を破壊する凶悪な生物を目にする……。

ゾンビ・クエスト(オランダ)

アムステルダムの高層ビルに勤務するアジズ(ヤハ・ゲイアー)は、憧れのテスとデートの約束を交わし嬉々としていた中、放蕩者の兄モー(ミモーニ・ウル・ラディ)からの度重なる私用電話で会社をクビになってしまう。
怒りを抑えきれないアジズはモーとケンカになり、留置所に入れられてしまうが、その時、突如として凄まじい轟音と震動が街を襲った。
アジズたちが外に出ると、巨大な物体が高層ビルに激突し、街の人々は緑の液体にまみれたゾンビと化していた。
呆然とするアジズの携帯にテスから助けを求める声が。
彼女はゾンビたちが巣食うビルの屋上に追い詰められていた……。

世界が食べられなくなる日(フランス)

2009年。
フランスで、ある実験が極秘に進められていた。
ラットの一生(2年間)に遺伝子組み換えトウモロコシを与え続けるとどんな影響が起こるのか。
分子生物学者・セラリーニ教授が行った“世界的に重要な実験”はフランス、EUだけでなく世界中に大きな波紋を投げかけている。
また、世界2位の原発保有国であるフランスの“原発がある風景”をカメラが映し出す中、“原発”と“遺伝子組み換え”という20世紀に生まれたこの二つのテクノロジーの密接な関係に迫っていく。

2013年09月02日

ザ・チャイルド(メキシコ)

結婚間もないカップルのフランシス(エボン・モス=バクラック)とベス(ヴィネッサ・ショウ)は、休暇を利用してスペインの沖にある孤島への旅を計画する。
ベスは子供を身ごもっており、子供が生まれる前に二人だけで最後の旅行を楽しむ計画だったのだ。
しかし、島に到着した二人は、ここには子供しかおらず、大人の姿が一切見えないことに気付く。
不安を隠せないベスに、フランシスは心配することはないと告げるが、ホテルに移動しても誰一人として大人が現れず、徐々に二人の不安は募っていくのだった。
そんな中、ようやく一人の老人を目撃するが、その老人は笑いながら駆けて来た少女によって殴り殺されてしまう……。

アンデッド・ウェディング 半ゾンビ人間とそのフィアンセ(カナダ)

スティーヴ(クリストファー・ターナー)とティナ(クリスタル・ロウ)は、結婚を1週間後に控えた幸せ絶頂のカップル。
スティーヴの妹夫婦と“マフィン”という名のウサギを連れて婚前旅行に向かう。
ところが、巨大な蚊に刺されて気分が悪くなったスティーヴは、翌朝、自分の異常な食欲に気付く。
脳や生肉に対する食欲が止められなくなり、遂にウサギのマフィンを食べてしまう。
そんなスティーヴに驚きつつも、愛を貫こうと決意するティナだったが……。
果たして2人の愛の行方は……!?

コレクター(アメリカ)

ニューヨーク州バッファロー。
市警の敏腕刑事マイク(ジョン・キューザック)とケルシー(ジェニファー・カーペンター)が3年前から追う“謎の娼婦失踪事件”は、毎年11月から3月の冬季に起こり、計7名の娼婦が姿を消していた。
市民病院の看護師ダレルが容疑者として挙がるが、確証は得られなかった。
昨夜消えたニューハーフの娼婦に接触した黒いセダンを特定し、持ち主が性犯罪者であることを突き止めるが、その男には障害があり、犯行は不可能だった。
捜査撹乱を謀った犯人が、彼の車からナンバープレートを盗んだのだ。
次の犠牲者は、マイクの17歳の娘アビー(メイ・ホイットマン)だった。
夜中、恋人タッドが勤めるダイナーに出かけた彼女は、派手なメイクと服装で娼婦と間違われたのだ。
アビーは、地下室に鎖で繋がれる。
そこには、ローレン(キャサリン・ウォーターストーン)とブリタニー(マゲイナ・トーヴァ)という2人の娼婦が監禁されていた。
彼女たちから“パパ”と呼ばれる犯人は、抵抗するアビーを威嚇し、卵胞刺激ホルモンを注射する。
ここに来て3年というローレンは彼の2人目の子供を妊娠しており、ブリタニーは今度妊娠できなければ殺されると脅えている。
彼は娼婦たちを誘拐・監禁し、自分の子供を生ませ、大家族を作ろうとしていた。
タッドから、ダレルが同時刻にダイナーにいたことを聞いたマイクは、彼のアパートを捜索する。
“葉酸、ヘパリン、卵胞刺激ホルモン”と書かれた紙片を見つけ、どれも命を長引かせる薬であり、被害者は監禁されていると直感する。
その直後ケルシーから、ダレルが空港ホテルに入ったと連絡を受ける。
2人が部屋に踏み込むと、ダレルが薬物過剰摂取で死亡していた。
そしてアビーを含む被害者たちの写真が貼られたスクラップブックと、冷蔵庫には冷凍された人間の一部があった。
マイクの携帯に1本の電話が入る。
次の瞬間、マイクの脳裏に犯人が浮かぶ。
マイクとケルシーは犯人の家に急行するが、一発の銃声が鳴り響く……。

エンド・オブ・ホワイトハウス(アメリカ)

7月4日。
それは、イギリスからの独立宣言が公布された、アメリカの独立記念日である。
多くの人が独立を祝うこの日、ホワイトハウスの堅固なセキュリティが突破され、大統領を人質にアジア人テロリストが占拠するという事件が起こった。
テロリストたちは、日本海域からの米国第七艦隊の撤収と核爆弾作動コードを要求。
彼らはセキュリティを利用し、ホワイトハウスは特殊部隊の救出作戦をもはねつける難攻不落の要塞と化した。
最悪の状況の中、一人の警備員が潜入に成功。
彼は、かつて大統領専任のセキュリティ・サービスを務めていたが、大統領夫人を守りきれなかったために官邸周辺の警備員へと配置換えされたマイケル・バニング(ジェラルド・バトラー)。
マイケルにこの未曽有の事態の解決への希望が託されたが、彼はまだテロリストたちの真の目的に気付いていなかった……。

2013年09月01日

ヒプノティスト 催眠(スウェーデン)

ある日、ストックホルム郊外で一家全員がめった刺しにされるという凄惨な事件が発生。
長男で15歳の少年ヨセフは昏睡状態に陥ったが一命を取り留め、事件当時不在にしていた姉のエヴェリンも生き残ることができた。
事件を捜査する国家警察のヨーナ・リンナ警部は、昏睡状態のヨセフから犯人の手がかりを聞き出すため、催眠療法の第一人者として知られるエリック・マリア・バルクを呼び、催眠療法を依頼するが……。

スキャナーズ2(アメリカ)

獣医を目指す学生デビッドは、ガールフレンドのアリスと買い物中に強盗に襲われる。
アリスが殴られるのを見て怒りを爆発させた彼は、超能力で強盗を殺害。
超能力者を利用して街を支配しようと目論む悪徳警視フォレスターは、事件からデビッドの存在を知り彼に接触するが……。

2013年08月31日

G.I.ジョー バック2リベンジ(アメリカ)

アメリカ大統領は、国を裏切った機密部隊G.I.ジョーの処刑命令を発令、パキスタンで極秘任務中のG.I.ジョーは大統領の陰謀にはめられ、突如襲撃を受ける。
生き残ったメンバーは、デューク(チャニング・テイタム)、ロードブロック(ドウェイン・ジョンソン)らわずか数名。
G.I.ジョーは解体となり、最強の暗殺者ストームシャドー(イ・ビョンホン)が復活、テロ組織“コブラ”が再び勢力を広めていく。
東京に始まり、上海、モスクワ、ワシントンDCと世界各地に脅威は波及、遂にはロンドンへ核爆弾が落とされ、世界は彼らにひれ伏すこととなってしまう。
そんな中、孤立無援、絶体絶命のG.I.ジョーのメンバーは、初代G.I.ジョーであるジョー・コルトン司令官(ブルース・ウィリス)に救助を要請。
新たなボスを迎えた新生“G.I.ジョー”が世界の危機に立ち向かっていく……。

フェニックス 約束の歌(韓国)

トップアイドルでワガママ放題のチュンイ(イ・ホンギ)は、ある日、些細なことから通りすがりの男と口論になり暴力事件を起こしてしまう。
罰として社会奉仕活動を命じられたチュンイは、マネジャーのクァンサム(チェ・グォン)が運転する車で末期癌患者のホスピスへと向かう。
そんな彼の指導役として紹介されたのがアンナ(ペク・ジニ)。
彼女はアイドルなんて興味ないというクールな態度で、ハードな仕事を容赦なくチュンイに命令する。
しかも彼女の“よくできました”のハンコをためないと、この奉仕活動は終わらないのだった。
患者たちは、腕のタトゥーをちらつかせては煙草をねだるムソン(マ・ドンソク)、病院を抜け出して夜の歓楽街へ繰り出すボンシク(イム・ウォニ)、ところ構わず勝手に激写する少女ハウン(チョン・ミンソ)。
病人とは思えないその振る舞いにあきれるチュンイだったが、奉仕活動を早く終わらせようと彼らのバンド“フェニックス”の面倒をみることに。
ところが腕前は素人、文句ばかりを言うメンバーたちにチュンイは苛立ちを隠せない。
メンバーで作詞することをアンナに提案したチュンイは、ホスピスの職員だと思っていた彼女もまた末期癌患者だと知り驚く。
やがて、彼らの本当の思いを知るにつれ、チュンイの中で変化が現れ始める……。

エイリアン ディレクターズ・カット(アメリカ)

スペース・シップ(宇宙船)ノストロモ号は、船上に工場設備を持ち、そこで生産した工業用品を販売して廻る通商用の巨大なスペース・シャトル(宇宙船)。
乗組員は船長のダラス(トム・スケリット)をはじめ、一等航海士ケイン(ジョン・ハート)、科学者のアッシュ(イアン・ホルム)、技師パーカー(ヤフェット・コットー)、機関長ブレット(ハリー・ディーン・スタントン)の男5人と、二等航海士リプリー(シガーニー・ウィーバー)、操縦士ランパート(ベロニカ・カートライト)の女性2人の総勢7人。
地球に帰る途中、彼らは、他の宇宙船からのSOSを傍受し、救出のために、ある惑星に着陸した。
ケイン、ランバート、ダラスの3人が、信号発信地へ向かうが、やっと見つけた宇宙船は、すでに黒く焼けこげ、人影はなかった。
その宇宙船の底の方を探りに行ったケインは、そこで、床一面に転がっている大きな卵状の物体を見つけた。
その1個をのぞき見たケインは、突然飛びだした小さなッ生物に顔をふさがれてしまった。
ノストロモ号に連れ戻され寝かされたケインの顔の上には、付着した生物が息づいており、無理に剥ぎとろうとするとケインの顔が破壊しかねない程、しっかりおおっていた。
見かねたダラスが、強引に刃を突き刺すと、切り口からは液体が流れ、その強力な酸の影響でベッドも床も溶けてしまった。
が、辛くもアスベスト板(絶縁体)のおかげで事なく済んだ。
しばらくして、彼らがキャビンに戻ってみると生物は姿を消していた。
全員が捜索を始め、船室の隅で乾燥した物体に変身して潜んでいるのを、リプリーが捕獲した。
この危険なッ生物」を船外に棄てるという皆の意見に対して、科学者のアッシュだけは「初めて遭遇した宇宙生物だから研究のために保存すべきだ」と主張し、結局、科学担当の彼に従い、ヘリウム管に保存されることになった。
ノストロモ号は、再び宇宙に飛び立ち、ケインは意識を回復し元気を取り戻した。
しかし、食事中に彼は呻き声をあげて苦しみ出し、胸部から一つの頭が飛び出した。
生物は、彼の体の中で成長し続けていたのである。
ケインは血だらけになって死んだ。
もはや燃料は1週間分しか残っていなかった。
一刻も早く生物を捕まえなくてはならない。
船内の大混乱の中、火焔放射器を持って捕獲に向かった船長のダラスがあえなく首をしめられて死んだ。
リプリーは、いくつかの疑問を感じ、コンピューターに質問した。
「アッシュは生物を保護しているの、か?」。
答えは「イエス」。
しかし、その時、背後には殺意を抱いたアッシュが迫っていた。
必死で抵抗するリプリーは、駆けつけたランバートとパーカーの力で助かり、アッシュは死んだ。
何と彼はロボットで、生物を地球に運ぶ任務にあったのだ。
小型シャトルに生物を追い込み、シャトルごと宇宙の果てに飛ばす作戦に出た4人は、しかし、次々に襲われていき、リプリーと1匹の猫だけが残された。
彼女は猫を連れ、シャトルに乗り込み、ノストロモ号から分離させて、一路地球に向かった。
しかし、安全だと思われたシャトルには、生物が潜んでいた。
リプリーの必死の反撃で、生物はシャトルから落ち、宇宙の彼方へと消えていくのだった。

ナイトロ・サーカス ザ・ムービー3D(アメリカ)

“この映画で観客が目にする僕たちのアクションは、かつてないほど世界的に大規模でクレイジーなものだよ。”と、熱い意気込みを語るトラヴィス・パストラーナ。オートバイはもちろん、パラシュートやマウンテンバイク、モンスタートラックなどを駆使して、彼とクレイジーな仲間たちが、子供の頃からの夢を実現するために危険に挑む。
彼らが常識外れなスタントに挑戦する姿が、大迫力の3D映像で楽しめる。

ザ・ディープ(アイスランド)

1984年にアイスランド沖で実際に起こった海難事故をもとに、過酷な状況から生き延びた人間の苦悩や葛藤を描きだしたドラマ。
84年3月、アイスランド沖から数マイルの洋上へ漁に出ていた漁船が、思わぬアクシデントに見舞われ沈没。
極寒の海に投げ出された漁師たちは次々と意識を失い、海の底へ沈んでいく。
若手漁師のグリはその状況を必死で耐え抜き、夜明けに陸へたどりつく。
九死に一生を得たグリだったが、ただひとりの生存者となった彼に、思わぬ過酷な試練が待ち受けていた。

2013年08月30日

エージェント・ハミルトン ベイルート救出作戦(スウェーデン)

パレスチナで平和主義指導者を暗殺しようとしたテロリストが、スウェーデン情報局・SAPOの手によって射殺される。
テログループの標的にスウェーデンの首相が含まれていたためだ。
その結果、SAPO要員の娘がテロ組織に誘拐される。
代父のハミルトン(ミカエル・バーシュブラント)は単身で敵地へ乗り込むが、その事件の背後には巨大な陰謀が隠されていた……。

ビトレイヤー(アメリカ)

イギリス・ロンドン。
強盗を犯す大物犯罪者ジェイコブ・スターンウッド(マーク・ストロング)を追う捜査官マックス・ルインスキー(ジェームズ・マカヴォイ)だが、銃を携帯せずたった一人で立ち向かうには敵は強大すぎた。
マックスは膝を撃たれ、ジェイコブを捕えることができなかった。
3年後、同僚の捜査官サラ・ホークス(アンドレア・ライズブロー)が心配するほど自信を失っていたマックスのもとに、ある情報が入る。
それは、ジェイコブの息子ルアンが事件に巻き込まれたため、ジェイコブが潜伏していたアイスランドからロンドンへ出てくるというもの。
マックスは再びジェイコブを追い、衝突を繰り返す。
しかしそのうちに二人は政治家も絡むような巨大な陰謀に巻き込まれていることに気付く。
生き残るために、マックスとジェイコブは協力し合い、この陰謀と戦う。

コードネーム:ジャッカル(韓国)

伝説の女性殺し屋ジャッカルことポン・ミンジョン(ソン・ジヒョ)は、依頼を受けて人気歌手チェ・ヒョン(ジェジュン)をホテルで拉致する。
しかし天然なミンジョンはチェ・ヒョンをとんでもない方法で殺害しようとする。
一方、懸賞金1億ウォンがかかった伝説の殺し屋が現れたという情報を得た警察も現場に向かい、事態は思わぬ方向へ動き出す……。

恐怖と欲望(アメリカ)

どこかの国で起こっている戦争。
爆撃を受け敵地の森へ墜落した4人の兵士たちがいた。
空軍の上官コービー中尉(ケニス・ハープ)、ベテランのマック軍曹(フランク・シルヴェラ)、若い新米のシドニー二等兵(ポール・マザースキー)とフレッチャー(スティーヴ・コルト)二等兵。
彼らは森に沿って流れる河を、筏を作り下って脱出することを計画し、その対岸に敵軍のアジトを発見する。
マック軍曹は奇襲をかけることを提案するが、コービー中尉に反対される。
翌日、河で洗濯中の地元の女性(ヴァージニア・リース)に姿を見られた4人は彼女をベルトで木に縛り付け拘束する。
女性の見張をしていたシドニー二等兵は女性に欲情し犯そうとするが、彼女は彼を振り払って逃げ出す。
敵に知らされることを恐れたシドニー二等兵はとっさに腰につけた拳銃を抜き、彼女を射殺してしまうのだった……。

死霊のはらわた(アメリカ)

薬物依存症のミア(ジェーン・レヴィ)のリハビリのため、ミアの兄や友人たち男女5名は山奥の不気味な小屋を訪れ、そこで禁断の“死者の書”を発見。
彼らは「決して開けてはならない」という忠告を破り、邪悪な死霊を甦らせてしまう。
やがて姿なき死霊に憑依され豹変したミアは、うわ言のように恐ろしい言葉をはき続け、見るも無残な姿となって仲間たちに襲い掛かっていく。
閉ざされた山から出ることも助けを呼ぶこともできず、次々と死霊にとりつかれていく若者たち。
果たして彼らに生き残る術はあるのか……。

L.A. ギャング ストーリー(アメリカ)

1949年、ロサンゼルス。
ニューヨークのブルックリン生まれのギャングのボス、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は、ドラッグ、銃器取引、売春など、手段さえあれば何でもするという勢いで街を牛耳り、シカゴから西の広い地域の賭博も仕切っていた。
彼自身が雇っている手下だけでなく、首根っこを押さえられている警察や政治家も意のままに操り、自らを“神”と豪語するコーエン。
そんなコーエンの帝国をぶち壊すために、ジョン・オマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ巡査部長(ライアン・ゴズリング)率いるL.A.市警の“はぐれ者たち”による、たった6人の極秘チームが結成される……。

ロマン・ポランスキー 初めての告白(イギリス)

ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン、ユアン・マクレガー、エイドリアン・ブロディ、ナスターシャ・キンスキー、ハリソン・フォード、カトリーヌ・ドヌーヴ、ミア・ファロー、ジョン・カサヴェテス、ピアース・ブロスナン、ジョニー・デップ……世代や国籍を超越してスターたちをキャスティングし、心理劇、スリラー、フィルム・ノワール、ラブロマンス、オカルトなどジャンルを問わず映画史に傑作の数々を残してきたロマン・ポランスキー。
2009年から2010年にかけてスイスの自宅で軟禁されていた彼に、長年のビジネス・パートナーであるアンドリュー・ブラウンズバーグがロング・インタビューを決行した。
ユダヤ人としての戦争体験、妻との残酷な死別、スキャンダルに翻弄される日々……。
ポランスキーは自身の生い立ちから今に至るまでを、自らの言葉で赤裸々に語っている。
親しい友人であるブラウンズバーグを相手にすべてをさらけ出し、時には涙すら浮かべる姿に、心を奮われずにはいられない。

李藝 最初の朝鮮通信使(韓国)

今からおよそ600年前の室町時代。
朝鮮半島から命懸けの航海を重ね、43年間に40数回も来日した外交官がいた。
その名は李藝(韓国語読み=イ・イェ)。
地方の小役人だった李藝は、世宗(=セジョン)大王の信頼厚い外交官となり、室町幕府・足利将軍に謁見するために京都まで出向く。
しかし彼は8歳の頃、母を倭寇に拉致されるという悲しい過去を持っていた。
少年の心に強く芽生えたであろう憎しみの情を、どのように友愛の情に変えて日朝の友好に人生を賭けたのか……。
韓国人俳優ユン・テヨンが、今日の日本にわずかに残された李藝の軌跡を辿って、釡山から京都へ旅をする。
驚くべきことに、今は寂れた瀬戸内の小さな港町には、朝鮮通信使をもてなした交流の歴史の足跡が、現在もなお大切に残されていた。
同じ頃、駐日韓国大使館が主催する朝鮮通信使の軌跡を辿るSNSリポーターの旅に参加して韓国を訪れた日本の大学生たちは、それまで知らなかった日韓の歴史に触れる。
日本と韓国、数多くの共通点がある一方、避けられない問題も両者の間には横たわる。
新しい世代の若者たちは、それらをどう乗り越えていくのか?旅を通して見えてきたのは、いつの時代も変わらない、目の前の相手と心を通わせたいと願う人々の姿だった……。

2013年08月29日

夢の向こう側 ROAD LESS TRAVELED(台湾)

音楽で成功する夢を叶えるため、アメリカから単身、台湾に渡ってきたジョー(ジミー・ハン)。
レコード会社を紹介してもらう約束だったリー(サモ・ハン)と連絡が取れずに、街を彷徨っていたところ、バンド“SMASH”のメンバーと知り合う。
ちょうどギタリストを探していた彼らはジョーを加えて、ボーカルのマイク(ヴァネス・ウー)、リードギターのイー(ディーン・フジオカ)、ベースのタカ(エリック・トゥー)、ドラムのジェイソン(クリス・ルン)、ギターのジョーで新生“SMASH”がスタート。
数日後、リーと連絡がついたジョーがメンバーとともに会いに行くと、大手レコード会社との契約が決定。
デビューに向けて準備を始めるが、最初のステージもテレビ出演も大失敗。
それでも挫けなかった彼らに、念願のファーストコンサートのチャンスが訪れる。
会場は上海。
これが転機となり、人気、実力ともに注目を集め、名実ともにスターに成長してゆく。
しかし、同時に彼らの生活も一変。
メンバーの絆にも徐々に変化が現れる。
そんなある日、密かにメンバーのための曲を作っていたジョーがマイクに呼び出される。
指示された場所に行くと、酔って交通事故を起こしたマイクの姿が。
隠した車の中では、見知らぬ女性がケガをして意識を失っていた。
口外しないと約束してその場を処理するジョー。
だが翌日、マイクがジョーに食って掛かる。
いつの間にか、マイクが酒を飲んで事故を起こすまでの一部始終が隠し撮りされていたのだ。
それがジョーの仕業と思い込んだマイクと殴り合いのケンカになり、ジョーのギターが壊れてしまう……。
2人の関係が修復されることのないまま、屋外での収録が始まるが、その最中、マイクが突然倒れる。
医師の診断は、“不整脈原性右心室心筋症”。
心臓に問題があり、予断を許さない状態だった。
突然の休止発表に、根も葉もない噂がマスコミを騒がせる……。

マニアック(フランス)

ロサンゼルス。
若い女性を狙い、被害者の頭皮を剥がすという猟奇殺人が夜な夜な発生していた。
両親のマネキン店を継いだマネキンの修復師フランク(イライジャ・ウッド)は、淫乱で残忍な母親のトラウマから、生身の女性を愛することができなくなっていた。
自分が修復したマネキンに囲まれているときにだけ心の平安を感じる彼は、やがて夜の街で女性を殺害し、毛髪ごと剥いだ頭皮をマネキンの頭にかぶせるという凶行に及ぶようになっていた。
ある日、美しいブロンドの女性カメラマン、アンナ(ノア・アルネゼデール)がフランクの前に現れ、個展に出品する作品のモチーフとしてマネキンを使いたいと頼む。
フランクにとって自分の仕事の芸術性を理解する女性との出会いは初めてで、彼女の創作に協力しながら、次第に想いを募らせていく。
あくまで友人としてフランクと接するアンナに対し、一方的に彼女との愛の生活を妄想するフランク。
彼女の前では心優しい青年を演じるフランクの邪悪な欲望は、爆発寸前だった。
アンナの個展のオープニング・パーティに出席したフランクは、彼女の周りに集まる醜い業界人たちから気味悪そうな視線を浴び、心のバランスを失っていく。
狂気に堕ちたフランクは、夜の街へ出る。
そして、想像を絶する惨劇が始まる……。

殺人の告白(韓国)

世間を騒がした連続殺人事件から15年後、イ・ドゥソク(パク・シフ)という男が自ら犯人だと名乗り出る。
しかし時効成立のため法的に無罪となり、彼は自分の犯した殺人事件について詳細に記した本を出版する。
その衝撃的な内容と俳優のように美しいルックスが相まって、一躍人気者となったイ・ドゥソク。
だが犯人を探し続けてきた刑事や、恨みを抱く遺族たちが黙って見ているはずもなかった。
本の中に最後の未解決失踪事件の真相が書かれていないことに気付いた刑事チェ・ヒョング(チョン・ジェヨン)は、ドゥソクに向かって「詐欺罪で逮捕されるだろう」と言い放つ。
そんな中、自分こそが真犯人だと主張するJと名乗る男が現れる……。

共謀者(韓国)

韓国の仁川(=インチョン)発中国の威海(=ウェイハイ)行きの旅客船。
足の不自由なチェヒ(チョン・ジユン)と、彼女を深く愛し、献身的に支える夫のサンホ(チェ・ダニエル)は、幸せそのものの新婚夫婦だった。
楽しみにしていた中国への船旅を満喫する2人。
しかし、サンホが夜食を買って部屋に戻ると、チェヒが忽然と姿を消していた。
船内を探し回るが、妻の姿も荷物もどこにも見当たらない。
乗客名簿からも彼女の名が消えていた。
車椅子に乗るチェヒが何者かにさらわれたのだ。
何者かによる完璧な犯罪計画に巻き込まれてゆく2人。
一方、臓器売買の闇組織から足を洗ったヨンギュ(イム・チャンジョン)。
彼は、かつての仲間から断ることのできない依頼を受ける。
密売人ドンベ(シン・スンファン)、外科医ギョンジェ(オ・ダルス)、部下のジュンシク(チョ・ダルファン)とデウン(イ・ヨンフン)の4人は、ヨンギュの指示のもと、同じ客船に乗り込んで準備を進めていた。
作業は誰にも気づかれないまま、深夜の船内で進む。
だが次の瞬間、ヨンギュは愕然とする。
手術台に乗せられて眠るターゲットは恩人の妹、チェヒだったのだ。
動揺するヨンギュ。
到着までの時間が限られる中、ヨンギュの選択は……?そして、妻の消息を必死で追うサンホとチェヒの運命は……?

2013年08月28日

ある会社員(韓国)

表向きは普通の金属貿易会社を装いながら、日々取引されている業務は“殺人”という契約殺人が専門の会社に勤めているヒョンド(ソ・ジソブ)。
社内でトップのヒットマンである彼は、社に忠実な社員でもあった。
ある日、ヒョンドは新人のフン(キム・ドンジュン)と共に仕事を遂行するが、会社からフンの殺害も指令されていた。
死を迎える前に、フンは貯金していた全財産を家族に渡してくれとヒョンドに依頼。
躊躇しつつも重い腰を上げてフンの実家を訪れたヒョンドは、フンの母親ミヨン(イ・ミヨン)に会うが、彼女はヒョンドが思春期の頃に憧れていたシンガーであった。
シングルマザーのミヨンは、今は裁縫師として工場で働いていた。
それ以来、ヒョンドは普通の生活を送ることを夢見るようになっていく。
そんなある日、ヒョンドが社の命令に背き、フンを殺していないことがバレてしまう。
ミヨンとともに新しい人生の第一歩を踏み出そうとしていたヒョンドであったが、同僚の殺し屋たちが彼の命を狙っていた……。

ローズマリーの赤ちゃん(アメリカ)

ニューヨーク・マンハッタンの古いアパートに引っ越してきた俳優志望の夫ガイと妻ローズマリー。
隣室にはお節介なほど世話焼きな老夫婦が住み、アパートにまつわる不吉な噂も絶えなかったが、ガイとローズマリーは特に気にすることもなく、新しい生活を始める。
しかし、やがて妊娠したローズマリーが悪夢にうなされるようになり……。

パパの木(フランス)

オーストラリアの大自然の中、庭に大きなイチジクの木が立つ家で、ドーン(シャルロット・ゲンズブール)とピーターと4人の子どもたちが幸せに暮らしていた。
ある日、ジョージ(マートン・ソーカス)は長期の仕事からの帰りに心臓発作で急死し、運転していた車は庭の大木にぶつかって止まった。
夫を失ったドーンは、ショックで日常生活もままならない。
高校生の長男は、父の役目を果たそうとアルバイトを始め、8歳の娘シモーン(モルガナ・デイビス)は死の意味を理解できず、パパが庭の木にいると思いおしゃべりを始める。
シモーンはなかなか立ち直れない母親を元気づけようと、木にパパがいるという秘密を教えてあげる。
初めは真に受けないドーンだったが、木に導かれるように話しかけると、次第に心の落ち着きを取り戻していく。
ようやく動き出したドーンは、今まで働いたこともなかったのに、自分で働き口を見つけてくる。
さらに、その雇い主の男性と親密になり、明るさを取り戻していく。
その一方で、庭の木が急に成長し出したかのように、家を包み込むほどに根や枝を張り巡らす。
そして太い枝が折れて、ドーンの寝室を壊してしまう。
それはもはや木ではなく、夫の執念とも取れた。
まだ父親の死を理解できないシモーンは、ドーンが雇い主と仲良くするのが気に入らず、木の上で生活を始める。
それぞれが少しずつ動き出した家族たちに、父親の死の1年後、事件が起こる……。

バレット(アメリカ)

海兵隊員から闇の世界に身を落とし、殺し屋を生業としてきたジミー・ボノモ(シルヴェスター・スタローン)。
逮捕されること26回、有罪となること2回。
力を頼りに生きてきた彼が唯一心を許していた相棒の復讐をするために、まだ若く頑なに己の正義を貫く刑事のテイラー(サン・カン)とタッグを組むことにする。
殺し屋と刑事という異色な組み合わせの前に、警察やマフィアといった街のありとあらゆる組織が立ちはだかり、さらには怪物的な凶暴性を持つヒットマン、キーガン(ジェイソン・モモア)が待ち構えていた……。

2013年08月27日

イノセント・ガーデン(アメリカ)

繊細で研ぎ澄まされた感覚を持つインディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)は、外部と遮断された大きな屋敷で暮らしている。
だが18歳の誕生日、謎めいた鍵が届き、唯一の理解者だった大好きな父を交通事故で亡くしてしまう。
美しい母(ニコール・キッドマン)とは何ひとつ分かり合えないまま、その母と参列した父の葬儀に、長年行方不明になっていた叔父のチャーリー(マシュー・グード)が突然姿を現す。
その日からインディアはチャーリーと一緒に暮らすことになるが、彼女の周りで次々と人々が姿を消していく奇妙な事件が起こり始める……。

グランド・マスター(香港)

1936年、中国。
北の八卦掌の宗師《グランド・マスター》、ゴン・パオセンは引退を決意、跡継ぎに一番弟子のマーサン(マックス・チャン)を指名する。
パオセンは南の佛山で引退試合を開き、自分に勝った“真のグランド・マスター”に、自分がやり残した南北統一の使命を任せようとするが、野望を抱くマーサンは南の各流派を潰しにかかり、怒ったパオセンに佛山から追い払われる。
パオセンの娘で、奥義六十四手をただ一人受け継ぐゴン・ルオメイ(チャン・ツィイー)も、父の反対を押して名乗りを上げ試合に勝つことしか頭になかった。
一方、南の武術界からは詠春拳の宗師・イップ・マン(トニー・レオン)が送りこまれる。
7歳で詠春拳の門下に入った彼は三代目宗師を引き継ぎ、妻と二人の子供と共に満ち足りた暮らしを送っていた。
闘いの舞台は、佛山で最も有名な娼館“金楼”。
イップ・マンはまずここで働く様々な流派の武術家たちと闘うことになる。
八掛掌、形意拳、洪家拳の使い手である武術家たちを倒したイップ・マンに、パオセンは「あなたに後を託そう」と高らかに宣言。
だがルオメイは父に黙ってイップ・マンを金楼に呼び出し、奥義六十四手を見事に決めて勝利する。
しかしその時、同じ高みを目指す二人の間に何かが芽生える。
雪に包まれた地から手紙を送るルオメイの胸には、熾烈な闘いで交わした視線と重なる呼吸が甘く切なく甦るのだった。
1937年、日中戦争勃発。
1938年10月には日本軍が佛山に侵攻、イップ・マン邸は憲兵隊に奪われる。
日本軍への協力を拒否したイップ・マンは貧窮に苦しみ、さらには幼い娘の餓死という最大の悲劇が彼を襲う。
一方、ルオメイは列車の中で、日本軍に追われる八極拳の宗師・カミソリ(チャン・チェン)を助ける。
彼は中国国民党の特務機関に属し、暗殺者として恐れられる男だった。
そんな中、マーサンは日本側につき、1940年に満洲国奉天の協和会長に就任。
マーサンの人格を問題視するパオセンは、跡継ぎを破棄、逆上したマーサンは師匠を殺害する。
ルオメイは秘めていたイップ・マンへの想いを封印し、ただひたすら復讐に向かって技を磨くのだった……。
1950年、香港。
宗師たちはそれぞれの事情でこの街に流れてきていた。
イップ・マンは武術を教え、多くの弟子たちから慕われている。
カミソリは、激烈な闘いを制して組織から脱退、その後八極拳を弟子に伝えた。
そんなある日、診療所を開くルオメイを訪ねたイップ・マンは、10年前の大晦日の復讐劇を知る……。

オブリビオン(アメリカ)

2077年、エイリアンの攻撃を受けて地球は壊滅する。
人類は他の惑星へ移住するが、ジャック(トム・クルーズ)は高度1,000mの上空から地球を監視するため、たった1人で地球に残っていた。
ある日ジャックは、墜落した宇宙船で美女ジュリア(オルガ・キュリレンコ)が眠っているのを見つける。
彼女は目を覚ますと、会ったこともないジャックの名前を口にする。
ジャックは断片的な記憶をたどるが、誰もいないはずの地球で、謎の男ビーチ(モーガン・フリーマン)によって拘束される。
ジュリアとビーチによって、ジャックと地球の運命が動き始める……。

私のオオカミ少年(韓国)

地方の村に引っ越してきて早々、闇の中に身を隠すように潜んでいた謎の少年(ソン・ジュンギ)と出会う少女スニ(パク・ボヨン)。
少年を家族の一員として受け入れたスニは、彼を“チョルス”と名付け、生活を共にするようになる。
言葉を話さず、まるでオオカミのような目つきで人間離れした行動を見せるチョルスに、スニは食事の仕方や服の着方、文字の読み書きなど、世の中で生きて行く方法を一つずつ教えてゆく。
生まれて初めて自分に手を差し伸べてくれた彼女に、切ない感情を芽生えさせてゆくチョルス。
だが、やがて隠された彼の秘密が明らかになると、周囲から問題視されるようになり……。

ポゼッション(アメリカ)

3ヵ月前に妻と離婚した中年男クライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、週末ごとに2人の愛娘と一緒に過ごす生活を送っていた。
だがある時、まだ幼い次女エミリー(ナターシャ・カリス)の身に起きた異変に目を疑う。
ふと立ち寄ったガレージセールで手に入れたアンティークな木箱に異常な執着を示し、凶暴な振る舞いすら見せるようになったのだ。
その後もエミリーの奇行はエスカレートしてゆく一方。
天真爛漫だった娘の変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと、独自の調査を開始する。
しかしその時、すでにエミリーの小さな体にはこの世のものではない邪悪な何かが巣食い、棲みついていたのだ……。

ドリフト(オーストラリア)

1970年代のオーストラリア。
子どもの頃から波に親しんできたアンディ(マイルズ・ポラード)とジミー(ゼイヴィア・サミュエル)の兄弟は、母親とともに海辺の小さな町で慎ましく暮らしていた。
ある日、町に流れてきた旅暮らしのカメラマンJB(サム・ワーシントン)に出会い、その生き方に大いに触発された兄弟は、仕事を辞めて夢に向かって生きることを決意。
サーフショップを立ち上げる。
何とかビジネスが軌道に乗ったかに見えた矢先、2人にトラブルが襲いかかる。
次々と襲い来る問題に立ち向かううちに、兄弟、そして家族の絆が揺らぎ出す。
彼らは、迫り来る人生の荒波をどう乗り越えるのか……?

2013年08月26日

セレステ∞ジェシー(アメリカ)

学生時代に出会い恋に落ち、結婚したセレステ(ラシダ・ジョーンズ)とジェシー(アンディ・サムバーグ)。
音楽や食べ物、テンポなどいろんな面で気の合う二人は、いつも一緒にいた。
時は流れて、セレステはメディア・コンサルティング会社の経営に勤しみ多忙な日々を過ごす一方、ジェシーはアーティストとしてなかなか売れないながらもマイペースに暮らしていた。
セレステは二人が永遠に親友でいられるように、30歳になったら離婚することを提案する。
そのために二人は別居するが、家はすぐ隣りで毎日のように一緒に過ごし、親友としての関係を楽しむ。
しかしあるきっかけでジェシーと会えなくなり、ジェシーと一緒にいることが当たり前だったセレステは、彼が彼女にとってかけがえのない存在であることに気付くが……。

三姉妹 雲南の子(香港)

びゅうびゅうと風が鳴る。
標高3,200メートルの雲南地方の村に、3人だけで暮らす幼い姉妹がいた。
長女、英英(=インイン)10歳。
次女、珍珍(=チェンチェン)6歳。
三女、粉粉(=フェンフェン)4歳。
幼い三姉妹は、3人だけで簡素な家に暮らしている。
母はだいぶ前に家を出て、父は町に出稼ぎに行っているからだ。
近くに伯母さん家族やおじいさんがいるので、時々、仕事を手伝う代わりに食事を分けてもらい、長女のインインが妹たちの面倒を見て、家畜の世話や畑仕事をしながら暮らしている。
お腹が空いたらジャガイモを食べる。
チェンチェンの長靴は穴が開き、足が濡れて縮こまる。
せっせとシラミ退治をする。
ある日、父親が町から戻ってくると3人に笑顔が広がる。
父さんが町に行ってから何年も体を洗ってないんだよ、とフェンフェンは無邪気に自慢。
娘たちのために嫁さんを貰わなくてはと相談する、おじいさんと父親。
父親は子どもたちを町に連れて行くことにするが、経済的な問題からインインだけ村に残す。
町では子ども3人分の食費はとても稼げないからだ。
チェンチェンとフェンフェンは父に連れられ、バスで町へ向かった。
新しい靴を買ってもらって1人残ったインインは、近所に住む友だちの永高(=ヨンガオ)と馬糞拾い。
おじいさんはインインに“娘は勉強よりも家の仕事が大事だ”と話す。
大伯父さんの家で開かれた収穫を祝う宴では、ブタを1頭つぶして豪勢なごちそう。
やがて、町の出稼ぎに見切りをつけた父親が、妹2人に加え、子守りの女性とその娘を連れて戻ってくる。
一家は大人2人、子ども4人の大家族になった。
子守りの女性は、いたずらっ子のチェンチェンに邪険な態度。
父が畑仕事に行くと、女性と子どもは川で洗濯。
“世界で一番ステキなのは、私のママ……。
”繰り返し歌うチェンチェン。
びゅうびゅうと風が鳴る。
風に吹き飛ばされないよう、姉妹3人は地面を踏みしめて歩く。

劇場版 水滸伝(中国)

四代皇帝・仁宗が治める北宋の時代。
道教の本山・竜虎山を訪れた洪大尉は、太古の昔、妖魔を封じたとされる“伏魔殿”の封印を猜疑心から解き放ってしまう。
伏魔殿から噴き出した108つの魔星は、やがて四方の彼方へ飛び散っていく。
時は流れ、八代皇帝・徽宗が治めるころになると、朝廷は腐敗を極め、民は奸臣の横行に苦しめられていた。
あるとき、地方の役人・宋江(チャン・ハンユー)は、道士・公孫勝(ジン・ガンシャン)から伏魔殿から放たれた魔星の話を聞かされる。
様々な事情で世間からはじき出された108人の好漢たちは大小の戦いを経て、自然の要塞“梁山泊”に集まり、国を救うため戦いに挑む。

アンチヴァイラル(アメリカ)

病気を患ったセレブからウイルスを譲り受け、高額でファンに注射する業務で業績を伸ばしているルーカス・クリニック。
エドワード(ダグラス・スミス)は、美貌のセレブ、ハンナ・ガイスト(サラ・ガドン)のウイルスを求めてやってきた。
顧客への注射を担当する若手技師シド・マーチ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は新しいウイルスが入荷すると自分に注射してクリニックの外に持ち出し、ブローカーのアービッドが闇マーケットに売り飛ばすという副業に手を染めている。
クリニックからウイルス改造用の特殊端末器“レディフェイス”も盗み出し、もう後戻りできない。
ある日、クリニック社長ドリアン(ニコラス・キャンベル)から、新たな病気にかかったハンナのウイルス採取を命じられたシドは、秘かに想いを寄せる彼女から採取した血液を自分の腕に注入する。
するとシドは幻覚症状に襲われ、自宅で意識を失う。
気がつくと、テレビでハンナが死亡したことを報じていた。
シドはウイルスを分析するためにレディフェイスの部品の調達を試みるが、アービッドらに裏切られ、血液と細胞のサンプルを採取されてしまう。
やがてシドは不審な黒服2人組によって郊外の一軒家へ連れて行かれ、ハンナのマネージャーのデヴ(シーラ・マッカーシー)と主治医アベンドロス(マルコム・マクダウェル)から、彼女がまだ生きていることを知らされる。
ハンナは何者かによって未知のウイルスに感染させられ、ここに匿われているのだ。
犯人探しへの協力を要請されたシドは、同僚の技師デレクがハンナのウイルスを盗み、ミラ(ウェンディ・クルーソン)率いるテッサー社がその背後にいることを突き止める。
シドは自宅から連れ出され、ハンナの巨大なポートレートが飾られた不気味な密室で目を覚ます。
どこからか聞こえる声は、ハンナの死を嘆くファンの心を癒すため、彼女と同じウイルスに感染したシドの死に至るまでの一部始終を録画すると告げる。
やがて衰弱したシドは、最後の賭けに打って出る……。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命(アメリカ)

移動遊園地で命懸けのバイクショーを行い、その日暮らしの生活を送る天才ライダー、ルーク(ライアン・ゴズリング)。
巡業先で、偶然かつての恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)と出会った彼は、それまでの生活を抜け出し、彼女の住むニューヨーク州スケネクタディにやってくる。
ロミーナが密かに自分の子を生んでいたことを知ったルークは、2人を養うため、彼のバイクテクニックに目を付けた修理工の誘いに乗り、銀行強盗を行う。
計画は無事に成功し、大金を手にするルーク。
その後も強盗を繰り返していた彼は、ある時、ミスを犯して警察の追跡を受ける。
立身出世に野心を燃やす新米警官のエイヴリー(ブラッドリー・クーパー)はその追跡に加わり、ルークを追い詰めたものの、直接対峙した時に重大なミスを犯してしまう。
誰にも打ち明けられず、自分の過ちを深く恥じ入るが、皮肉にも、彼はこの一件で周囲から高い評価を受けることに。
複雑な思いを抱えたまま出世してゆくエイヴリー。
それから15年。
親同士の過ちが、子どもたちに報いを及ぼすことになる。
高校生になったルークの息子ジェイソン(デイン・デハーン)とエイヴリーの息子AJ(エモリー・コーエン)は、何も知らないまま同じ学校に入学。
同級生として親しくなるが、やがて父親のルークとエイヴリーの間に横たわる因果を知ったジェイソンは、湧き上がる復讐心を押さえられなくなってゆく。
葛藤の末、ジェイソンが取った行動とは……。

スマイリー(アメリカ)

親元を離れて大学に通い始めたアシェリー(ケイトリン・ジェラード)は、インターネットのチャット上で、あるワードを3 回タイプすると呼び出すことができるという、おぞましい肉仮面の殺人鬼“スマイリー”の都市伝説を知る。
アシュリーが同居しているポロシーとともに、その伝説を確かめようとしたところ、チャット相手の男性の元に“スマイリー”が現れて、彼を惨殺する現場を目撃してしまう。
人の皮膚を繋ぎ合わせたのか、その顔に鼻はなく、目は縫い付けられ、口は大きく裂けている。
見る者の魂を抉るような不気味な表情は、一度見たら忘れられないものだった。
さらに、彼女たちと同じように伝説を確かめるために“スマイリー”を呼び出したクラスメイトのゼイン(アンドリュー・ジェームズ・アレン)が姿を消す。
やがてアシェリーは、想像を絶する恐ろしい真実に直面することになる……。